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全室露天風呂付き客室 櫻湯 山茱萸 <さくらゆ さんしゅゆ>の口コミ・宿泊記

全室露天風呂付き客室 櫻湯 山茱萸 <さくらゆ さんしゅゆ>
〒999-2211 山形県南陽市赤湯740
TEL: 0238-43-3020
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
4.2 に投稿 獲得票数:8 投稿者: izaiza
2017年8月頃に家族旅行で滞在 この口コミに投票する
別荘風の広い客室で贅沢なプライベート感を味わえる癒しとくつろぎに満ちた温泉宿

8月中旬の日曜日に、大人2名、幼児1名で利用しました。スタンダードプランの一泊二日夕朝食付きで、料金は税込で大人1名32,550円、子供は3,780円(寝具のみ)でした。高級旅館、特にプライベート感を重視しているお宿では乳幼児お断りのところが多いですが、こちらのお宿では特に条件はないとのことで、私たち子連れにはありがたい限りでした。

「櫻湯 山茱萸」は、江戸時代後期創業の老舗旅館で、2005年の全面リニューアルで現在のスタイルに一新されました。平屋造りの建物は、山茱萸の花を思わせる明るい色の外壁が映え、幾重にも連なった切妻屋根の整然とした様が印象的です。エントランスは、木材の骨組みがむき出しの高い天井と、藁入り珪藻土の内壁が、開放的で落ち着いた空間を作り出していました。600坪を超える広大な敷地に客室はわずか7室しかなく、宿全体が大変贅沢な造りになっていました。

宿までのアクセスは、赤湯駅から無料の送迎サービスがあり、車で5分ほどです。少し早い時間でしたが、事前に連絡した新幹線の到着時刻に、私たち家族だけのために駅まで車で迎えに来ていただきました。宿に到着すると、玄関に仲居さんが2名待機していて、直接、客室へと案内してくれました。客室では、チェックインの手続きを簡単に済ませていただき、おかげで入館してわずか10分ほどで家族だけのプライベートの時間となりました。ウェルカムドリンクは冷たいマスカットティーで、爽やかな風味が、猛暑で疲れた心と体を癒してくれました。子供には、オレンジジュースをいただきました。

今回宿泊した客室は「白山吹」という名前のお部屋で、広さは67.73平米です。主室9畳、寝室9畳、居間6畳、そして、渡り廊下の先に、パウダールーム、シャワーブース、露天風呂を備えた大変広い造りになっていました。利用目的に応じて部屋が綺麗に分かれており、宿泊施設というよりは、日常と非日常が同居した別荘にいるような錯覚を覚えました。県道に面しているため、露天風呂に出ると車の走行音が聞こえますが、室内は防音がしっかりしているため、戸外の音はほとんど気になりませんでした。

主室は、畳敷きに床の間という典型的な和室の設えで、座卓は掘りごたつ式になっており、子供用の椅子も用意されていました。奥の居間は、アームチェアや木のベンチのある洋風の設えで、大きなガラス越しには緑が美しい中庭の様子がよく見えました。アームチェアは、ほどよい前後の揺れが心地よく、テレビやCDを視聴しながらくつろぐのに最高の環境でした。寝室には、すでに布団が敷かれていて、極力入室しないようにとのお宿の配慮がうかがえました。腰痛専用敷布団と特殊な石の入った枕は宿自慢の寝具とのことで、特に枕は頭が程よく冷えてスムーズに眠りにつけました。クローゼットには、大人のみ、浴衣、部屋着、足袋、半纏代わりのマントの用意がありました。冷蔵庫内の飲み物はすべて有料でしたが、ドリップ式のコーヒーメーカーと細挽きのコーヒー豆は無料で提供されていました。

パウダールームは、ゆったりとしたスペースが確保され、大きな鏡の洗面台、タオルウォーマー、専用のエアコンなど設備も充実していました。洗面台は、洗面器とヘアドライヤーが2つずつあるなど、大人2名でも無理なく使えるような配慮のある設えになっていました。このほか、備え付けの女性用基礎化粧品や使い捨てのアメニティも、洗面台の上に並べられていました。収納棚には、大人のみ、バスタオル、フェイスタオル、バスローブが用意されていました。露天風呂に出る途中に、洗い場兼用のシャワーブースがありました。トイレは、客室の入口付近に二畳弱ほどのスペースがあり、自動洗浄機能もついて大変使い勝手の良いものでした。

客室の露天風呂は、源泉かけ流しで大人一人がゆったりと入れる広さがありました。泉質は、弱アルカリ性の含硫黄−ナトリウム・カルシウム−塩化物泉で源泉温度が高く、加水して入浴しました。県道沿いで多少の騒音はありましたが、ほのかな硫黄の香りと中庭の草木に情趣があり、時間を忘れて優雅に入浴を楽しみました。昼夜の寒暖の差があるので、夏場は涼しい夜の入浴がおすすめです。弱アルカリ性の効果からか、入浴後は肌がすべすべとして美肌効果を感じました。

