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京都・高雄 もみぢ家別館 川の庵

〒616-8289 京都府京都市右京区梅ヶ畑西ノ畑町2
京都・高雄 もみぢ家別館 川の庵
〒616-8289 京都府京都市右京区梅ヶ畑西ノ畑町2
TEL: 075-871-1005

京都・高雄 もみぢ家別館 川の庵のレストラン

もみぢ家別館 川の庵

北山杉に囲まれた静かな所。専用つり橋を渡ると、そこは閑静な民芸調の宿。落ち着いた館内で日頃の喧騒を忘れごゆっくりとお過ごしいただけます。
昼 11:00 ~ 15:00(14:00)
夜 18:00 ~ 21:00(19:30)
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
2.9 に投稿 獲得票数:9 投稿者: たび金魚認証済
2018年9月頃にカップルで滞在 この口コミに投票する
川床料理で知られる山里の宿で、京の伝統と非日常を味わう

京都の北東部に位置する高雄の山里にあって、夏の川床料理で知られる宿です。新幹線とのセットプランで、9月の平日に2名2食付きで利用しました。予約サイトの宿泊料金なら、2名で38,000円ほどになるようです。

宿へは最寄りのJR花園駅から送迎バスを利用しました。15分ほどでもみぢ家の本館に立ち寄り、宿泊客を降ろした後、車がすれ違えないほどの細い道を通って、もみぢ家別館「川の庵」へ渡る吊り橋に到着します。橋は宿の専用で、たもとには数人のスタッフが待機していて大きな荷物を運んでくれました。清滝川の渓谷に掛かる吊り橋を渡り、山寺の境内を思わす苔むした小径や石組の階段を上って、緑豊かな森に佇む宿の玄関に着きました。

宿は築53年を迎える木造の建物で、古風な玄関ロビーは重厚な雰囲気を醸しています。ロビーの一角には、もとからあった岩盤を活かして枯山水の土間が設けられ、それを天井から吊るされた八角形の巨大な照明が照らしています。ロビーには囲炉裏テーブルがあって、寒い時期には火が灯され暖を取るのだそうです。フロントのスタッフはベテランの方で、上品で落ち着いた接客でした。フロントで記帳を済ますと、すぐに部屋へと案内されました。

部屋は2階にある「金閣」で、10畳+広縁・トイレ付でした。この部屋と隣の銀閣の2部屋にはお風呂がありません。他に露天風呂付客室4部屋と露天風呂付離れ2部屋がある、全8室の旅館です。客室露天風呂は海外のお客さんに人気とのことで、旅慣れた様子の外国人観光客が数組宿泊していました。

部屋に案内されると、関西の夏の定番飲料「冷やしあめ」が運ばれ、生姜の風味が効いたトロリと甘い口当たりで、旅の疲れを癒してくれます。広縁の窓からは真っ直ぐ伸びた北山杉と、もみぢの緑が楽しめます。新緑や紅葉の時期はたいへん綺麗なのだそうです。

化粧品類は置かれていますが、その他のアメニティは最小限で、この価格帯の宿としては少なく感じました。客室は10年前にリニューアルしたとのことで、トイレも比較的新しいのですが、その他の備品は古かったです。広縁に置かれた金華山調の生地のソファは年代を感じますが、宿の雰囲気によく似合っていました。

建具や壁には傷があり、廊下や踏込み、客室などでは古い建物の臭いがしました。目の届く部分はキレイですが、部屋や窓の隅に丸まったホコリがあったり、障子の横組子に拭き残しが見られるほか、鴨居にはホコリが積もっていて、細部への清掃が徹底されていない印象をうけました。

1階にある男女別の内場は一度に3、4人が利用できます。湯船の形が若干異なりますが、入れ替えはありません。湯上り処にミネラルウォーターが置いてあって便利でした。女湯「美山の湯」は基礎化粧品類はありますが、男湯「北山の湯」はアメニティ類が一切ありませんでした。どちらの脱衣場にもフェイスタオルが用意されています。温泉ではありませんがお湯はぬるめで、蛇口をひねって湯量を調整すると温度を変えられました。客室露天風呂の付いていない部屋が2部屋だけなので、他の宿泊客に出会うことはほとんどありませんでした。窓から見える森の緑に目を休めながら、のんびり湯浴みを楽しみました。

