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京料理・京の宿 菊水の口コミ・宿泊記

10位

京料理・京の宿 菊水

〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町31
10位/273件中 - 京都の旅館
京料理・京の宿 菊水
〒606-8435 京都府京都市左京区南禅寺福地町31
TEL: 075-771-4101
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
3.6 に投稿 獲得票数:4 投稿者: korousa
2017年4月頃にカップルで滞在 この口コミに投票する
個室での食事と「植治の庭」が魅力の、南禅寺界隈の情緒を満喫できる宿

4月の休前日に宿泊しました。場所は南禅寺界隈の風致地区の中に位置します。青紅葉の美しい南禅寺の参道からわき道に入り、別荘等が軒を連ねる小道の先に宿の入り口が見えてきました。灯篭の並べられた玄関までのアプローチは情緒があり、京都の宿らしい佇まいに特別感を感じました。

宿に入ると美しい着物姿のスタッフの方が出迎えてくださいました。通していただいたお部屋は2階の「あおい」というお部屋で、12畳程度の広々とした和室に、前室とバストイレがついた間取りでした。こちらに2名1室2食付きで約51,000円で宿泊しました。車の往来もそれなりにある幹線道路が宿の裏には迫っているのですが、広縁からはそれらを上手に隠した中庭を窓から見下ろすことができ、静かな京都らしい風景を楽しむことができました。お部屋で記帳しウエルカムティーのお抹茶をいただきました。

お部屋は綺麗に清掃されていて居心地よく過ごせます。ただ襖に染みがあるなど、古びている箇所も見受けられました。アメニティはシャンプー・リンスのミニパックと石鹸・歯ブラシなどがありますが、基礎化粧品はありませんでしたので、持参の必要があります。

大浴場は1階に男女別の内湯のみのお風呂がありました。宿泊当日16:00〜23:00、翌朝7:00〜10:00の間利用することができます。宿泊日は女性用は小さめの浴槽、男性用が大きめの浴槽を持つお風呂でしたが、女性の宿泊者が多い日は逆の浴場を利用する形のようです。男女入れ替えはなく、どちらも数人湯船に入ればいっぱいになる程度の大きさで、それほど特徴のある浴室というわけでもありません。脱衣場なども特に高級感を感じさせるような設えにはなっていませんでした。ですが、観光を終えて比較的時間を気にせずにさっぱりできるのはありがたく感じました。

お風呂上がりには庭園を散策しました。七代目小川治兵衛作の400坪の庭園があり、その中に離れが点在しています。南禅寺にほど近い絶好の立地にこのようなゆとりある造りのお庭を楽しめるのは贅沢だと感じました。館内はどこも静かで清潔感がありましたが、2階のお部屋に移動する際に目にする大宴会場の前は照明も落ち、備品などが積まれて一見倉庫のように見えてしまっているのは残念でした。繁忙期前で様々な準備があったのかもしれません。ですが、宴会場前には落ち着いたソファーなども置かれていたので、客室以外でもゆっくりと過ごせる休憩スペースの一つとして、素敵に活かせそうな空間なので勿体無く感じました。
 
夕食は18時か18時半から選ぶことができました。食事場所は、宿泊したお部屋とは別のお部屋を用意していただけます。案内されたのは、「やなぎ」と名付けられた庭園の中にある離れの茶室です。いままでの宿泊では、部屋食以外でプライバシーが保たれた状態で食事をいただく際は、あまり造作に工夫の無い狭い個室のような場所に通されるケースがほとんどだったので、この趣向は大変素晴らしいと感じました。お食事はプラン付きの「本会席はなやぎ」というコースです。湯豆腐を中心とした、南禅寺界隈らしいメニュー構成で、一つ一つが美味しくいただきました。豆腐はもとより、旨味が引き出された白身のお刺身、ふっくらジューシーに焼き上げられた鰆の西京焼きは非常に美味しかったです。ただ、かなりオーソドックスな和食で、品数も少なめでした。肉料理が付いていて、品数が多く、デザートが一皿に何品も乗っているといった、ボリュームたっぷりの最近の高級旅館の料理を好まれる方には物足りないと感じるかもしれません。ですが、さっぱりといただけるヘルシーな夕食でしたので、年配の方、美味しいものを少量いただいきたい方や、健康に気を使っている方には向いているかと思います。

朝食も昨日とは別のお部屋に通していただくことができました。「きく」と呼ばれる大変広くて明るい雰囲気のお部屋です。こちらからも庭園の緑が楽しめました。メインのおかずが卵焼きや塩鮭、豆腐のあんかけなどの4品のみなので、同価格の旅館の朝食と比べると品数少なめですが、私たちにはボリュームが丁度よかったです。塩鮭や卵焼きの焼き加減がとても美味しかったのが印象に残りました。デザートの果物は良いものが選ばれていましたが、盛り付けが夕食とほとんど同じで、その点はもう少し工夫があればと感じました。

