ユーザーIDまたはメールアドレス パスワード
パスワードを忘れた場合はこちら

ホテル・旅館の価格比較・格安予約

下呂温泉 離れの宿 月のあかり

〒509-2207 岐阜県下呂市湯之島758-15
下呂温泉 離れの宿 月のあかり
〒509-2207 岐阜県下呂市湯之島758-15
TEL: 0576-24-1005
通報する口コミのタイトル
違反内容
違反内容の詳細
宿らん調査員を大募集
10万円 現金ゲット!

口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
3.5 に投稿 獲得票数:6 投稿者: izaiza認証済
2018年12月頃に家族旅行で滞在 この口コミに投票する
全室離れの広い客室と客室専用の露天風呂と足湯が魅力の温泉宿

「月のあかり」は、日本三名泉の一つ、下呂温泉にある高級温泉旅館です。「下呂ロイヤルホテル雅亭」の姉妹館として2007年にオープンしました。周辺は、そぞろ歩きを楽しむ浴衣姿の観光客が多く見られ、温泉街らしい雰囲気のある立地です。下呂温泉では、40を超える温泉宿が林立する中、数少ない高級旅館の一つです。

12月下旬の平日に、大人2名、幼児1名で宿泊しました。客室はスーペリアタイプ、一泊二日夕朝食付きの標準プランで、料金は税込で大人1名41,000円、子供は無料(食事・寝具なし)でした。初めての下呂温泉で、客室に温泉風呂のある宿を探していたところ、幸いにもこちらの宿に空きがあり、今回の訪問に至りました。

宿へのアクセスは、JR高山本線の下呂駅から無料の送迎サービス(定時便)があります。徒歩でも7~8分程です。今回は、特急列車の到着に合わせて送迎サービスを利用しました。「月のあかり」には専用の玄関はなく、姉妹館「ホテル雅亭」のロビーを経由して中に入ります。

宿に到着すると、特に出迎えや館内への案内はなく、自力で荷物を持ち上げて玄関の階段を上りました。チェックインの手続きは、雅亭のロビーで行います。フロントで立ったまま、宿帳への記入を行いました。異なるホテルのロビーとはいえ、待機中はフロントから大きな声の私語が聞こえてきて、これには違和感を覚えました。

チェックイン手続きが終わると、担当スタッフの方が「月のあかり」に案内してくれました。雅亭のクラシックなロビーとは異なり、専用通路に一歩足を踏み入れるとそこからは別世界で、トンネル風の斬新な内装や月やうさぎをモチーフとした装飾品に目を奪われました。専用通路を抜け、エレベーターで8階まで上ると「月のあかり」のラウンジに到着します。ラウンジは、温泉街の雑踏が嘘のように静かで、古民家の木のぬくもりが感じられる、純和風の落ち着いた雰囲気がありました。ここで一息ついて、囲炉裏の前でご当地の和菓子と抹茶をいただき、大人は男女とも色浴衣と足袋を選びました。担当スタッフの方は、細部まで行き届いた接客ではなかったのですが、さばさばとした応対が逆に適度な距離感で好感を持ちました。

客室は全室離れで、スタンダードタイプが5室、スーペリア、メゾネット、デラックスの各タイプが1室ずつあります。今回宿泊した客室は、117平米の広さを有するスーペリアタイプでした。

客室に入ると、フローリングの洋室があり、まずその広さと開放感に驚きました。一面に広がったガラス窓、4~5メートルはありそうな天井、入口に鎮座する太い木の柱など、離れの客室ならではの造りは圧倒的なもので、ただ我を忘れて見入るばかりでした。ガラス窓の向こうには、露天風呂と足湯用のデッキチェアがあり、好きなときにいつでも入浴できる環境が整っていました。ベッドは、セミダブルサイズが二台隙間なく並べてあり、いわゆるハリウッドツインの設えになっていました。一方、和室は畳敷きで、座卓、座椅子、脇息が一通りそろっていて、畳の上でほっとくつろげる空間が作られていました。洋室のベッドとは別に、和室に布団を敷いてもらうこともできるようです。しばらくくつろいでいると、若女将が直々にご挨拶に来られました。

室内には、お茶請けとして地元のお菓子や漬物が用意されていました。冷蔵庫の中の飲料はすべて有料でしたが、別途、冷水ポットが用意されていました。暖房器具は、エアコンが洋室に3台、和室に1台、FF式ファンヒーターが洋室に1台と十分な装備で、広い部屋でもよくあたたまっていました。洗面台は、鏡が大きく、一人で使用するには十分なスペースがあり、使い勝手の良さを感じました。トイレは、一畳強のゆったりとした広さがあり、自動洗浄機能まで備わった最新式でした。

温泉は、分析書によると、アルカリ性単純温泉で、循環・加温を行っているとのことです。客室のお風呂以外では、共同の露天風呂があり、夜は有料の貸切風呂、朝は男女別の浴場になります。客室より広く洗い場もありますが、塀や屋根に囲まれて閉塞感があり、あまりおすすめしません。また、雅亭の大浴場も利用可能で、展望風呂や壺風呂など多彩なお風呂を楽しめますが、何分、客室からは2つのエレベーターを経由するなど、ゆっくり歩いて10分近くかかるため、移動が少し大変です。いずれの共同浴場も、備え付けのタオルはないため、客室から持参します。

