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日本三美人の湯 湯宿 草菴(草庵)

〒699-0501 島根県出雲市斐川町学頭1491
日本三美人の湯 湯宿 草菴(草庵)
〒699-0501 島根県出雲市斐川町学頭1491
TEL: 0853-72-0226
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
4.0 に投稿 獲得票数:14 投稿者: takechan認証済
2017年5月頃にカップルで滞在 この口コミに投票する
心優しいおもてなしで日本三美人湯や山陰の美食を堪能できる湯宿

「古民家の再生と、ヨーロッパアンティーク家具との融合」という宿のコンセプトに魅力を感じ、出雲大社参詣の拠点として、5月下旬に夫婦で宿泊しました。平日2名1泊2食付きで、72,000円(税・サ・入浴税込)でした。

 当日は車で向かいましたが、ナビの案内と道路際の大きな看板のお蔭で、容易に駐車場に着くことが出来ました。所定のチェックイン時間より30分程早く到着しましたが、すぐに笑顔のスタッフの出迎えがあり、荷物を持っていただいて母屋に案内していただきました。

 この宿のシンボルの大きな茅葺の門をくぐると、緑が美しい雑木林の中の石畳の道を歩いて母屋に到着します。古民家を移築した母屋のロビーは、西洋アンティーク家具が程よく調和していて、独特の良い雰囲気を醸し出しています。黒光りのする重厚なテーブルで、ハーブティーと地元名産の金平糖で一息ついた後、分り易い見取り図を見ながら、宿泊棟の配置や共用施設の説明を受けました。レセプションカウンターで簡単な記帳を済ませ、スタッフに部屋へ案内していただきました。

 「紫雲閣」という宿泊棟の半露天風呂付の部屋を予約していましたが、「仙」と名付けられた部屋がアサインされていました。部屋に着くとスタッフが部屋の設備の使い方や、大浴場・貸切露天風呂の利用の仕方などを懇切丁寧に説明してくれました。

 紫雲閣は雲南市の築120年の庄屋さんの古民家を9年前に移築した2階建てで、一階にはバス付が3部屋、二階にはバスなしが4部屋あります。一階の「仙」は全体で100平米の広さで、日本の伝統建築の美しさが活かされ、随所に設えられた西洋アンティーク家具が程よくマッチングしていて、心が和みました。リビングと寝室は60平米程のワンフロアになっていますが、組格子や御簾が適度なアクセントになっています。セミダブルベッドが2基備えられ、適度な硬さのマットレスと選べる2種類の枕と相まって、心地よい休息が出来ました。更にリビングの横には4畳の書院造りの和室があり、ここに布団が敷けるようになっています。

 寝室側のアンティークなクローゼットには、バスローブ・作務衣・浴衣・羽織が準備されていていますので、状況に応じて使い分けができてとても便利でした。

 21平米の広々とした板張りの「半露天風呂リビングルーム」の一角に、直径が1.5メートル程の樽風呂が設えられています。日本三美人の湯をかけ流しで味あうのは、最高の気分でした。「半露天風呂リビングルーム」を囲むように設けられた、テラスガーデンの外側は、柴垣で目隠しが施されていて、解放感とプライバシーが両立しています。少しだけヌルヌルの泉質ですから、湯船の底やフローリングが滑りやすくなっていますので、注意が必要です。

 脱衣所のシックな洗面化粧台には、一般的なバスアメニテイの他に、POLAで統一された男女用のコスメがボトルで提供されています。

 紫雲閣の一階中央の奥には広々としたラウンジがあります。セルフサービスでお茶やコーヒーを、深々としたソファーに座って頂くのも一興ですし、併設されたライブラリーから、貸し出し用のDVDを部屋の大画面で鑑賞するのもお勧めです。

 夕食は古民家の母屋または棟続きの異人館風のレストランで頂きます。私たちは天井が高くて解放感抜群のレストランに案内されました。個室ではないのですが、テーブル間に充分なスペースがあり、他のゲストの話し声などは気になりませんでした。創作会席は地元の海・山の幸に料理長の繊細な手が加わって、目と舌を存分に楽しませてくれました。素材そのものの味を活かした薄味で、個人的には大好きな味付けでした。中でも破竹の鰹まぶしや、そら豆の餅粉あげなどはまさに旬を楽しめる逸品でした。スタッフは若い男性がほとんどでしたが、それとなく距離を置きながらも、絶妙のタイミングで、出来立てのお料理を供してくれます。どの方も話題が豊富で給仕の傍ら、色んなお話を聞かせて頂いて、美味しい食事に花を添えてくれました。中でも(島根県の)日本酒マイスターの資格を持っているスタッフには、地酒に関する情熱と知識で、好みと料理に合う日本酒をチョイスして頂き、酒飲みにとって至福の時間を過ごす事ができました。

 この宿には2か所の大浴場と4か所の貸切露天風呂があり、バス付きの部屋の宿泊者は19時以降利用する事が出来ます。4か所の貸切露天風呂は、宿泊棟の一つ「癒しの宿」の入口付近の木札が使用状況を示しています。「貸切中」の木札を露天風呂のドアノブに掛けて、貸切で湯あみが楽しめる仕組みです。大浴場はドアに鍵が掛かってなければ、貸切で利用できますので、入浴中は内鍵を忘れないようにしましょう。

 朝食も昨夜と同じレストラン棟で頂きました。手の込んだ9品の和風料理の中でも、地元宍道湖産のシジミの味噌汁や、日本海で獲れたのどぐろの干物が食欲をそそり、ついついお腹いっぱい食べてしまいました。

 深い雑木林の中に佇む古民家の部屋で湯あみ三昧を楽しみ、優しいおもてなしで美食を堪能して、命の洗濯ができました。部屋の広さや価格帯もバラエティーに富んでいますので、お二人のおこもり旅からご家族での旅行まで、幅広い層にお薦めの宿です。

接客対応

全てのスタッフさんに終始笑顔で、程よい距離感を保ちながら優しい対応をして頂きました。若いにも関わらず知識が豊富で楽しい会話が弾みました。

清潔感

古民家の宿泊棟は移設9年を経過しているにも関わらず、メンテナンスや清掃が行き届いています。障子の小さな破損個所は少しだけ気になりました。

客室

築120年の古民家を移築した宿泊棟は100平米の広さがあり、日本建築の美しさと西洋アンティーク家具が見事に調和し、むしろモダンな感じを受けました。

食事

地元山陰の旬に拘った食材に料理長の繊細な手が加わった創作会席は、食材その物の味を主張した薄めの味付けで、目と舌を楽しませてくれました。

コスパ

重厚感があり贅沢な部屋を二人占めして満足でしたが、一人当たり3.5万円強は少し高めに感じました。

立地

出雲大社まで車で30分程、最寄りの駅からもタクシーで数分の距離にあり、出雲地方の観光拠点として最適です。

温泉・スパ

日本三美人湯といわれるだけあって、泉質は抜群です。部屋付きの半露天風呂は広々として気分爽快になりました。

備考・アドバイス

・夕食は6時と6時半、朝食は8時と8時半から選べます。
・大浴場や貸切露天風呂にはタオル類がありませんので、部屋に備え付けの籠に入れて持参してください。
・近所にはコンビニがありませんので、必要なものはあらかじめ出雲市の市街地等でお求めになって下さい。
・Wifiはパスワードの入力が必要です。宿泊棟のテーブルに設定のやり方のパンフレットがあります。
・公式HPや予約サイトのHPにはDVDプレーヤーありと書かれていますが、BDプレーヤーがありますので、お好きなBDをお持ちになる事をお勧めします。