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十勝川温泉 三余庵

〒080-0263 北海道河東郡音更町十勝川温泉南13
十勝川温泉 三余庵
〒080-0263 北海道河東郡音更町十勝川温泉南13
TEL: 0155-32-6211
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
3.6 に投稿 獲得票数:10 投稿者: たび金魚認証済
2018年2月頃にカップルで滞在 この口コミに投票する
こだわりの料理と心和む接客が素晴らしい、洗練された大人の宿

宿は帯広駅から車で20分ほどの十勝川温泉にあります。2月に平日料金2名2食付き58,174円+入湯税300円で宿泊しました。

宿に到着すると、玄関に待機していたスタッフに窓際のテーブル席へと案内されました。雪に覆われた広大な庭を見ながら、ウェルカムスイーツとお茶をいただき、チェックインをしました。ロビーラウンジには木々のオブジェが林立し、十勝の自然が室内に入り込んできたような造りです。スタッフに荷物を持っていただき、夕食の時間やお風呂の説明をうけて客室に案内されました。

部屋は2階にあるツインの洋室「雪国」で、2人には十分な広さです。11室ある客室は間取りや家具が異なるようで、このうちベッドの部屋は3部屋あります。雪国は凝った内装に間接照明やスポットライトが使われたオシャレな装いでした。

目の前が道路で玄関の屋根も視界を遮るため、眺望は望めません。窓は小さいですが、客室の間取りや広さのせいか圧迫感はありませんでした。オープンから15年ほど経つそうで床には多くの傷もありました。ソファは座り心地がよく、テーブルには甘納豆や地元のお菓子メーカー「アマムエクル」の豆菓子、酢昆布などが用意してありました。

ツインボールの洗面は広さもあって使いやすく、トイレもスペースがたっぷりとられています。バスタオルは1人2枚用意され、フェイスタオルは1枚づつで、今治タオルのオーガニックコットンが使われていて肌触りがよかったです。浴衣の他に作務衣とバスローブが用意されていました。作務衣はおしゃれなデザインですが、色褪せが見られました。

青いモザイクタイルのはめ込まれた美しいバスルームはガラス張りで、檜の浴槽が置かれています。お湯は弱アルカリ性のナトリウム塩化物炭酸水素塩泉で、帯広周辺に湧くモール温泉です。これは堆積した植物が炭化して泥炭になり、それが温泉に溶け込んだ琥珀色のお湯です。有機成分が含まれたヌルリとした湯触りで、保湿力が高く、美人の湯と言われています。お湯の温度は熱く冷まして入るようアドバイスを受けました。アメニティは必要なものが揃っていて、育毛剤まで常備されていました。道産のカレンデュラの花のエキスが配合されたナチュラルアイランドのバスアメニティなど、オーガニックにこだわった製品がおかれていました。

大浴場は撮影禁止で写真はありません。男女別のお風呂場は、四角い湯船の檜風呂と、モザイクタイルの丸い湯船になっていて、それぞれ露天風呂が併設されています。またモザイクタイルのお風呂場は、ガラス張りの別室にアロマ風呂がありました。客室と同じくモール温泉が使われていて、夜に男女の入れ替えがあります。お湯は塩素消毒されていますが、塩素臭は気になりませんでした。備え付けのタオルがありますが、ガサガサで肌触りが悪く、柔らかいタオルを使いたい方は部屋から持参することをお勧めします。脱衣場には常温水と冷水が置かれ、一般的なアメニティと基礎化粧品類も置いてありました。利用はしませんでしたが、第一ホテルのお風呂にも入ることができます。ただ冬は連絡通路が寒く階段も多ので、足腰の弱い方は大変だと思いました。

夕方6時までロビーにあるカフェ「寄道」で、フリードリンクのサービスがあります。チェックインの際に説明はありませんでしたが、お風呂上りにロビーへ行くとスタッフに勧められ、カウンター席で無料のビールやワイン、甘酒などをいただきました。とくにフローズンヨーグルトは酸味の効いたさっぱりとした味でとても美味しかったです。相手をしていただいたスタッフは会話の上手な方で、楽しい時間を過ごしました。

2階には有料でアロマテラピーを受けられる「ラフィーネ」があります。その入り口に用意してあるネイルは自由に使うことができました。ジェシカのネイルは様々なカラーが揃っていて、ラインストーンなども置いてあり、女性には嬉しいサービスです。

