ユーザーIDまたはメールアドレス パスワード
パスワードを忘れた場合はこちら

ホテル・旅館の価格比較・格安予約

辰巳屋山荘 里の湯

〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町悪戸尻27-2
辰巳屋山荘 里の湯
〒960-2157 福島県福島市土湯温泉町悪戸尻27-2
TEL: 024-595-2146
通報する口コミのタイトル
違反内容
違反内容の詳細
宿らん調査員を大募集
10万円 現金ゲット!

口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
3.6 に投稿 獲得票数:7 投稿者: ぽぽぽぽぽ認証済
2018年3月頃に一人で滞在 この口コミに投票する
森に囲まれた、雄大な景色を堪能できる露天風呂を貸切で楽しめるお宿

「里の湯」は土湯温泉の中心地から少し離れた場所にある、全10室の小さなお宿です。

予約をすると、福島駅のバス停の場所や運賃、出発時刻を知らせるメールをいただき、丁寧な対応に好感が持てました。また、バスに乗る前に連絡をいれると土湯温泉のバス停まで迎えに来てくれる旨も記載されていました。

土湯温泉のバス停からお宿までは徒歩で向かいました。温泉街の中心地から15分程で到着できたのですが、道に高低差があったり、お宿の手前にはかなり急なヘアピンカーブもあり、足腰の弱い方は送迎をお願いしたほうがよさそうです。

玄関を入って名前を告げると、すぐに男性スタッフが部屋へと案内してくれました。座椅子に腰を下ろすと、お抹茶と料理長手作りの栗羊羹が出され、それらをいただきながらお部屋の説明を受け、お風呂と食事の時間を決めました。時間を間違えないように、予約したお風呂と食事の時間が記載された紙もいただけました。

宿泊したのは、古代檜風呂付きの8畳+6畳の「梅」というお部屋で、3月の日曜日、ひとりで泊まって、一泊2食付きで38,000円(税込み)でした。角部屋だったので窓が2面にあり、周りの山々の景色がよく見えましたし、自然光もたっぷり入って明るくていい雰囲気のお部屋でした。造りは純和風で、掃除も行き届いていて綺麗でしたが、柱や木製の窓枠の日焼け具合、座卓についた傷など、年季を感じる箇所もありました。

飲み物は、急須で入れる緑茶とほうじ茶のほかに、ポットに入った氷水が用意してありました。冷蔵庫には有料ですが、アルコール類とソフトドリンクが入っていました。特にアルコール類は、地元の地ビールやシャンパン、スパークリングワインもあり充実していました。部屋着の浴衣は大と中のサイズ違いが各2枚づつ用意してあったほか、羽織と外出用のフリースのブランケットもありました。バスアメニティは資生堂のもので、化粧水も同じく資生堂の「THE AMENITY for men」が置かれていました。

お部屋には古代檜の浴槽のお風呂が付いており、普通のお湯と温泉の両方が利用できるようになっていたのですが、浴槽のサイズが小さめだったので使いませんでした。それとトイレが狭かったのが気になりました。便座に座るとすぐ前に壁がある状態で、圧迫感があり落ち着きませんでした。

お風呂は客室についているもののほかに、露天風呂「金剛の湯」、大浴場古代檜風呂、家族風呂の3つがありました。どのお風呂も貸切で利用でき、予約はお宿に到着してから行います。基本的に夕食前、夕食後、翌朝の3回予約できますが、空いていれば追加することも可能です。また、どれか一つのお風呂を3回予約してもよいとのことでした。利用できる時間は初回のみ40分で、2回目からは30分でした。

一番印象に残ったのは露天風呂「金剛の湯」です。本館からは少し離れた森の中にあるのですが、その分、開放感は抜群でした。国立公園の中にあるため、手つかずの原生林に囲まれており、充分自然を感じることができました。脱衣所の近くに大きな湯舟があり、さらに小道を奥へと進むと小さな湯舟がありました。そのすぐ横を渓流が流れていたので、その水の音も耳に心地よかったです。

家族風呂も気に入りました。脱衣所には大きなガラス窓があり、自然光がたっぷり入る明るい空間で、洒落た雰囲気のガラスで出来た洗面台も印象的でした。ここには内風呂と露天風呂があるのですが、内風呂は3面がガラス張りになっていて、景色がよく見渡せました。露天風呂は外気を直に感じられて気持ちよかったのですが、両側の壁が前にせり出しているため横の視界が遮られていたのが残念でした。ひとつ気になったのは、露天風呂の洗い場に立つと、下に散策路が見えたことです。こちらからよく見えていたので、向こうからも見えていると思います。そう人が歩いている場所ではないのでそれほど気にしなくていいのかもしれませんが、一応、心に留めておいたほうがよさそうです。