どの方も親切に対応してくださいましたが、説明が簡略化されていたり、横の連携がさほど取れていなかったり少々気になる部分もありました。また、夕食の配膳時も、お料理の説明などが少ないので少し寂しい印象を受けました。接客対応の向上に力を入れている昨今の高級旅館と比較して、あと一歩と感じられる方もいらっしゃるかもしれません。それでもチェックインの時に暖かく迎えてくださったり、旅館を後にする時は見えなくなるまで見送ってくださったりと、この宿ならではのおもてなしを堪能できました。優しい雰囲気の方や楽しい雰囲気の方もいらっしゃって、マニュアル感を感じさせず、スタッフの方々の個性が感じられる接客に、気持ちをほのぼのとさせてくれる場面も多々ありました。結婚式などの慶事にも良く使われる、昔ながらの雰囲気を残す料理旅館ですが、ほっとくつろぐことができました。

南禅寺界隈をゆっくり観光するには最適の立地と、京都らしい情緒を満喫できました。特に食事場所を毎回変えてくださり、美しいお庭を楽しみながらいただけるサービスは、非常に満足感が高いものでした。岡崎界隈の素晴らしい特長である、琵琶湖疏水を引き込んで作られた「植治の庭」を持つ宿の一つとしても貴重な存在です。南禅寺の風致地区を堪能した後、その風光明媚さの夢から冷めない一夜を過ごすのにおすすめの旅館です。

接客対応

接客対応に力を入れている昨今の高級旅館と比較すると、接客の統一感があと一歩のようにも感じられましたが、京都らしいおもてなしをしてくださいました。

清潔感

清掃は丁寧になされておりましたが、経年劣化を少々感じる部分もありました。

客室

客室「あおい」は、12畳程度の広さを持つ広々とした和室に、前室とバストイレがついた間取りです。2階から庭園を見ることができる、風情のあるお部屋です。

食事

夕食は湯豆腐を中心としたコースです。品数は少なめです。お刺身や、豆腐料理、焼魚が大変美味しかったです。美しい個室でいただけるのは特別感があります。

コスパ

お料理の品数は少なめでしたが、庭が見える個室でお料理がいただけ、非日常感がありました。立地も抜群です。

立地

南禅寺界隈の風致地区の中にあり、周辺の風情も観光の利便性も大変良いと感じました。

温泉・スパ

比較的狭めで、特に特徴のないお風呂ですが、観光後の汗を気持ちよく流すことができました。

備考・アドバイス

基礎化粧品は持参の必要があります。

風致地区にあるため、コンビニがあまり近場にありません。宿に向かう前に通る繁華街などで必要なものは購入しておくことをおすすめします。

玄関へのアプローチ玄関へのアプローチ玄関玄関玄関玄関玄関玄関フロント客室「あおい」踏込客室「あおい」客室「あおい」客室「あおい」客室「あおい」客室「あおい」客室「あおい」客室「あおい」客室「あおい」広縁客室「あおい」広縁客室「あおい」眺望客室「あおい」眺望ウエルカムティー客室「あおい」洗面所客室「あおい」洗面所客室「あおい」洗面所客室「あおい」洗面所客室「あおい」洗面所共同浴場「亀の湯」共同浴場「亀の湯」共同浴場「亀の湯」共同浴場「亀の湯」共同浴場「亀の湯」共同浴場「亀の湯」共同浴場「亀の湯」共同浴場「鶴の湯」共同浴場「鶴の湯」共同浴場「鶴の湯」共同浴場「鶴の湯」共同浴場「鶴の湯」共同浴場「鶴の湯」共同浴場「鶴の湯」庭園庭園庭園庭園庭園庭園庭園(夜)茶室「やなぎ」入り口茶室「やなぎ」(食事会場として利用)茶室「やなぎ」(食事会場として利用)茶室「やなぎ」(食事会場として利用)茶室「やなぎ」(食事会場として利用)茶室「やなぎ」からの眺望夕食夕食 先付 筍の和え物 そら豆 等夕食 お造り夕食 湯豆腐夕食 さわらの焼き物、 蕗味噌夕食 炊き合わせ夕食 よもぎ豆腐夕食 食事夕食 果物夜の庭園夜の庭園2階客室からの眺望夜の設え菊水平面図菊水平面図客室「きく」(食事会場として利用)客室「きく」(食事会場として利用)客室「きく」(食事会場として利用)客室「きく」からの眺望朝食朝食朝食朝食朝食朝食朝食朝食朝食朝食

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