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蔦温泉旅館

〒034-0301 青森県十和田市奥瀬字蔦野湯1
蔦温泉旅館
〒034-0301 青森県十和田市奥瀬字蔦野湯1
TEL: 0176-74-2311
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口コミ

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3.4 に投稿 獲得票数:15 投稿者: ゴン太認証済
2018年4月頃に一人で滞在 この口コミに投票する
重厚感ある木造りの湯殿で足元湧出の新鮮なお湯を堪能出来る森の中の一軒宿

南八甲田の中腹に佇む、ブナの森に囲まれた一軒宿です。平安時代に開湯されたと言われる足元湧出の新鮮なお湯を思う存分堪能したいと思い、4月の平日に1名で宿泊しました。「オリジナル日本酒特典付き」プラン利用で、2食付き19,550円(税込み)の宿泊料金でした。

正面玄関のある本館は大正7年築となっていて、時間が止まったかのような昔ながらの趣に風情を感じました。木造の古い建物ですが廊下の床はピカピカに磨かれているなど、清潔感に溢れた館内はとても居心地の良い空間でした。スタッフさんに温かい笑顔で出迎えられ、すぐにロビーへと案内がありました。りんごジュースをいただきながら記帳を行い、館内の説明を受けました。スタッフさんは物腰が柔らかく、説明もとても丁寧でわかりやすく好感の持てる対応でした。

客室は本館に10室と西館に24室の全34室となっています。本館客室はトイレ・洗面所なしです(特別室「桂月の間」以外)。また、木造建築で音も響きやすいため小学生以下のお子様は宿泊出来ません。西館は鉄筋コンクリート造で全室トイレ・洗面所付きです。また、西館にはエレベーターがあり便利でした。

西館のお部屋を予約し、案内されたのは西館2階206号室です。和室10畳+広縁付きのゆったりとしたお部屋でした。きれいに磨かれた大きな窓からは、中庭や森を望め開放感がありました。ただし玄関前を行き来する人も見えますので、着替えの際などは注意が必要です。お部屋は隅々まで清掃が行き届いていて快適でしたし、両隣、廊下からの物音も気にならず、また宿泊した日は上の階の客室は利用がなかったようで、とても静かに過ごせました。

宿オリジナルの浴衣と色浴衣の2枚の用意がありました。バスタオル、浴用タオルは1枚ずつですが、バスタオルは大判で厚みがあり使い心地が良かったです。お部屋にはクレンジングと洗顔フォームのみの用意でしたが、大浴場の方に化粧水と乳液が用意されていました。冷蔵庫の中には冷水ポットが用意されている他、西館2階と大浴場「泉響の湯」近くに自販機があり、市販価格で飲み物が購入出来ます。

お風呂は男女別の「泉響の湯」と、浴室が1つのみなので男女で時間入替制の「久安の湯」があります。「泉響の湯」にはシャワー付きの洗い場があり、バスアメニティや基礎化粧品なども一通り揃っていました。一方「久安の湯」にはシャワーはなく、かけ湯浴槽にボディソープが置いてあるのみでした。「久安の湯」脱衣所には化粧水と乳液が用意されていました。

男女別の「泉響の湯」は朝の9時まで夜通し入浴可能です。「泉響の湯」は高い天井に剥き出しの梁が印象的で、浴槽から梁までの高さが最長部で12mもあり開放感がありました。そして最大の魅力は源泉の上に浴槽があり、ブナ材を使用した底板から湧き出す空気に触れていない新鮮なお湯を堪能出来ることです。無色透明のお湯は熱めで、最初はビリビリと刺激を感じますが、熱いお湯に慣れてくると肌になじむやわらかい浴感に心地良さを感じ、また湯上り後の肌のしっとり感も実感出来ました。重厚感のある木造りの湯殿で、ポコポコと大小様々な湯玉が湧き上がる様子を眺めたり高い天井を見上げたりしながら、時間を忘れて贅沢な湯浴みを楽しみました。

男女入替制の「久安の湯」は、男性が13時から21時まで、女性は21時30分から翌朝8時までと10時から12時までの利用となっています。「久安の湯」は湯治場のような風情ある浴室でした。最近天井や壁の板を張り替えたようで、真新しい木の香りに包まれながらの入浴を楽しめました。「久安の湯」でも、足元湧出の新鮮なお湯を堪能出来ます。ただ換気が良くないようで浴室内は湯気が籠っていて少々息苦しく感じ、長湯出来なかったのが残念でした。「久安の湯」にはクールダウン出来る水風呂がありました。(浴室内の撮影は禁止されていたため、残念ながら写真はありません。)

