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雲仙観光ホテル

〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
雲仙観光ホテル
〒854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
TEL: 0957-73-3263
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口コミ

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4.0 に投稿 獲得票数:10 投稿者: korousa認証済
2019年6月頃に一人で滞在 この口コミに投票する
美しい館内と地場の食材を使った美味しい食事が魅力のクラシックホテル

「日本クラシックホテルの会」の宿の中で、唯一九州にあるホテルです。平日利用でデラックスツイン1名1室2食付43,000円で予約しました。行きのアクセスは諫早駅から出ている路線バスを利用しましたが、長崎空港や諫早駅から無料送迎サービスもあり、こちらを利用するのも便利かと思います。

最寄りのバス停からは徒歩すぐでした。ホテルの石造りの門を通り抜けると、登録文化財にも選定されているスイスシャレー様式の建物が現れます。当日は雨でしたが、霧に包まれてとてもミステリアスな雰囲気でした。建物に近づくとすぐスタッフの方が館内へと案内してくださいました。建物ロビーは重厚なインテリアで統一され、堂々たる大階段に目を奪われます。ロビーにはフロントカウンターもありますが、今回はチェックインデスクのある小部屋にて手続きを行いました。

当日は宿泊客が少ない日だったため、客室はプレミアムルーム(42平米)というお部屋にアップグレードしてくださいました。ベッドやテーブルセットの他に、デスクが2台ある広々とした間取りです。窓の外には玄関ポーチを望めるベランダがありました。壁紙はウイリアムモリスのデザインで、これを目当てに宿泊される方もいらっしゃるそうです。特別感のあるお部屋で一人で泊まるにはもったいないくらいでした。とても気に入ったのですが、ベランダで過ごすのが好きなので、椅子や隣室との仕切りがあればと思いました。

客室はバスルームとトイレが別になっています。グレードの高いお部屋だったせいか、バスアメニティはブルガリのミニボトルでした。歯ブラシやコットン、ブラシなどが入った大きめのアメニティ袋があり、お風呂への移動やミニボトルの持ち帰りにも便利です。部屋に基礎化粧品はありませんでしたが、大浴場の脱衣場にありました。バスローブとガウン、パジャマがあり、この部屋着で浴場へ向かうことができます。(ロビー・ダイニングは私服を利用します。)棚に無料の常温ミネラルウォーターのボトルと、アルカリイオン水がある他に、冷蔵庫内に有料のビール、サイダー、ミネラルウォーターがありました。

温泉浴場は男女別が1カ所と家族風呂があります。男女入れ替えはありません。大浴場はヨーロッパの温泉保養地を思わせるようなドーム天井で、クラシックホテルらしいデザインとなっています。露天風呂は壁に囲まれていてあまり情緒はありませんが、風に吹かれながら入るお風呂は気持ちよいものです。露天風呂、内風呂ともに湯船は小さめですが、宿泊客が少なかったため、雲仙のよい温泉をゆっくりと楽しむことができました。

共用部には食事をいただくダイニングの他、バー、ビリアード場、ライブラリー、映写室(シアタールームのような施設)、ショップなどがあります。改修時に新設された施設もあるようですが、どこもクラシックホテルらしい世界観で統一されており、センスの良さに感心しました。ライブラリーはデスクやソファーの調度が素敵で、蔵書も手に取りやすいものが多かったです。度々足を運んで読書を楽しみました。

夕食はメインダイニングで洋食をいただきました。アミューズは近海タコのフリッター、とうもろこしアイス、とうきびのヒゲのマリネが石版に載せられて登場しました。橘湾のイカや海老を使ったクスクスは、カラフルな野菜のソースのデコレーションがとても綺麗です。自家製チーズの浮かんだガスパチョ、ハモのビーツソース添え、牛フィレ肉のステーキ等、地場の魚介類や野菜を多く取り入れた美味しい料理を堪能しました。デザートは3種類あり、シャーベット、デザートワゴン、プチフールと続きます。デザートワゴンは、ケーキや、アイス、フルーツカクテル等8種のデザートから好きなだけ選ぶことができます。どれも美味しそうで選ぶのが大変でした。

朝食は洋食か和食かが選べ、和食を選択しました。和食レストランもあるようですが、今回はメインダイニングを利用する形でした。主食は白米、白がゆ、白がゆに薬膳餡をかけていただく薬膳がゆから選ぶことができます。海老のすり身をパンではさんであげた卓袱料理「ハトシ」やサツマイモの甘みを生かした味噌汁「ヒカド」等、郷土色豊かな料理が楽しめました。洋朝食も魅力的でしたが、和朝食を選んで良かったと思いました。

チェックアウト直前に特典のゴルゴンゾーラチーズケーキをいただきました。本来ならば赤ワインがいただけるそうなのですが、すぐ後の送迎で山道を下るため、コーヒーに変更してもらいました。濃厚でしっとりしたケーキで非常に美味でした。コーヒーとも合いましたが、やはり赤ワインが一番合うかと思います。

接客は皆さん上品で丁寧でした。また、玄関に常駐されている男性スタッフの方は、顔を合わせる度に声をかけてくださる上に、名前を覚えて呼んでくださるのが嬉しかったです。お客さんが少ないこともあり、長時間雑談にお相手していただいたので、すっかりこのホテルに愛着がわきました。

「日本クラシックホテルの会」の中で首都圏から最も遠い宿ですが、地元の食材を使った美しく工夫ある料理、温かい接客など、この施設のためだけに足を運ぶ魅力のある宿です。日本の他のクラシックホテルと比べて規模が小さめな分、館内のインテリアが隙無く統一されているのが見事でした。周辺の街並みもこのホテルの外観に合わせた山小屋風建物が多く、ヨーロッパの村に来たような気分が味わえます。

霧や雨のシーズンでしたが、その分、思いがけない客室のアップグレードで優雅な滞在ができました。また再訪したいホテルとなりました。

接客対応

上品で丁寧な接客でした。玄関に常駐されているスタッフの方がとてもフレンドリーで癒やされました。

清潔感

歴史あるホテルですが、綺麗に改装・維持されているため老朽化はほとんど感じることなく、至るところに清潔感がありました。

客室

プレミアムルームはウイリアムモリスの壁紙が素敵なお部屋です。42平米と広々しており、外にはポーチを望めるベランダがありました。

食事

夕食フレンチでは、地場の食材を多く取り入れた美味しく目に美しい料理を堪能しました。郷土食を取り入れた和朝食も満足でした。

コスパ

宿泊費は高額ですが、食事、客室、接客全てがハイレベルで満足感を得ることができました。首都圏からは遠いですが、訪れる価値のあるホテルです。

立地

路線バスで諫早市から1時間半ほど、送迎車で1時間ほどかかります。周辺は山荘風の建物が建ち並ぶ美しい街並みで心が洗われ、観光スポットも近いです。

温泉・スパ

ドーム天井のデザインが美しい温泉施設です。湯船はあまり広くありませんが、温泉はよいお湯で、満喫できました。

備考・アドバイス

閑散期ということもあるかも知れませんが、ショップの飲料の品揃えが少なかったです。客室の冷蔵庫内にはビール、サイダー、ミネラルウォーターがありますが、他に客室で飲みたいものがあれば、あらかじめ購入しておいた方が良いかと思います。

長崎空港と諫早駅前から1日1本の送迎があります。