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川湯観光ホテル

〒088-3465 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉1-2-30
川湯観光ホテル
〒088-3465 北海道川上郡弟子屈町川湯温泉1-2-30
TEL: 015-483-2121
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口コミ

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2.5 に投稿 獲得票数:9 投稿者: たび金魚認証済
2018年2月頃にカップルで滞在 この口コミに投票する
極上の温泉が身体に染みわたる、道東のリーズナブルな観光ホテル

北海道東部の屈斜路湖から2キロほどの場所にある川湯温泉の宿です。マイナーな温泉地ですが、強酸性の泉質がとてもよく何度か訪れています。今回初めて川湯観光ホテルに泊まりました。飛行機とのセットプランで2月の平日に利用しましたが、通常の宿泊料金は2名2食付きで16,000円(税サ込)ほどになるようです。

宿に着くと立ったままチェックインをします。ロビーはやや薄暗く、昭和の観光ホテルといった趣です。土産物店や摩周湖の伏流水を自由に飲める喫茶コーナーがありました。その奥には喫煙ルームがあって、スタッフも利用していました。フロントスタッフはマニュアル的で笑顔も少ないですが、てきぱきとしていてスムーズにチェックインができました。食事の時間やお風呂の説明を受け、鍵をもらって各自部屋へ向かいます。客室は3階にある12畳+広縁の和室でした。

部屋は古いですが、清掃は比較的キレイにされていました。室内の経年劣化が目立っていて、壁紙は染みがあるうえ一部が浮いていて、ユニットバスにはカビのような黒ずみもありました。また羽織は首回りの擦れが目につきました。隣の部屋からくしゃみも聞こえ、上の部屋の音も気になりました。窓からは別のホテルやアパートのほかに、林が見えるだけで眺望がいいとは言えません。部屋のコンセントが少ないうえ差込口が古く、挿しても重さで抜け落ちてしまうのには、逆に笑えました。

客室のアメニティは歯ブラシのみで、ドライヤーもありませんでした。ユニットバスにシャンプー類はなく、どうやら洗面台にあるハンドソープと兼用のボディーソープを使うようです。もちろん目当ては大浴場の温泉なので、使うことはありませんでした。

なんといってもこの宿の魅力は、温泉にあります。絶えず水蒸気を噴き上げている活火山のアトサヌプリ(通称硫黄山)が2キロ南にあって、そこで熱せられた地下水が川湯温泉で湧き出ています。泉質はpH1.74の強酸性で殺菌作用が強く、皮膚の病気などに効果があるそうです。

大浴場は2階が男性用、3階が女性用です。掛け流される源泉量も多く、内風呂は温度の異なる湯船がふたつと、真湯、水風呂、サウナのほかに露天風呂があります。ふたつの内風呂は湯船が大きいので少し白濁していましたが、小さい露天風呂は湯の入れ替わりが早いせいか透明で鮮度もよかったです。露天風呂は周囲の宿泊施設から見えないように塀で囲まれていて、男湯からはアトサヌプリがわずかに見えました。また、強酸性の温泉は人によっては肌に合わず、痛みやかゆみを感じるため真湯の湯船が用意してあります。川湯温泉では各ホテルが自家源泉を持っていて、川湯観光ホテルは玄関前の道を渡った場所に源泉がありました。泉質もホテルごとに微妙に異なるそうです。川湯温泉ではこれまで数軒の宿に泊まっていますが、個人的にはここの泉質が大変よく感じられ、肌にジンワリと染み込むようないいお湯でした。

脱衣場にはアメニティが少なく、化粧品類もないので持参することをお勧めします。洗い場は多いのですが、ドライヤーはふたつしかなく、立ち寄りのお客さんや、夜は従業員の方も入浴されていたので、混みあう時間は待つことになります。できれば数を増やしていただくか、貸出用のドライヤーが欲しいと思いました。