客室には、内風呂、露天風呂、足湯があり、いずれも温泉でした。温度調節が必要な場合は、フロントに連絡すればいつでも対応してもらえます。当初は41.5度の設定でしたが、子供には少し熱かったため、40.5度に下げてもらいました。露天風呂は、冬の冷たい外気が心地よく、少しぬるめのお湯は長湯に最適でした。足湯は少し熱めの適温で、浴衣を着たまま浸かれるので何度も利用しました。下呂温泉特有のなめらかでとろみのあるお湯は気持ちよく、湯上がり後は肌がすべすべして美肌効果を感じました。

食事は、夕朝食いずれも、料亭「酔月」の同じ個室にて用意されます。夕食の際は、スタッフの方が客室まで迎えに来てくれました。

夕食の会席は、飛騨の食材だけでなく旬の魚介も使った意外性のあるお料理が並びました。飛騨に来たら食べたいと思っていた朴葉味噌や飛騨牛など郷土料理が充実しており、特に、ニジマスの朴葉味噌は初の経験で、ユニークな味わいを楽しみました。飛騨牛もたびたび登場し、A5ランクのすき煮鍋はもちろんのこと、前菜のハムも上質の旨味と食感を堪能しました。前菜は、この他にも、蟹みそ和え、白子の豆腐、あんこうのあん肝のせなど、お酒のお供にぴったりの珍味が勢ぞろいでした。ただ、配膳のペースがとても速く、夕食にかかった時間はわずか1時間強でした。そのせいか、普段は決して食べられない量ではなかったのですが、最終的にはご飯やデザートを残してしまいました。

客室に戻ると、夜食にパイナップルが用意されていました。これは嬉しい心遣いで、甘味たっぷりの果肉がとても美味しく、デザートを食べきれなかった後悔の念を払拭してくれるものでした。冷水ポットも補充されていました。

朝食は、味噌汁の代わりに猪の味噌鍋が用意されるなど、夕食の献立でもおかしくないほどの豪華な品々がありました。炊き合わせやきんぴらは、野菜の鮮度が高く、程よい歯ごたえとやさしい味付けで素材そのものの美味しさを堪能しました。鰤やいくらなどの魚介も夕食同様に新鮮でした。子供は、夕朝食いずれもご飯をサービスしていただきました。

翌朝はチェックアウトタイムぎりぎりまで滞在し、送迎バスは利用せず、温泉街を散策しながら駅に向かいました。最後は、玄関先で、若女将自ら荷物を運んでくださり、気持ちよく宿をあとにしました。

離れの広々とした客室は贅沢この上ないもので、心行くまで滞在を満喫しました。ただ、接客の質は、人によりまちまちで、客室のグレードに見合わない印象を受けました。今後改善されることを期待して、機会があればまた是非伺いたいと思っています。

接客対応

人により接客の質がまちまちでした。担当スタッフの方は適度に距離を保った接客で好印象でしたが、夕食の配膳のスピードは再考の必要があると思います。

清潔感

117平米の広い客室にもかかわらず、普段は目の届かないところまで清掃が行き届いていて驚きました。経年を感じる部分もほとんどなく、清潔感に溢れていました。

客室

117平米の広さを擁する客室は開放感があり、屋外のテラスには露天風呂と足湯を備えるなど設備も充実しており、贅沢この上ないものでした。

食事

飛騨牛や朴葉を使った飛騨の郷土料理、旬の魚介を使った独創性のあるお料理が並び、食材の鮮度もよく、量・質ともに大変充実した内容でした。

コスパ

客室のハード面は宿泊料金に見合う内容だと思いますが、接客・サービスのソフト面は人によって差が激しく、もったいない印象を受けました。

立地

下呂温泉の中心に位置し、温泉街を散策するには理想的な立地です。駅まで徒歩圏内で、コンビニも近く、利便性も申し分ありません。

温泉・スパ

客室には、温泉の内風呂、露天風呂、足湯が備わっており、滞在中は何度も温泉に浸かって、なめらかでとろみのある下呂の名泉を満喫しました。

備考・アドバイス

チェックインは15時、チェックアウトは10時半です。下呂駅からの送迎サービスは列車の到着に合わせた定時便で、駅前の観光案内所の裏から発車します。送迎のマイクロバスは宿専用ではなく、途中、小川館という別の宿を経由します。

夕食の時間は18時または18時半、朝食の時間は8時または8時半から選べます。我が家は各々、18時、8時にしていただきました。

館内はWi-Fiのサービスがありましたが、しばしば電波の状態が悪く、ほとんど利用しませんでした。コンセントは、室内16か所で使用可能で十分すぎるほどの供給量でした。

タオルは、バスタオルが計4枚、フェイスタオルが計4枚用意されていました。使い捨てアメニティは、歯ブラシが2本、ヘアブラシ、カミソリ、シャワーキャップが各1つずつ、綿棒、コットンが1組ずつ用意されていました。

シャンプー類、基礎化粧品はDHCのオリーブゴールドシリーズが用意されていました。

浴衣は、色浴衣以外に、寝巻用の浴衣が室内に4サイズ用意されており、各々自分に合うサイズを選びました。

夜になると、宿の前のガス灯が点灯され、周辺は幻想的な雰囲気に包まれます。夜の散策もおすすめです。

下呂温泉 離れの宿 月のあかり周辺のホテル・旅館