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湯布院山灯館

〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1553-6
湯布院山灯館
〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上1553-6
TEL: 0977-84-5310
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
3.6 に投稿 獲得票数:4 投稿者: ぽぽぽぽぽ認証済
2018年9月頃に一人で滞在 この口コミに投票する
見た目も美しく、趣向を凝らした会席料理をいただける温泉宿

湯布院を代表する観光スポットである金鱗湖に近く、観光に便利な場所にある料理旅館です。全13室と部屋数は少なめですが、隣には姉妹館の「田乃倉」と「なな川」もあり、通路でそれぞれの旅館と行き来することができます。

湯布院のメインストリートである湯の坪街道に近く、観光客で賑わっている地区にありながら、1本通りを奥に入った場所にあるため、お宿の前の道は人通りが少なく静かでした。大きな暖簾が掛かる門が大変立派だったので、どれだけ豪華な旅館なのか期待に胸が膨らみましたが、フロントまわりは意外にこじんまりとした造りでした。

15時のチェックイン時刻より少し前に到着し、フロントで名前を告げると、お部屋の準備がまだだったので待合室へと通されました。そこには料理長が作った竹細工がずらりと飾られていたのが印象的でした。待っている間、おしぼりとカボスジュースが出され、その後、しばらくしてからお部屋へと案内してもらいました。

こちらのお宿は中庭を囲むようにお部屋が建てられていて、中庭に沿った廊下を歩いて部屋へと案内されたのですが、中庭の緑がきれいで、気分が高揚しました。

今回宿泊したお部屋はツインベッドルームでこのお宿の中で唯一の洋室です。9月の平日に一人で泊まって、1泊2食付きで36,180円(税・サ込み)+150円(入湯税)で、夕食に関アジ姿造りがついたプランでした。お部屋の扉を開けると踏み込みがあり、ここで土足から室内履きに履き替えるのですが、三和土のようなスペースはなく、室内と同じくカーペットが敷いてありました。中に入ると中居さんからお部屋の説明がなされました。2階だったので、非常時用の避難ロープを持ちだし、目の前で窓枠の柱にある金具につけてくれたのですが、このようなことは初めてだったので、防災意識の高いお宿だと思ったのと同時に、梯子ではなく、結び目が等間隔についているだけのロープ1本で、本当に安全に1階へと降りられるのか不安になりました。その後、椅子に腰掛け、お茶とお菓子をいただきながら、名前や住所などを記帳し、夕食と朝食、翌日の駅までの送迎の時間を決めました。

お部屋のインテリアは品よくまとめられていたのですが、デザインに古さを感じ、一昔前の老舗ホテルの内装という印象を持ちました。窓からは周辺の山々も見えたのですが、すぐ手前の生い茂った木々が邪魔していて、あまりいい眺望ではありませんでした。お風呂もついていますがユニットバスでした。一応、椅子と桶が置かれ、洗い場も確保されていましたが、便器の横で体を洗う気になれず、利用しませんでした。

部屋着として浴衣2枚と羽織、足袋が用意してありました。飲みものは緑茶のセットと冷水の入ったポットがおかれ、冷蔵庫には有料ですが、ビールなどのアルコールとお茶、無料のペットボトルの水が入っていました。また夕刊と朝刊が届けられたほか、机の上に明日の天気のお知らせがあったのには心配りを感じました。

アメニティは歯ブラシと剃刀は巾着袋に入れられ用意されていました。化粧水などは資生堂の「THE AMENITY」と「THE AMENITY foe men」シリーズものが用意されていたほか、「PHYTO AND ROSE」のメーク落とし、「AUSLESE」のムースが置かれていました。バスアメニティは「MARGARET JOSEFIN」のものでした。大浴場にもほぼ同じものが置かれていますが、綿棒とコットンは大浴場にしかありませんでした。

夕食は18時、18時半、19時から選べます。約束の時間にフロントにいくと隣のお食事処に案内してくれました。食事は夕食、朝食ともにお食事処でいただきました。お食事処でいただくのは洋室の客のみで、和室の場合はお部屋でいただけるとのことでした。通されたのは個室でしたが、天井は格子状に角材を組み合わせたものがはめこまれていただけで、隣の部屋にいた客の話し声や笑い声だけでなく、汁物をすする音まではっきり聞こえました。また、格子の間から天井のダクトや埃が見え、あの埃が落ちてきたらと思うと、あまりいい気持がしませんでした。