大浴場は古代檜の浴槽で10人くらいは充分入れそうなの大きさがあり、一人で湯船を占領するのは、ちょっともったいなく感じるほどでした。

こちらのお湯は土湯温泉から引いてきているもので、お風呂の多くが源泉かけ流しという贅沢なものでした。湯船に入ると、硫黄の匂いがして、お湯は少しとろみがあり、肌にまとわりつくようで、よく温まることができました。すべての貸切風呂にはバスタオルやアメニティが用意されていて手ぶらで利用することができましたが、露天風呂「金剛の湯」の男性用脱衣所にだけアメニティがありませんでした。

お食事は夕食、朝食ともにお部屋でいただきました。夕食は18時か18時半スタートか選べました。先附から水菓子まで全9品の懐石料理で、山菜や筍、蛤など季節を感じさせる食材を多用していたり、桜の蕾のついた枝が添えられていて、春が演出されていました。かなりボリュームもあったうえ、黒毛和牛、鱶鰭、ずわい蟹など高級食材も贅沢に使われていました。味はおいしかったのですが、黒毛和牛は私には少し火が通りすぎていましたし、鱶鰭も思っていたほど旨みが感じられなかったのが残念でした。

朝食は8時か8時半スタートを選べます。湯豆腐や煮物、鮭の焼きもの、貝柱の刺身など、品数も多く、ボリュームたっぷりで、おいしく頂くことができました。

パブリックスペースとしてはロビーの横に茶室があり、コーヒーや紅茶などがフリーでいただけました。部屋に持ち帰りできるように、お盆も用意されていました。ほかに敷地内には散策路もあり、下っていくと荒川の河原へと通じています。途中には湧水も出ており、それを利用した山葵田もありました。散策路を歩いていると、突然数匹の猿が目の前に現れたかと思うと山の奥へと去っていきました。宿の方によると、猿のほかにカモシカも出るそうで、カモシカのほうが好奇心旺盛で近くに寄ってくるとのことでした。

スタッフの対応はみな丁寧でしっかりしていました。人によるバラツキがなく、安心してサービスを受けられました。部屋に案内してくださった男性スタッフの説明はとても丁寧でわかりやすかったです。部屋を担当してくださった中居さんは気さくな雰囲気で親しみやすいうえ、食事の時にお風呂の空き状況を教えてくれたり、出発前に部屋でくつろいでいるとコーヒーを持ってきてくれたりと、いろいろと気を使ってくれました。

圧倒的な自然のスケールと開放感が楽しめる露天風呂は温泉好きにはたまらないと思います。全部で3つあるお風呂がすべて貸切で使えるのもリラックスするにはいい環境でした。客室数も少なく、落ち着いて滞在できましたし、スタッフの温かさが感じられるサービスも心地よかったです。季節を変えて、また訪れてみたいと思わせてくれるお宿でした。

接客対応

丁寧な対応ながらも、どこか温かい感じのする気持ちのいいサービスでした。

清潔感

建物には古さを感じるところもありますが、掃除は行き届いて清潔でした。貸切風呂も毎回掃除が入っていたようです。

客室

自然光がたっぷり入り、明るくて居心地の良い空間でした。

食事

季節感とボリュームのある料理でした。

コスパ

貸切風呂の満足感が高く、お値段以上の価値があると思います。

立地

国立公園内という、自然環境に恵まれた立地でした。客室からもお風呂からも豊かな自然を感じられます。

温泉・スパ

3つあるお風呂はどれも素晴らしかったです。すべて貸切というのも高ポイントです。

備考・アドバイス

貸切風呂の予約は先着順のようなので、使用時間などにこだわりがある人は早めのチェックインをお勧めします。露天風呂「金剛の湯」までは、移動距離が長く、高低差もあるため、往復の時間を考えると、ひとつだけある40分枠を割り当てるとよいと思います。大浴場と家族風呂は本館にあるため移動が楽です。

無料のWifiが使えます。

お布団は夕食前、1回目の貸切風呂利用中に敷いてくれます。