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いろりの宿 かつら木の郷

〒506-1434 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地10
いろりの宿 かつら木の郷
〒506-1434 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地10
TEL: 0578-89-1001
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口コミ

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3.5 に投稿 獲得票数:6 投稿者: かぴばら子認証済
2018年12月頃にカップルで滞在 この口コミに投票する
どことなく懐かしさを感じる全室囲炉裏付きの風情溢れる旅館

かつら木の郷は、岐阜県奥飛騨温泉郷の一つである福地温泉に佇む旅館です。全室離れで囲炉裏の間がついているのが特徴です。当日はバスで向かいました。JR高山駅から最寄りのバス停まで約70分です。事前に宿のスタッフから電話があり、バスの時間や最寄りのバス停を教えてくださったので、迷うことなく宿に行けました。

宿に着くとスタッフに出迎えられ、荷物を運んで頂けました。その後すぐにフロントのある母屋まで案内してくださりました。150年前に建てられた豪農の古民家を移築した母屋は天井がとても高く、太い梁が見られどっしりとした重厚感がありました。それでいて、床がフローリングであったり、家具もモダンなデザインの設えだったりと、どことなく居心地の良さを感じました。ロビーは喫茶室も兼ねており、コーヒーやビールを頼むこともできます。ソファーで寛ぎながらチェックインの手続きを行いました。このときに女性は色浴衣を1枚選べます。浴衣、帯ともに種類が豊富にあったので、選ぶ楽しさがありました。その後お部屋まで案内して頂きました。

部屋のタイプはAタイプ、Bタイプ、Cタイプ、Dタイプ、古民家一軒家タイプと分れており、全室離れで囲炉裏の間がついています。メゾネットや、露天風呂付きの部屋、100年前の古民家をそのまま客室にしている部屋などがありますので、予算と好みに応じて選ばれると良いと思います。また廊下でそれぞれの建物が繋がっているため、全室離れですが外に出る必要はありません。ですが敷地が広大なため、Bタイプなど一部の客室は食事処や大浴場まで結構歩くことになります。移動に不安のある方は事前に相談されると良いと思います。また岐阜県の山奥ということもあり、館内の至る所にストーブがあったものの、少々寒かったです。寒さが苦手な方は宿泊される時期も考慮されると良いでしょう。今回はAタイプの客室を予約し、12月の休前日に宿泊して、2名1室1泊2食付きで49,980円でした。

Aタイプの客室は、10畳の本間と囲炉裏の間があります。かつら木の郷の中では一番狭い客室ですが、2人で宿泊するには十分な広さでした。5名まで宿泊可能とのことですが、2名分の布団を敷くとあまりゆとりがなかったので、3名以上は他のタイプの客室が良いと思います。本間には炬燵があり、のんびりと寛げました。囲炉裏の間にある囲炉裏は自分で火をつけることができます。火を自分でつけるのは初めてだったので良い経験になりました。浴衣やタオルは2枚用意されていました。部屋に置かれているアメニティは、歯ブラシやフェイスタオルなど最低限度の物でした。クシやカミソリ、基礎化粧品は大浴場にあります。基礎化粧品については特にこだわりのある物ではなかったので、気になる方は持参された方が良いと思います。

こちらの宿には大浴場と2つの貸し切り風呂があります。大浴場、貸し切り風呂ともに夜通し入浴できます。

男湯、女湯ともに内湯はヒノキ造りで、木の香りが大変心地よいお風呂でした。お湯は源泉かけ流しで、季節や時間帯によって濁ることもあるそうです。男湯の露天風呂は大きな石でトンネルが作られており、遊び心がありました。女湯の露天風呂は一部洞窟の様になっていました。貸切風呂や一部の客室に露天風呂があるせいか、どの時間に行っても混み合うことはありませんでした。ただ脱衣所の籠が小さいため、客室から持ちこんだ籠やタオルが入りきらず、少し不便に感じました。

貸切風呂は空いていれば自由に利用できます。時間制限はないようですが、なるべく45分で出てくるよう注意書きがありました。夕食前は混雑しており、待っているゲストもおりましたが、その他の時間は空いていることが多く自由に入ることができました。

