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アクアイグニス片岡温泉

〒510-1233 三重県三重郡菰野町菰野4800-1
アクアイグニス片岡温泉
〒510-1233 三重県三重郡菰野町菰野4800-1
TEL: 059-394-1511
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
3.2 に投稿 獲得票数:10 投稿者: たび金魚認証済
2018年12月頃にカップルで滞在 この口コミに投票する
3人の有名シェフの素晴らしい料理が味わえる、モダンな温泉施設の宿

近鉄湯の山温泉駅から送迎車を利用して2分ほどの場所にあります。2012年10月にオープンしたアクアイグニスは、49,000平米の広い敷地内に日帰り入浴施設や宿泊棟、有名シェフたちによるレストランやスイーツショップ、農場などから成る複合施設です。園内の建物は近代的な設計で、未来都市へ来たような非日常感を味わいました。12月の平日に2名2食つき26,200円(税サ込)で宿泊しました。

敷地内にあるレストランやショップは、日本を代表するシェフたちがプロデュースしています。パテシエとして名高い辻口博啓氏のケーキ店「コンフィチュール アッシュ」とベーカリー「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」、天才といわれる奥田政行氏によるイタリアンレストラン「サーラ ビアンキ アル・ケッチァーノ」とカジュアルイタリアンの「イル・ケッチァーノ ミエーレ」、和食で有名な笠原将弘氏による「笠庵」と割烹の「露庵温味」があります。これらのお店で朝夕の食事ができるのも楽しみでした。

駐車場に着くとスタッフに荷物を持っていただき、メインの建物に向かいました。宿泊者用と日帰り入浴客のチェックインカウンターがあるほか、大浴場や休憩所、ショップやカフェなどがあります。純白のロビーは広々としていて天井も高く、日帰り入浴のお客さんがずいぶん来ていました。ロビーには水の揺らぎを表現したベンチが置かれ、天井からは星や雨水をイメージしたペンダントライトが下がっていて、美術館のようなモダンな雰囲気です。

手続きが済むと、スタッフから館内の説明を受けながら部屋まで案内していただきました。靴を下駄箱に預けたり館内を素足で歩くのも、入浴施設ならではです。宿泊棟へは板張りの廊下を通って向かいます。荷物は先に部屋へ運ばれていました。

案内していただいた女性スタッフは、元気で世話好きなおばちゃんという感の方でした。フロントのスタッフはホテルマンというよりも、スーパー銭湯の受付に近い接客ですが、みなさん笑顔で感じがよく、お客様ファーストの姿勢が感じられました。

客室は8畳の和室が15部屋で、他に4人の作家が内装を手掛けた露天風呂付きの「オーガニック離れ宿」が4部屋あります。今回はリーズナブルな8畳和室を利用しました。客室の内装はチープな印象で、バスルームも3点ユニットバスです。左右対称の室内にはちゃぶ台の様なテーブルとビーズクッションが置かれ、どこかユーモアのある内装です。スライディングドアは吊り下げ式で、ドアが閉じる寸前に一度止まってからゆっくりと締まるので、音がしませんでした。その分ドアに少し隙間ができて、隣の部屋に布団を敷きに来たスタッフの笑い声などが聞こえました。アメニティはパウチの基礎化粧品や使い捨てスリッパもあり、価格の割に揃っている印象をうけました。また、目につくところはキレイに清掃されていました。

大浴場の入口には、今まで見たこともないような巨大な暖簾が掛かっています。地元の方にも人気のようで、夜遅くまで家族連れや仕事帰りの人、和気あいあいとおしゃべりをする常連客を多く見ました。100円リターン式のコインロッカーも多く用意され、縦長の大型タイプもあるので旅の途中に立ち寄っても困らないと思います。脱衣場にはドライヤー以外の備品はほとんどありません。タオルやカミソリなど、必要なものは部屋から持参します。宿の大浴場のような落ち着いた雰囲気はありませんので、日帰り入浴施設だと割り切って利用することをお勧めします。

男女別のお風呂場は、露天風呂の配置が若干違うため翌朝入れ替わります。洗い場も多く、シャンプー類はパテシエの辻口氏がプロデュースした「辻口茶園」で、泡立ちと洗い上がりがよかったです。内湯は大きな長方形の湯船が1つで、庭園露天風呂は奥行きが狭く細長いお風呂と、ぬるめの寝湯、木製の丸い湯桶の3種類がありました。泉質はラドンを含むアルカリ性単純線で、よく温まるお湯でした。源泉かけ流しで、シャワーまで温泉が使われています。露天風呂には竹林が広がり、景色を楽しみながら入ることができました。

館内には縁側を模したような広い休憩所があって、お風呂上りの多くの方が「人間をダメにする」クッションに身体をうずめるように寝転んでいました。このほか、ボディケアやフットケア、タイ古式療法をおこなう「ラクシス」やエステサロン「MiMC」があり、最近オープンしたミネラルミスト浴「Le Furo(ルフロ)」は朝早くからお客さんがいて人気がありました。お風呂上りはカフェで過ごしたり、休憩所で寝転んだりと、気ままに過ごしました。

夕食は「サーラ ビアンキ アル・ケッチァーノ」で、奥田シェフプロデュースのイタリアンをいただくプランでした。スタッフは上品な接客で、料理のことを聞くと知識も豊富で詳しく教えていただけます。産地にこだわった食材が使われ、パスタは8種類から選べました。