「地産地消ブッフェ」と名付けられた夕食は、1階の「個室風だいにんぐ」でいただきます。別料金になりますが、入口に駄菓子屋や屋台風のラーメン屋が設けられていました。スリッパを脱いで「だいにんぐ」に上がると、囲炉裏のある古民家風の休憩処があり、家族連れに喜ばれる趣向だと思います。入り口付近にスタッフが常駐していないようで少し待ちましたが、ほどなく席に案内されました。「だいにんぐ」は近年改装されたようで、他と比べて明るくキレイでした。床暖房になっていて素足でも温かかったです。テーブル席はパーテーションで仕切られているので声は漏れてきますが、音楽が流れているので気にはなりませんでした。担当の仲居さんは新人の方らしく頼りなさを感じましたが、ベテランスタッフは淀みない対応でした。

テーブルにはあらかじめお造りとカサゴの天ぷら、台の物のすき焼きが用意されていました。その他はブッフェコーナーに料理やご飯などが置かれています。お造りのタコの頭は大変柔らかくとても美味しかったのですが、カサゴの天ぷらは冷めて衣がパサパサして残念なものでした。台の物のすき焼きは席に着いたときに火がつけられ、ブッフェコーナーで料理を物色しているうちに、すっかり煮込まれてしまいました。ブッフェの料理を取り終えてから、火をつけたほうが美味しくいただけたと思います。ブッフェにある噴火鍋はホテルのオリジナル料理で、ホタテやカニ、じゃがいも団子など具材が豊富に入り、牛乳ベースのスープがとても美味しかったです。北海道ならではのスープカレーは魚介入りで、スパイスの効いた辛口でした。そのほかじゃがいもグラタンやおでんなどが並び、高級な食材こそ使われていませんが、満足感がありました。

朝は1階の大広間「すずらん」で朝食バイキングをいただきました。生卵は阿寒郡の「コッころたまご」だったり、「はぼまい昆布しょうゆ」や屈斜路産の蜂蜜が用意されるなど、本州ではなかなかお目にかかれない地の物があって嬉しかったです。特に肉じゃがは柔らかくて、とても気に入りました。

スタッフはおおらかな方が多く、親しみやすかったです。朝食時のスタッフは雑談をしている方もいましたが、宿泊客で混んでくると料理の補充をこまめに行っていました。部屋は経年劣化が気になりますが、お風呂のお湯はたいへんよく、朝夕の食事は地元食材が多く使われていて、楽しく食べることができました。リーズナブルに温泉を楽しみたい方には最適なホテルです。なかでも温泉にこだわりのある方や、酸性泉の好きな方にお勧めです。

接客対応

スタッフによって接客にばらつきもありますが、地元出身のおおらかで親切な方が多く、会話も弾みました。

清潔感

客室はキレイに清掃されていましたが、壁紙にはくすみがあって一部はめくれているほか、客室のユニットバスのカビなど、メンテナンス不足を感じました。

客室

客室は12畳の広さですが、デザインは古く傷みも目につき、備品も時代を感じさせます。他の客室の物音も気になりました。

食事

夕食はハーフブッフェで、朝食はバイキングです。リーズナブルな価格の割に、本州ではなかなかお目にかかれない地元食材も多く使われ、満足感がありました。

コスパ

客室は古さを感じますが、手頃な価格の割に食事や温泉の泉質は満足のいくもので、コスパはいいと思います。

立地

屈斜路湖と摩周湖のほぼ中間地点にある川湯温泉駅から、車で5分ほどです。オフシーズンに訪れたせいか、大半の飲食店や土産物店は休業していました。

温泉・スパ

強酸性の温泉は大変いいお湯でした。大浴場は古いですが広々としていて洗い場も多く、温度の違う湯船やサウナ、露天風呂もありました。

備考・アドバイス

ホテルに事前予約をすれば、川湯温泉駅から送迎が受けられます。電車は本数が少ないのでスケジュールをしっかり立てる必要があります。

川湯温泉駅と温泉街を行き来する路線バスもありますが、本数は限られています。

Wi-Fiは利用できますが、速度が遅いです。