お料理は食前酒から水物まで全13品の会席料理でした。先付けは月見をイメージしていて、ウサギ、杵、臼、ススキ、団子などをいろいろな食材で作ってあり、ちょっとしたアート作品のようでした。さらに器にも月が描かれていただけでなく、器の内部には小さなライトが仕込まれており、月の部分が下からライトで照らされ、ほんのりと光るようになっていました。向付としてだされた1本釣りで釣り上げた関アジにシリアルナンバーが付いていたのには驚きました。味は身がしっかりとしていて歯応えがあり、おいしかったです。強肴の豊後牛陶板焼は、お肉が柔らかく、口の中でとろけるようでした。また、強肴の後、お箸にお肉の脂が付いたからと交換してくれたことに、細やかな心配りを感じました。

朝食はスタート時刻を7時半から9時までの間、30分間隔で選べます。内容は焼き魚、お惣菜、湯豆腐など、和のお料理が並びました。湯豆腐で使用している豆腐は料理長の手作りだそうで、やさしいお豆の味がしました。ご飯はおかゆでしたが、通常の白米のご飯もお櫃に用意してくれていました。

こちらの旅館はホームページで会席料理旅館と謳っているだけあって、夕食、朝食ともお料理がおいしかっただけでなく、盛り付けも美しく、上品な感じで満足できました。

大浴場はチェックインから深夜1時までと翌朝5時からチェックアウトまで利用できます。檜造りの「妃泉の湯」と岩造りの「狭霧の湯」の2つあって時間によって男女が入れ替わります。タオルやアメニティは用意されていて、手ぶらで利用することが出来ました。どちらのお風呂も源泉かけ流しで、内風呂は浴槽、洗い場とも広くて気持ちのいいお風呂でした。両方に露天風呂もついていたのですが、小さくて2~3人も入ればいっぱいになる広さでしたし、湯船は内湯とつながっていてあまり露天ならではの特別感は感じられませんでした。特に「狭霧の湯」の露天は視界が開けていないうえ、周りを囲いで囲まれていて閉塞感すら感じました。それと、「妃泉の湯」には朝5時のオープンと同時に入ったのですが、洗面台には昨夜の残りと思われる、長い髪の毛が残っていたし、ゴミ箱がゴミでいっぱいになっていたのにはがっかりしました。

スタッフの接客はとても満足できました。たくさんのスタッフの方が働いていらっしゃいましたが、人による当たり外れがなく、みなきちんとされていました。チェックインのとき対応してくれた年配の女性、夕食と朝食を担当してくれた若い女性、部屋へ案内してくれた女性、チェックアウトのとき対応してくれた男性と、みな物腰が柔らかく、話し方もきれいで、品の良さを感じました。また、そのほかのスタッフも廊下ですれ違ったとき、みな気持ちよく挨拶してくれ、接客の良さが印象に残りました。

周辺には観光スポットやお店がたくさんあり、観光に便利な場所にあるだけでなく、料理旅館ならではのおいしい食事と2つのタイプの違う温泉もあります。観光がメインでも、料理と温泉を楽しむお籠りの宿としても使える使い勝手のいいお宿だと思います。

接客対応

どのスタッフもこなれた対応をしており、安心してサービスを受けられました。

清潔感

掃除は基本的には行き届いていたのですが、お食事処の天井や大浴場の清掃にすこし難を感じました。

客室

インテリアンのデザインに古さを感じますが、上品で落ち着いた雰囲気のお部屋でした。

食事

凝った盛り付けをしており、見た目にもインパクトがあり、おいしい料理でした。

コスパ

料理の素晴らしさ、2つあるお風呂、客室の広さ、サービスの良さを考えると妥当だと思います。

立地

駅から歩くとちょっと距離がありますが無料で送迎してもらえます。まわりは観光スポットやお店が多く便利な場所にあると思います。

温泉・スパ

内湯は広くて気持ちいいのですが、露天風呂が物足りなく感じました。

備考・アドバイス

無料のWifiがあります。

隣接する姉妹館「田乃倉」のお風呂を使うことが出来ます。

由布院駅までの送迎をお願いできます。

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