朝夕の食事は、入り口付近が竹林を思わせる食事処「春秋」でいただきます。スクリーンでテーブルごとに仕切られていてプライベート感は希薄ですが、オープンキッチンのある洒落たレストランのような雰囲気です。

料理は出来立てをタイミングよく運ばれます。お造りには男鹿半島産の炭で燻った塩が添えられ、刺身に真っ黒な塩をつけていただくのは初めてでした。十勝牛の炭火焼は、黒ニンニクソースや十勝産の豆の下に敷かれたマスタードソースなどでいただきますが、中でも8種類の調合されたスパイス塩でいただく味が印象に残りました。料理は地元食材がメインに使われ、どれも器や盛り付けが美しく、こだわりを感じる味付けでとても美味しかったです。若い新人スタッフが担当してくださいましたが、料理の説明や接客対応も丁寧で、ちょっとした会話を楽しみながら食事ができました。夕食の最後に朝食の時間と、和食と洋食のどちらかを選びます。

朝食は洋食と和食をそれぞれいただきました。和食のご飯は白米とおかゆから選べます。フリーコーナーには、サラダやフルーツ、ヨーグルトやドリンク類が並んでいました。テーブルに用意された2種類のトマトジュースは、赤と黄色のトマトの違いを楽しむことができました。第一ホテルで焼かれたトーストは、十勝産の小麦を使った天然酵母のパンで、トーストそのものが大変美味しくお代わりをしました。ヨーグルトは2種類あって、花畑牧場のギリシャヨーグルトはバニラビーンズが入り、カントリーホーム風景は甘みと酸味が程よく、食べ比べられるのも嬉しかったです。幕別ナルセ養蜂場のクローバーはちみつは、ヨーグルトに入れても美味しいですが、トーストにつけて食べると絶品でした。

スタッフはカチッとした対応というよりも、ほっと和むような接客で、気の利く方も多く、新人からベテランの方まで、接客レベルが高いと感じました。この日は滞在客が少なかったせいか、スタッフの方々とは会話が弾みました。ウィンタースポーツの話題をはじめ、帯広のグルメや様々なエピソードなど知識が豊富なうえ、みなさん話し上手の聞き上手で、楽しい時間が過ごせました。

洗練された客室や温泉を楽しむことはもちろんですが、ラウンジからは十勝平野を思わせる穏やかな庭を眺めたり、カフェで会話を楽しんだりと、三余庵ならではのホテルライフを満喫できました。ここは、いつまでも心に残るホテルになりそうです。ぜひまた訪ねてみたい宿です。

接客対応

スタッフは、丁寧ながらもほっと和む接客で、気の利く方も多く、ラウンジや食事会場では親し気に話しかけていただき、会話が弾みました。

清潔感

オープンして15年ほどになるので、客室の床などに傷が目立ちますが、全体的に清掃はキレイにされていました。

客室

凝った内装に間接照明やスポットライトが使われたオシャレな佇まいで、スペースも広めにとられています。備品も揃っていてとても快適に過ごしました。

食事

地元十勝の食材を中心にした創作和食懐石がいただけます。器や盛り付けも美しく、どの料理もこだわりを感じる味付けで、満足度の高い食事でした。

コスパ

スタイリッシュな客室や、こだわりの創作料理、丁寧で親しみのある接客に加えフリードリンクも楽しめるなど、コスパはいいと思います。

立地

帯広駅から車で20分ほどにある十勝川温泉は、街に近くアクセスのいい温泉地です。路線バスも無料で利用できます。

温泉・スパ

大浴場や部屋風呂では、保湿力の高い琥珀色のモール温泉に入ることができます。大浴場は檜風呂とガラスモザイクの風呂があり、露天風呂も併設されています。

備考・アドバイス

送迎はありませんが、帯広駅から路線バスを利用する場合、駅前のバス案内所で十勝川温泉までの無料券をいただけます。

宿に最寄りのバス停は徒歩2分の「ガーデンスパ十勝川温泉」ですが、積雪期は歩道が凍っているためお勧めできません。第一ホテルで下車して、館内から渡り廊下を利用することをお勧めします。

食事処は個室もありますが、子供連れや、1人で静かに食事したい方が利用していました。個室がいい方は事前に宿に相談されるといいと思います。

朝食でいただいたパンはとても美味しく、第一ホテルの売店でも販売されていますが、人気があるためチェックアウト後はすべて売り切れていました。購入される方は早めの時間に行くことをお勧めします。