夕食は、毎年6月初旬から9月の20日ごろまで、川岸に建ち並ぶ川床でいただけます。特に川床料理の期間中は、芸妓さんの京舞が見られ人気を博しているそうです。今回はそれを楽しみにしていたのですが、台風21号による停電で今年の川床が取りやめになり、とても心残りでした。6月にはゲンジボタルを見ながら、川床料理を楽しめるのだそうです。

川床での食事がない9月末から6月初旬まで、夕食は部屋食になります。予定時刻の10分ほど前に仲居さんが支度に来ました。担当していただいた仲居さんは、笑顔の話好きなベテランの方で、京都のさまざまな話題で盛り上がりました。敷紙には宿の近くにある高山寺が所蔵する鳥獣戯画が描かれています。もともと、もみぢ屋は鳥獣戯画を観に来た観光客のために開いた宿が始まりなのだそうです。

料理の説明は簡単ですが、聞くと詳しく教えてもらえます。里芋の茎の白ダツは、上品な薄味でした。アマゴの南蛮づけは丸ごと揚げられた魚がサラダ仕立てになっていて、さっぱりといただきました。お造りと一緒に出てきた鱧は骨が若干気になりましたが、お造りの汲み上げ湯葉はトロッとしたもちもちの食感を楽しみました。鮎雑炊も薄味ですが、鮎のコクを感じる逸品です。全体的には奇をてらわない料理ながら、京都らしい出汁の効いた上品な味付けを楽しむことができました。

朝食は2階の大広間でいただきます。料理はあらかじめ並べられているので、鮭の塩焼きは冷めていました。きんぴらごぼうは細く切られ食べやすく、湯豆腐はとても柔らかくクリーミーでつけダレも美味しく、そのほか彩り鮮やかな食事を楽しむことができました。食後にはコーヒーか紅茶をいただけます。

チェックアウト時に部屋から出ると、廊下で待機していたのか、すぐに係りの方に荷物を持っていただき、送迎バスで駅に着くまで手にすることはありませんでした。

宿は鳥獣戯画で知られる高山寺や教科書にも載っていた源頼朝像(近年は別人説が有力)を所蔵する神護寺に近く、嵐山や仁和寺、龍安寺、金閣寺などにもアクセスしやすいので、京都市内の北西部を巡る拠点として利用できます。

周囲は北山杉の立つ静かな山里で、宿へと続く吊り橋や苔むした小径など、非日常の世界に囲まれます。宿は古さを感じる箇所も見られますが、夏の川床や窓から見える紅葉など、四季折々を楽しむ日本の伝統的な旅館として、海外からの宿泊客が多いことにもうなずけます。また季節を変えて、訪ねてみたい宿でした。

接客対応

物腰が柔らかく上品な接客で、荷物を持っていただいたり、気さくに声をかけてもらうなどとても親切な対応です。担当の仲居さんは話上手な方で、会話が弾みました。

清潔感

館内はおおむねキレイですが、古い建物の臭いがします。部屋の隅や梁の上など目の届かない部分にホコリの積もる箇所がありました。山里なので虫が多少います。

客室

客室は全8室です。古いながらも重厚で、日本旅館らしい造りです。備品が古くアメニティも少なめですが、窓からは紅葉や北山杉が見えました。

食事

夕食は夏は川床で、その他の季節は部屋食になります。ひと品ひと品丁寧に作られた京料理は、出汁使いが絶妙で、どれも美味しかったです。朝食は広間でいただきます。

コスパ

今回は期待していた芸妓さんのいる川床料理が中止となったこともあり、設備の古さやアメニティの品ぞろえなども勘案すると、やや高いと感じました。

立地

自然豊かな山里で、専用の吊り橋を通って宿に向かいます。新緑や紅葉の時期は特にキレイだと思います。嵐山や金閣寺など京都市北東部の旅の拠点として利用できます。

温泉・スパ

温泉ではありませんが、こぢんまりとした男女別の浴場があります。比較的キレイで、女湯には化粧品類も置いてありました。有料の貸切風呂もあります。

備考・アドバイス

Wi-Fiが利用できます。

カード払いが可能です。

事前に予約をすれば最寄りの地下鉄「太秦天神川」駅とJR花園駅からの送迎バス(1日3便)を利用できます。

周辺にはお店がないため、必要なものはあらかじめ持参されることをお勧めします。

夏は本館のお客さんもこちらで川床料理になるそうです。

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