客室以外では、男女別の大浴場があり、チェックインから翌朝11時まで夜通しで利用できます。三回利用しましたが、一度も他の宿泊客と会うことなく、実質貸切状態でした。内風呂と露天風呂があり、内風呂は循環式、露天風呂は源泉かけ流しとのことです。露天風呂は、浴槽の底から勢いよく泡が発生するバイブラバスで、温泉成分との相乗作用で体がよく温まりました。浴室の外には、バスタオルとフェイスタオルが常備され、冷水とオレンジジュースのサーバーもありました。脱衣場にはアメニティもあるので、客室からは手ぶらで行けます。入口には、客室ごとの下駄箱があり、客室の少ないお宿ならではの細やかな配慮が嬉しく思いました。大浴場のそばには、マッサージチェアや本棚の置かれたライブラリーがあり、湯上りのひとときに最適でした。ライブラリーのDVDやCDは客室で利用できます。

食事は、夕朝食いずれも部屋出しで、主室でいただきました。テレビもBGMもない静寂の中でいただく食事は久方ぶりのことで、贅沢なプライベート感を堪能しました。お料理は、山形の地のものが中心で、あらためて山形が食材の宝庫と言われる所以を実感しました。

夕食の和食会席は、見た目は素朴ながらも、多種多彩なお料理が並び、量・質ともに大変充実したものでした。爽やかで優しい味付けのお料理が多く、夏の暑さで疲れのたまったこの時期にはぴったりのメニューでした。特に好みだったのが先付の蓮豆腐で、蓮根のさっぱりとした風味と、上に添えられた新鮮な雲丹の濃厚な旨味のコントラストを楽しみました。他にも、前菜の冷汁、うざく、トマトの冷製スープ、自家製茄子漬など、新鮮な食材を使ったさっぱりとしたお料理が美味しく感じました。対照的に、蔵王牛のステーキはミディアムレアで肉そのものの旨味を堪能しました。また、追加注文した最高等級米沢牛のにぎり三貫(1,800円)は、口に入れて程なくして肉がとろけてしまい、束の間の味わいと感動でした。お酒は種類が豊富で、地元のワイナリーから厳選されたワインがところ狭しとメニューリストに並んでいました。三種類いただきましたが、「バレルエージング甲州」が一番の好みで、ほのかな苦味の余韻が、会席料理のおともにぴったりでした。

朝食は、和食または洋食が選べます。今回は、仲居さんのすすめで和食をいただきました。生野菜のサラダやスムージーなど新鮮な食材のお料理が並びましたが、特に美味しかったのは、宿オリジナルのお米で炊いたご飯です。実は、朝食だけでなく、帰り際にも手土産でおにぎりをいただいたのですが、冷えてももちもちとして甘みのある食感は感動もので、今では、そのお米を売店で買わなかったことが唯一の心残りです。

客室担当の仲居さんは、控えめで品のある穏やかな接客で、給仕のマナーも行き届いていて、見ていて清々しい気持ちになりました。当日の予定を話すと、お手製の観光マップ持参で旅の相談に乗ってくれて、配慮の行き届いた接客に心が癒されました。

朝食後もゆっくりと過ごし、チェックアウトは11時40分頃でした。客室を出るとすぐにスタッフの方が駆け寄ってきて大きな荷物を運んでくれました。フロントでの精算も迅速で良かったのですが、その後は早歩き気味に送迎車に直行で、余韻を感じる間もなく慌ただしく宿を後にしました。それまでゆったりとした滞在だっただけに、最後だけは残念な気持ちになりました。

あらためて振り返ると、家族水入らずで過ごした癒しの時間と気配りの行き届いた接客・サービスが一番印象に残っています。プライベートの時間を大切にしたい方にぴったりのお宿だと思います。次回は、季節を変えて再訪したいと思っています。