「石船」はヒノキの浴槽の内風呂と、石造りの露天風呂です。もう一つの貸し切り風呂である「木船」は内風呂も露天風呂もヒノキでした。大浴場と同じく、ヒノキの香りがとても良かったです。貸し切り風呂ですが、カランも2個あり広々としていました。洗い場のスペースも浴槽もゆとりがありますので、家族連れには喜ばれると思います。

全10室とこぢんまりとした宿ではありますが、パブリックスペースが充実していると思います。大浴場に向かう廊下にはフリードリンクコーナーが設けられ、お茶やお菓子を自由に頂くことができました。ロビーからはテラスに出られます。こちらで喫煙可能でした。またロビー横にはライブラリースペースがあり、高山にゆかりのある作家の本や、知恵の輪といったおもちゃが置かれており、滞在中は何度か足を運んで読書を楽しみました。ロビー横のものとは別にもう一箇所ライブラリースペースがあり、こちらには雑誌が置いてありました。

夕食は食事処で頂きます。食事処の広間には瓶詰めの梅酒が置かれていたり、イワナが焼かれていたりと、これから始まる食事にワクワクしました。食事処は個室で、それぞれの部屋に囲炉裏があります。隣の声は聞こえますが、プライベートは保たれていました。

夕食は囲炉裏を使ったコース料理でした。滋味溢れる田舎料理です。特に印象に残ったのは、飛騨牛の炭火焼きです。奥飛騨の旅館で何度が飛騨牛を食べたことはありますが、その中でも一番大きなサイズの飛騨牛でした。厚めにカットされていましたが、炭火のためしっかりと焼くことができ、とても美味しかったです。ボリュームも多く、最後の方はお腹いっぱいで食べるのに苦労しました。どの料理も美味しかったのですが、切り干し大根の炊き込みご飯は大根の食感が口に合わず、好みの分かれるご飯だと感じました。

食後部屋に戻ると布団が敷かれており、冷水も用意されていました。食事の際も感じましたが、こちらの宿で提供される水は薬剤の臭いがなく、飲みやすいものなので嬉しかったです。

朝食も同じ場所で頂きました。囲炉裏に大きな鉄鍋がつるされており、中身は湯豆腐でした。朴葉味噌やころいもなど、高山らしいラインナップでした。囲炉裏での食事の良さは常に熱々の状態で頂けることだと思います。川魚の干ものや厚揚げも囲炉裏でぱりぱりに焼けました。朝食も品数、ボリュームともにあり、とても食べ応えがありました。

スタッフは若い方が多かったのですが、一生懸命で丁寧な接客をしてくださりました。ここの宿の魅力は歴史のある古民家でありながら和モダンな設えであることや、客室のタイプも複数あり好みに合わせて選べる点だと思います。古民家が好きな方や、囲炉裏で寛ぎたい方、温泉でゆっくり過ごしたい方にはぜひ宿泊して頂きたい旅館です。

接客対応

若い方が多かったのですが、丁寧な対応をしてくださりました。

清潔感

築年数もそれなりにたっていますが、清潔に保たれていたと思います。宿泊した客室の水回りはやや古さを感じました。

客室

一番狭い客室に宿泊しましたが、2人で過ごすには十分でした。囲炉裏と炬燵があり、のんびりと過ごすことができました。

食事

囲炉裏を使った料理を頂けます。夕、朝ともにボリュームがありました。味付けはやや濃いめに感じられました。

コスパ

客室はそこまで広くないものの、貸し切り風呂や、食事はとても満足しました。価格相応だと思います。

立地

山間の旅館で、静かに過ごすことができます。JR高山駅や松本方面からもバスが走っており、公共交通機関でもアクセスしやすい方だと思います。

温泉・スパ

貸し切り風呂が2つに大浴場もあり、温泉が好きな方でも楽しむことができると思います。

備考・アドバイス

・日本秘湯を守る会の会員でしたが、2018年の6月に退会したそうです。
・「のくとまり入湯手形」という福地温泉宿泊者が購入できる湯巡り手形があります(価格は1冊6枚綴りで600円)。必要枚数は旅館によって異なりますが、福地温泉の旅館へもらい湯に行くことができます。かつら木の郷も対象施設の一つでした。

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