地元ブランド、菰錦豚のハムを使った冷製サラダは野菜自体も美味しく、ハムを巻いていただくと絶品です。ハナビラタケを添えたキノコのリゾットは、表面がカリッと焼かれて香ばしく、ポルチーニ茸のスープをかけていただきます。アクアパッツアはブラックオリーブやドライトマトで味付けされ、鯛の味が引き立っていました。レア風にいただく菰錦豚のグリルは、竹塩でシンプルに味付けされ素材の旨みを感じる逸品です。選べるパスタは、ふんだんに使われた山形県産マッシュルームの風味を活かした味つけで、意外性がありました。どの料理もとても美味しく、素材そのものの味を邪魔しない絶妙な味付けです。長旅をしてでも、食べにくる価値のある料理だったと思います。

朝食は、「笠庵」の和定食か「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」のパンと、「イル・ケッチァーノ ミケーレ」のモーニングから選びます。どれも魅力的なうえ口頭での説明なので、食事内容がわからず少々悩みました。サンプルの写真があれば選びやすかったと思いました。夕食プランがイタリアンのコースだったため、朝は笠原氏プロデュースの「笠庵」での和食にしました。

定食の魚はチェックインのときに、それぞれ鯖とイワシから選びます。築地場外市場にある銘店「つきぢ尾粂」の「灰干しさば文化」と「中羽いわし目刺し」をそれぞれ注文し、シェアして深い味わいを楽しみました。納豆は地元産の大粒の大豆で粘り気が強く、自家製豆腐には笠原氏考案のあられ生姜がのっています。手作りの「鳥味噌ごぼう」と「梅かつお」はご飯が進みました。お品書きがないので、仲居さんに尋ねると、たいへん詳しく教えてくださいました。どれもこだわったものばかりで、ひと口ごとに楽しむことができました。

人気のベーカリーやスイーツのお店など、美味しい物がたくさん販売されていて、どれも食べてみたいと思う物ばかりです。客室は少しチープな造りですが、部屋に籠ってしまうよりも、お風呂に入って、疲れたら湯上り処でごろりと寝転がり、ときには美味しいお店をのぞいてみたりと、「のんびり過ごす」というよりも「だらだら過ごす」二日間でした。

こちらは地域でも知られた温浴施設で、休日や連休、ハイシーズンともなると、ものすごく多くの人で賑わうそうです。ゆったり過ごしたい方は、利用する時期を検討されたほうがいいでしょう。イタリアンのコースディナーは絶品なうえ、朝夕の食事を含めた宿泊料金がリーズナブルだったので、コスパに優れた宿でした。次回は笠庵で和食ディナーを試してみたいと思いますし、イタリアンも季節ごとに異なる料理を食べに訪れたいと思います。まさに、何度も通ってみたいと思える宿でした。

接客対応

フロントのスタッフはスーパー銭湯のような接客ですが、とても感じがよく、イタリアンレストランのスタッフは上質さあふれる接客でした。

清潔感

客室は概ねキレイに清掃され、2012年にオープンした施設はさほど老朽化を感じません。温泉の脱衣場もスタッフがこまめに清掃されキレイに保たれていました。

客室

リーズナブルな8畳の和室は、チープさこそありますがシンプルな内装です。アメニティは一通り揃っていて、使い切りタイプの化粧品類もありました。

食事

夕食はイタリアンのコースで、素材の味を引き立てる絶妙な味付けが素晴らしかったです。朝食に選んだ和定食も、産地を厳選した食材を使い、こだわりの味を楽しみました。

コスパ

絶品の料理や掛け流しの温泉、チェックインの前後も施設を利用できるなど、リーズナブルな料金から考えるとコスパはとてもいいと思います。

立地

名古屋駅から電車で1時間20分ほどと、気軽に行ける距離です。宿泊客は湯の山温泉駅からの送迎を利用できます。自然豊か広大な土地に建つ複合施設内にある宿です。

温泉・スパ

大浴場は人気の高い日帰り入浴施設です。掛け流しの温泉で、寝湯など露天風呂もあり、竹林を眺めながら入ることができます。日によっては大変混雑するそうです。

備考・アドバイス

Wi-Fiが利用できます。

宿の送迎は入浴施設の営業時間内であれば対応可能とのことです。

3店舗から選ぶ朝食は、「笠庵」での和定食か、「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」で1,500円分のパンと飲物、もしくはパン700円分を選んでから「イル・ケッチァーノ ミエーレ」でモーニングセットをいただくかを選びます。

宿泊施設のチェックインは15時、チェックアウトは11時です。大浴場はチェックイン日の朝6時の営業開始時刻から利用可能で、翌日はチェックアウト後も15時まで入浴できます。

名古屋駅からは急行と各駅停車を乗り継いで、湯の山温泉駅まで1時間20分ほどです。自動車は、東名阪自動車道「四日市IC」より15分ほどです。

新名神の新しい菰野ICが開通すると、直線距離で1キロほどです。

客室アメニティは歯ブラシ、ヘアブラシ、クシ、カミソリ、シャワーキャップ、ヘアリング、コットン、パウチに入ったポーラの基礎化粧品などがありました。

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