接客対応

客室担当の仲居さんは、謙虚で品のある穏やかな接客で、給仕のマナーは気配りが行き届いていました。旅の相談にも乗っていただき、至れり尽くせりの接客でした。

清潔感

ところどころ経年を感じる部分はありますが、館内は隅々まで清掃・メンテナンスが行き届いていて清潔感に溢れ、大変気持ちよく過ごせました。

客室

専用の中庭、渡り廊下まで備えた大変広い客室で、パウダールーム、トイレもゆったりとしていました。全室に専用のエアコンがあるなど、設備も充実していました。

食事

山形の新鮮な食材を使ったお料理が満載で、量・質ともに大変満足しました。米沢牛のにぎり、蓮豆腐の雲丹のせ、宿オリジナルのご飯が一番印象に残っています。

コスパ

贅を尽くした客室と食事、行き届いた接客とサービス、最長22時間滞在、夏休みシーズンなど、これだけの条件がそろってこの料金であれば、費用対効果は高いと思います。

立地

赤湯温泉の中心に位置し、桜の名所烏帽子山公園は歩いてすぐです。山形新幹線の赤湯駅からは送迎車で5分です。県道に面しているため、車でのアクセスも便利です。

温泉・スパ

客室、大浴場いずれの露天風呂も源泉かけ流しで泉質がよく、入浴後は美肌効果を感じました。特に、大浴場のバイブラバスは温浴効果抜群で、気持ちよく入浴できました。

備考・アドバイス

14時から翌12時まで最長22時間の滞在が可能です。夕食は17時半から、朝食は7時半から選択肢があり、時間の融通が利きます。私たちは夕食は18時から、朝食は8時からいただきました。

浴衣は大中小の3サイズが2枚ずつ、部屋着は大中小の3サイズが1着ずつありました。バスタオル、フェイスタオルは1人2枚ずつ、バスローブは1人1着ずつありました。

子供は寝具のみのプランでしたが、子供用の座椅子、歯ブラシ、タオルと、食事の際はご飯とふりかけ、夕食のデザートにバニラアイスをいただきました。

女性用の基礎化粧品は、備え付けでは、資生堂の「フィトアンドローズ」の化粧水、乳液、洗顔料、使い捨てでは、ポーラの「デタイユラメゾン」のボディソープ、ボディローションがありました。他の使い捨てアメニティは、ごく標準的なものでした。

コンセントは十分な供給量(全13か所)があり、携帯電話の充電器もありました。Wi-Fiは、電波の状態が悪く、ほとんど使用しませんでした。

行列のできるラーメン店「龍上海」、午前中に完売のあんびん屋「田中屋」は徒歩圏内です。行かれる方は、事前に情報収集された方がよいでしょう。私たちは、あんびんを電話予約で取り置きしてもらいました。

正面玄関全体の外観ロビーロビーロビーロビー売店案内掲示と廊下廊下客室入口客室入口スリッパ「白山吹」主室「白山吹」主室「白山吹」主室「白山吹」主室「白山吹」主室「白山吹」主室「白山吹」主室「白山吹」主室「白山吹」主室お茶請け(金平糖、最中クッキー)マスカットティーとおしぼり浴衣、足袋部屋着半纏代わりのマント金庫「白山吹」寝室「白山吹」寝室「白山吹」寝室寝室のテレビ寝室の加湿器「白山吹」居間「白山吹」居間「白山吹」居間居間の電話機、ティッシュ入れ居間のリモコン居間の茶碗居間の充電器、ソーイングキット居間のCD/DVDプレーヤー居間の加湿空気清浄機「白山吹」渡り廊下渡り廊下から見た中庭「白山吹」パウダールームパウダールームの洗面台洗面台の上のヘアドライヤー、男性用化粧品、カミソリなど洗面台の上のハンドソープ、歯ブラシなど洗面台の上のヘアドライヤー、女性用基礎化粧品など女性用アメニティのポーチ子供用アメニティのポーチバスタオル、フェイスタオル、バスローブ「白山吹」露天風呂への出口「白山吹」シャワーブースシャワーブースのシャンプー類「白山吹」露天風呂露天風呂から見た中庭露天風呂から見た中庭「白山吹」トイレ「白山吹」トイレコーヒーメーカー一式冷蔵庫の飲み物リスト冷蔵庫の中の飲み物大浴場入口オレンジジュース、冷水のサーバー大浴場の客室ごとの下駄箱大浴場の脱衣かご大浴場の洗面台大浴場の洗面台大浴場の洗面台の上のアメニティ大浴場の洗面台の上のアメニティ大浴場の洗面台の上のアメニティ大浴場の内湯大浴場の洗い場大浴場の内湯大浴場の露天風呂湯上りライブラリー湯上りライブラリー夕食のお品書き先付(蓮豆腐の雲丹のせ)と白ワイン(バレルエージング甲州)追加料理(最高等級米沢牛のにぎり三貫)前菜(冷汁、鯵たたき、ラディッシュ、手長海老、枝豆、薩摩芋)御造(鯛、河豚湯引き、鱸)椀物(米沢牛葛たたきすまし汁仕立て)日本酒(東の麓特別純米酒)焼肴(鮎塩焼き)箸休め(茄子田楽)進肴(うざく)強肴(蔵王牛ステーキ)トマトの冷製スープ冷やし鉢(冬瓜と海老の銀餡かけ)御食事(自家製茄子漬)御食事(牛時雨ご飯、止椀)水菓子(南陽産葡萄デラウェア、笹巻、バニラアイス)冷水ポットギャラリー展示朝食朝食の生野菜朝食の湯豆腐朝食のデザート手土産のおにぎり

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