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あじ蔵かろかろ

〒517-0025 三重県鳥羽市浦村町今浦222
あじ蔵かろかろ
〒517-0025 三重県鳥羽市浦村町今浦222
TEL: 0599-32-1515
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
3.3 に投稿 獲得票数:10 投稿者: たび金魚認証済
2018年8月頃にカップルで滞在 この口コミに投票する
鳥羽の新鮮な魚介が楽しめる、大人の隠れ家的オーベルジュ

鳥羽駅から宿の送迎バスを利用しました。姉妹館である「サン浦島・悠季の里」のロゴが目印のピンクのバスで、系列の3軒のホテルの共同運行です。宿泊客が揃うと、冷たいおしぼりが配られました。暑い日だったので、とてもうれしかったです。

バスで20分ほどの浦村地区の路上で、今度はあじ蔵かろかろ専用の送迎車に乗り換え、1分ほどで宿に着きます。8月の平日に2名2食付き34,560円(税サ込)+入湯税300円で宿泊しました。

送迎車を降りると、出迎えのスタッフに荷物を持っていただきました。白いパラソルを広げたリゾートホテルを思わせる庭を抜け、玄関に入ります。潮風に晒された宿の外観は年季が入っていますが、玄関ロビーは庭の緑を楽しめる椅子や、ガイドブックなどが置かれた小さなライブラリーがあって、上質なプチホテルといった趣でした。

宿の名前「かろ」はイタリア語で「家族、友人、懐かしい」といった意味があるそうです。スタッフはみなさん感じがよく、物腰の柔らかな接客でした。ロビーに座って記帳をし、食事や帰りの送迎バスの時間を決めました。このときアレルギーや浴衣のサイズの確認もありました。

全7室の客室は、和室や洋室、和洋室があり、間取りやインテリアがそれぞれ異なるほか、温泉露天風呂付き客室などを選べます。予約したのは3階の301号室で、部屋風呂が温泉ではないため、貸切風呂の予約を勧められました。記帳が済むと荷物を持っていただき部屋へ向かいます。階段が急でエレベーターがないので、足腰の弱い方は2階の部屋をお勧めします。

301号室は踏込の横にトイレ付の洗面と広いバスルームがあり、主室は白を基調にしたシックで落ち着いた内装です。主室とバスルームはガラスの窓で仕切られているので、ブラインドを開けておくと思いのほか広く感じます。こうした部屋のレイアウトも客室ごとに異なりますが、宿のホームページで確認できます。

隣室や廊下の音は聞こえませんが、窓の外を横切る麻生の浦大橋から部屋の中が見えるため、薄いカーテンを引いて過ごしました。眺望は橋にさえぎられていますが、橋のフェンス越しにカキ筏が浮かぶ穏やかな生浦湾が見えました。

シンプルモダンなバスルームは広々としていて、浴室テレビも備えられ快適に使えましたが、横の洗面スペースはとても蒸し暑かったです。

クローゼットの中や壁の幅木などにはホコリが残っていましたが、全体的にはキレイに保たれていました。アメニティは必要な物が揃い、バスタオルは1人2枚づつ用意されています。くしは再利用していて、ビニール袋の粘着部分に長い髪の毛がついていたのは残念でした。また寝ている間に虫に数か所刺されたので、気になる方は備え付けの電子蚊取り器を使うことをお勧めします。

離れに無料の貸切風呂が2箇所あり、空いているときはフロントで予約すれば何度でも利用できます。入浴中の札をフロントで受取り、お風呂場のドアノブに掛けておきます。脱衣場には扇風機がありますが蒸し暑く、夏はエアコンが必要だと思いました。貸切風呂は2カ所ともほぼ同じ造りで、湯船が多少異なる程度でした。特徴のあるお湯ではありませんが、姉妹館のサン浦島・悠季の里から温泉を運んで加温・循環ろ過されているようです。湯船は2人で入るにはちょうどいい大きさですが、夏季は蚊などの虫がいるので、注意して入った方がいいです。

食事は朝夕共に宿泊棟の隣にある離れでいただきます。昔倉庫として使われていた古民家で、中は低い仕切りで個室風になっていますが、他の宿泊客の声もよく聞こえ、レトロな居酒屋のような雰囲気でした。料理はひと品ずつ運ばれますが、毎回時間がかかり手持ちぶさたになることが多く、トータル2時間もかかりました。もう少しスムーズに料理が運ばれるとよかったです。