他に有料の貸切風呂もあり、完全予約制で1時間3,240円で利用出来ます。利用時間は10時から22時までの間です。貸切風呂でも足元湧出の温泉を楽しめるそうです。

お風呂上がりに便利なお休み処「楓の間」には、蔦の森の湧水や麦茶の用意があり水分補給が出来ます。縁側にあるロッキングチェアに揺られながらゆっくりと寛げました。

夕食は西館1階のレストラン「蔦」でいただきます。広々としたオープンなレストランで仕切りなどはありませんが、窓側の一番奥の席へと案内してくださり、一人旅への嬉しい配慮を感じました。夕食開始時間は18時と18時30分から選べます。プラン特典の蔦温泉オリジナルの原酒「泉響」は、夕食時にいただくかお土産として持ち帰るか選択が出来ました。

夕食は地元の食材をふんだんに使用した会席料理がいただけます。一品一品丁寧に作られていると感じる内容で、味付けも良く美味しくいただけました。また、お造りは白い煙がもくもくと出ているドライアイスと一緒に提供されるなど、ちょっとした演出もあり楽しめました。お造りで出された名水育ちの虹鱒は甘みが強く、せんべい汁に入っていた地鶏「シャモロック」のお肉は弾力があり印象に残りました。岩魚の塩焼きは大振りで、身がふっくらしていて食べ応えがありましたが、その他の料理はどれも少量ずつの提供で、美味しかっただけにもう少しボリュームがあると嬉しいと思いました。別注料理の用意もありましたので、物足りない方は注文されると良いかと思います。

朝食も同じレストランで、バイキング料理をいただきます。朝食は7時から9時の間の好きな時間に利用出来ました。種類はそれほど多くありませんが、地産地消にこだわった内容で、貝焼き味噌やイカメンチ、けの汁などの郷土料理があり美味しくいただけました。またパンやスープなどの洋食の用意もあります。

男性スタッフさんは物腰がやわらかく、丁寧で温かみのある対応でしたし、女性スタッフさん達は明るい笑顔で、気さくに話しかけてくださるなど気持ちの良い対応でした。ただ、朝にお風呂場前で4人の清掃スタッフさんとすれ違いましたが、どなたからも挨拶がなかったのは少々残念でした。

歴史あるお宿で、お目当ての足元湧出の新鮮なお湯を一晩中堪能することが出来嬉しい滞在となりました。また、地元食材をふんだんに使用した料理や温かみのあるスタッフさんの対応にも満足出来ました。蔦温泉から歩いて10分ほどの場所にある「蔦沼」の紅葉はとても見事だそうです。美しい自然の景色と足元湧出の希少な温泉を楽しみに、訪れてみる価値のある宿だと思います。

接客対応

男性スタッフさんは物腰がやわらかく、丁寧で温かみのある対応でしたし、女性スタッフさん達は明るい笑顔で、気さくに話しかけてくださるなど気持ちの良い対応でした。

清潔感

お部屋は隅々まで清掃が行き届いていて快適でした。本館は大正7年築の古い建物ですが、廊下の床はピカピカに磨かれていて清潔感がありました。

客室

きれいに磨かれた大きな窓から中庭や森を望め開放感がありました。西館客室は鉄筋コンクリート造の為、周りの音も気にならず快適に過ごせました。

食事

地元の食材をふんだんに使用した夕食は味付けも良くどれも美味しくいただけました。朝食は地産地消にこだわったバイキング料理です。

コスパ

客室の快適さや、温泉、食事、接客のバランスの良さを考えると価格以上の満足感がありました。

立地

ブナの森に囲まれた静かな一軒宿です。無料送迎は、青森駅15時30分からと七戸十和田駅15時からがあるようです。

温泉・スパ

足元湧出の新鮮なお湯を堪能出来ます。天井が高く重厚感のある「泉響の湯」と湯治場のような風情を感じる「久安の湯」の趣の違う2つの湯殿で温泉を楽しめます。

備考・アドバイス

ソフトバンクの携帯は、館内の一部では利用可能でしたが、宿泊したお部屋では圏外でした。

Wi-Fiは利用出来ました。

西館3階には平成28年に改装された特別室が3室あります。ベッドのお部屋を好む方にはこちらの客室がお勧めです。

本館 2階には、この地を愛した文豪・大町桂月にちなんだ特別室「桂月の間」があります。

本館1階には「大町桂月資料館」があります。

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