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日本の宿ひだ高山 倭乃里

日本の宿ひだ高山 倭乃里
〒509-3505 岐阜県高山市一之宮町1682
TEL: 0577-53-2321
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
3.8 に投稿 獲得票数:8 投稿者: 海うさぎ認証済
2018年6月頃に家族旅行で滞在 この口コミに投票する
手つかずの森の中に佇む飛騨高山の秘湯

6月の土日に大人2名・添い寝食事無しの幼児1名で1泊で伺いました。予約サイトを通して計¥65000(税サ込)でした。モニタープランということで、本館の和室の宿泊料金と同額で離れへ宿泊できるという大変お得なプランでした。4部屋ある離れの客室は事前指定できず、お部屋お任せの内容でしたが、HPを見るとどの部屋も素敵だったので訪問を楽しみにしていました。

当日は自家用車で向かいました。電車の場合は、JR高山駅から送迎をして頂けるようです。飛騨高山の市街から車で20分程の場所にこちらのお宿はあります。周囲は手つかずの大自然に囲まれ、川の流れる音と鳥のさえずりしか聞こえないまさに秘湯と呼べる場所です。

宿の入口からチェックインを行う建物までは少し距離があります。その間のアプローチも森の中の小道といった風情です。非日常にいざなわれている感じがしました。チェックインは築160年の豪農を移築したという古民家で行います。中央に囲炉裏がすえられ、しんとした中に囲炉裏の火がはぜる音が聞こえとても風情がありました。その囲炉裏端でお茶と柏餅を頂きながら、記帳を行いました。同時に食事の時間決めと館内の説明を聞きました。こちらの囲炉裏がある建物が本館となり、大浴場や食事会場の他客室が4室あります。離れの客室からは、本館に行く際は外の通路を通らなければいけません。何度も温泉に入りたい方や、足腰に不安がある方は本館の客室を指定されるのがよいと思います。

今回案内された客室は離れの『天領』という客室でした。こちらの部屋は、当宿で唯一和室と洋室の両方がある部屋ということでした。玄関入ってすぐの洋室は、大正モダンを彷彿とさせるデザインでした。深紅の絨毯にアンティークのシャンデリアが吊られテーブル等の調度品もクラシックなものでした。こんなにも山奥の宿でこのようなモダンなインテリアの客室が用意されているとは、驚きました。伝統工芸の春慶塗りが施された飛騨の木材と、大正モダンな内装がよくあっていて館主のセンスの良さを感じました。しかし、雰囲気をそこねない為なのか照明が全体的に暗めでした。読書やパソコン使用には支障がありました。手元用のライトなどがあれば良かったと思います。また、建具の建付けが悪い箇所がいくつもあり、扉の開閉に一苦労しました。洋室の隣には12帖の和室があります。床の間脇の床柱に白檀の匂い袋がさりげなくかけられていたりと、こだわりを感じられました。また、こちらの客室は広大なテラスも備えています。洋室側にテラスへの出入り口があります。こちらのテラスに出てみると、川の流れる音と鳥や虫の声しか聞こえず大変癒されました。客室の檜の内風呂は温泉ではなく沸かし湯ですが、檜の香りが良く落ち着きました。バスアメニティは、スティーブンノルのものでした。あまり他では見かけないものの個人的には好きなブランドなので嬉しかったです。

場所柄仕方のないことですが、客室内でも共用部でも多くの虫を目にしました。苦手な方は季節を考慮されるとよいと思います。また、宿のすぐそばを宮川という川が流れています。夜は周囲の音が無い分川音がかなり大きく聞こえます。宿泊した翌朝に、宿の方何人もに川の音は大丈夫だったかと聞かれました。私たちは気にならなかったものの、川音で眠れない方もいるそうです。就寝時気になる可能性がある場合は、耳栓等の用意をおすすめします。

食事は朝夕共に本館の個室食事処を案内頂きました。かつて農家の使用人部屋として使われていたという、囲炉裏のある土間が見下ろせる位置の屋根裏部屋です。部屋にある小窓から階下の囲炉裏が見えてとても風情がありました。食事は地のものと旬のものがメインに使われた懐石料理です。派手さはないものの丁寧に作られていることがうかがえる品々でした。岩魚の刺身は初めて食べましたが、川魚特有の臭みがまったくなく新鮮さを感じました。朝食場所は夕食とは別の個室に案内頂きました。昨夜同様屋根裏部屋です。朝食もご飯に合うおかずがたくさん並びます。飛騨牛の朴葉味噌炙りは朝からご飯がすすみました。朝夕ともに釜焚きのご飯のおいしさが印象的でした。

大浴場は本館の地下にあります。檜風呂と岩風呂があり、朝に男女入れ替えとなります。檜風呂は宿泊客数に対して浴槽は大きめで、カランの数も十分でした。源泉温度が低いことから加温されています。岩風呂は温泉と水風呂があります。こちらの水風呂のほうが源泉となっています。檜風呂に対して小さめで数人も入ればいっぱいになってしまうサイズでした。しかし、そもそもの宿泊人数が少ないのでほぼ貸し切り状態で入ることができました。

立地が山奥なので辿り着くことは大変ですが、それでも来る甲斐のあった宿でした。手つかずの自然の中で飛騨高山の古民家に滞在できる宿は、他ではなかなかないと思います。山深い自然の中で地のものを使った美味しい料理に舌鼓をうち、温泉に癒されるには最適の宿です。

接客対応

従業員の人数は少ないものの大変親切に対応頂きました。

清潔感

目につくところはどこも綺麗に清掃が行き届いていました。

客室

飛騨の木材を使用し、伝統工芸の春慶塗りが施された室内はそれだけで一見の価値があります。

食事

地のものと旬のもので構成され目にも楽しいものでした。

コスパ

客室・食事・サービスどれをとってもコストパフォーマンスには非常に優れていると感じました。

立地

山奥の秘境と呼ぶに相応しい立地です。非日常感を味わいたい場合はおすすめです。

温泉・スパ

2種類の浴場があり、翌朝に男女入れ替えとなります。源泉温度が低いので加温されています。

備考・アドバイス

●長野自動車道の松本ICを降りてから約1時間半下道となります。場所によってはヘアピンカーブの急な山道となります。運転に不慣れな方は注意が必要です。

●駐車場は入口から100m程坂をのぼった場所にある為、荷物が多い場合は先に荷物を降ろしてから車を停めにいくことをおすすめします。

●囲炉裏近辺のみフリーwifiが使用できました。

●場所柄虫が大量に発生します。苦手な方は虫よけグッズを持参ください。客室には用意がありませんでした。