食事は地元で獲れた魚介が中心で、伊勢海老の姿盛りはまだ生きていて、身がプリプリでした。刺身はどれも歯ごたえがあって美味しかったです。真鯛のブレゼスープ仕立てはシンプルな塩味で、素材の美味しさが凝縮していました。地元浦村産のカキの串揚げは、酸味のあるタルタルソースとの相性が抜群です。途中、シェフからのサービスで寿司が提供されました。鰻ご飯と一緒に出てきた漬物は、黒い色からは想像できない生姜の醤油漬けで、風味の効いた味を愉しめました。また、お腹がいっぱいの場合は、鰻ご飯を夜食に変えられるそうです。特に宿のある浦村地区はカキの産地で、カキづくしのコース料理が人気だそうです。

デザートはシェフが自ら運ばれ、挨拶と共に料理の説明もしてくださいました。デザートは東南アジアでハーブティーとして飲まれるバタフライピーを使ったゼリーで、星形の金箔がのって小さな夜空のようです。青いバタフライピーのゼリーにレモンを絞ると紫色に変わるので驚かされます。酸味が効いてさっぱりとした味でした。チーズケーキは炙ったキャラメリーゼによく合いました。和洋折衷の料理や華やかなデザートは、元フレンチのシェフだったからだそうです。

朝食も同じ席でいただきます。デザート以外は一気出しですが、鯖の焼物は温かく、脂がのって美味しかったです。味噌汁は前夜のお造りの伊勢海老が使われ、出汁がよくでていました。湯豆腐には伊勢志摩特産のアオサが入って、磯の風味を楽しめます。ご飯は食事処の入口にあるカマドで炊かれたものでした。唯一冷たいデザートが食事の途中に運ばれ、食べるときにぬるくなってしまったのが残念でした。それ以外はひと品ひと品丁寧に作られ、満足のいく朝食でした。

朝夕共に食事を終えて部屋へ戻ろうとすると、シェフが挨拶に出て来られます。スタッフもみなさん感じがよく、帰り際には宿で淹れて冷やした、ペットボトルのお茶をいただきました。そんな姿勢が、宿泊客ひとりひとりを大切にされているように感じられます。部屋には周辺地域を紹介する宿自前の小冊子もおかれ、散策や観光の参考になりました。周囲はひなびた漁村で、静かな時間を過ごせる隠れ家的な宿だと思いました。

接客対応

スタッフのみなさんは物腰が柔らかく、感じのいい丁寧な接客です。シェフの挨拶も、印象に残りました。

清潔感

部屋の隅やテレビの裏など目立たない場所にホコリが残ってはいますが、客室や館内はおおむねキレイでした。夏季だったため、部屋や貸切風呂は虫が気になりました。

客室

全7室の客室は全て異なる内装です。宿泊した301号室はシンプルで落ち着いた室内で、バスルームがとても広く、アメニティも必要な物が揃っていました。

食事

伊勢海老やカキなど地元の新鮮な海の幸を活かした和洋折衷の美味しい料理をいただきました。中でも色が変わるバタフライピーのデザートは出色でした。

コスパ

中庭やロビーの雰囲気がよく、落ち着いた客室やおいしい料理などを考えれば、お値段分の価値はあったと思います。

立地

周囲はひなびた漁村で、静かに過ごすには最適です。観光施設が集まる鳥羽までは車で20分ほどで、事前に予約をすれば鳥羽駅から送迎車を利用できます。

温泉・スパ

二つの貸切風呂は、系列ホテルから運んだ温泉で、空いていれば何度でも利用できます。また、温泉を引いた客室もあります。

備考・アドバイス

Wi-Fiが利用できます。

カード払いが可能です。

周辺にはお店はないため、必要なものはあらかじめ持参されることをお勧めします。

送迎は事前予約が必要です。鳥羽駅前にある送迎バス専用駐車場より、15時、16時、17時発の便があり、翌朝は宿を9時と10時の出発となります。送迎バスには「あじ蔵かろかろ」の名前が見当たらなかったため注意が必要です。

説明はありませんでしたが、宿泊客は姉妹館の「サン浦島・悠季の里」の大浴場も利用できるそうです。

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