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忘れの里 雅叙苑

〒899-6507 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田4230
忘れの里 雅叙苑
〒899-6507 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田4230
TEL: 0995-77-2114
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
3.9 に投稿 獲得票数:6 投稿者: 海うさぎ認証済
2019年2月頃に家族旅行で滞在 この口コミに投票する
個性的な温泉や山里料理が楽しめる、日本の原風景の中に佇む高級旅館

2月の祝日に大人2名・添い寝の幼児1名で訪問しました。宿泊金額は、1人当たり約¥41,000でした。添い寝食事無しの幼児は無料でした。こちらの宿はJR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」の列車外宿泊施設にもなっています。

当日は鹿児島空港よりレンタカーで向かいました。鹿児島空港からは車で15分程の場所にあります。道中は山道ですが、道幅は広いのでさほど走りにくさは感じませんでした。

チェックイン予定時刻は14時でしたが、だいぶ過ぎての到着となってしまいました。宿の敷地内に入り、エントランスまではしばらく坂を下りる形になります。到着するとたくさんのスタッフの方が待っていてくださり、笑顔で出迎えを受けました。到着早々からとても気持ちの良い接遇でした。バレーサービスがありますので、荷物を降ろし車の鍵を預けました。荷物は先に客室まで運んでくださり、私達は敷地内に案内されました。

宿の敷地内には離れの建物が点在しています。茅葺屋根の古民家が並び、にわとりやひよこが通路を歩いている風景は、さながら昔話の世界にタイムスリップしたようでした。チェックインを行う建物もそのうちの1つでフロントデスクと簡単なショップが併設されていました。チェックインは住所氏名が印字された紙にサインをするだけで終わり、すぐにまた別の棟へと案内されました。

次に案内されたのは、喫茶や食事ができる建物でした。こちらでウェルカムスイーツとドリンクを頂きました。ぜんざいや草団子とお茶がよくあい、しみじみと美味しかったです。子供にはリンゴジュースを出して頂けました。朝食と夕食もこちらで供されました。12時~15時の間では、ランチ営業も行っているとのことでした。

宿泊したのは『紅』という離れの客室でした。移築された古民家が客室として再生された建物になります。茅葺屋根の昔ながらの建物でとても風情がありました。内部は和室2間にお風呂リビング、洗面室・トイレが付いた仕様でした。昔ながらの建物ですので、隙間風も入り冬場はかなり寒いです。しかし、和室の1部屋には炬燵が用意されていたので有難かったです。広さは、家族3人の滞在でも十分なもので快適に過ごすことができました。

こちらの客室の最大の特徴はお風呂リビングです。居室からガラスの扉を開けると、6帖程のタイル張りのリビングと、源泉かけ流しの温泉の空間があります。リビング空間にはデイベッドが設置されていて、寛ぐことができます。屋根と壁がある空間ですので天候に左右されず利用可能です。また、窓を開ければ半露天風呂のような雰囲気を楽しむことができます。リビング空間には床暖房もついていますので冬場でも温かく過ごすことができ快適でした。温泉は岩風呂で2名程のサイズですが、深さがあるので肩まで浸かることができます。このお風呂リビングが大変気に入り、滞在中の多くの時間をこちらで過ごしました。温泉に浸かり、デイベッドで寛ぎ、また温泉に浸かるを幾度も繰り返しました。

アメニティ類はこの価格帯の宿にしては物足りないという印象を受けました。客室に用意されていたのは、歯ブラシやヘアブラシ等の最低限のものでした。基礎化粧品やクレンジングはありませんので、必要な方は持参をおすすめします。また、バスアメニティにも高級感は感じられませんでした。こちらもこだわりのある方は持参されたほうがよいでしょう。

敷地内には、『建湯』と『ラムネ湯』という共同浴場があります。15時以降は貸し切り家族風呂となり、空いて入れば予約不要で自由に利用できます。各客室に用意されている「入浴中」と書かれた札を入口に出して入浴します。客室からは少し離れた場所にありますので、フロントに電話をすれば現在利用客がいるかどうか確認もしてもらえます。『建湯』は2箇所あり、左右対称のような造りでした。広々とした岩風呂に源泉かけ流しの温泉が満たされています。『ラムネ湯』は、天降川沿いにある野趣溢れる半露天風呂です。こちらの『ラムネ湯』は、『建湯』とは別の源泉の温泉になります。熱めとぬるめの2つの浴槽があり、強い鉱物臭のする個性的な温泉ですが、肌当たりはとても良くついつい長湯してしまいました。宿の方曰く『ラムネ湯』には熱狂的なファンが多く、このお風呂を目当てに全国から温泉好きが集まってくるそうです。確かに何度も入りたくなるような素晴らしい温泉でした。

食事は朝夕共に会場食でした。前述のとおり私達は、ウエルカムドリンクを頂いた建物に案内されました。夕食は豪華さや派手さはないものの、素材そのものの味を堪能できる素朴な山里料理でした。逆に素材自体が素晴らしいものでないと、派手な味付けでごまかせないこのような料理は出せないと思いました。鶏の刺身や系列施設の「天空の森」で栽培している野菜、摘み草の天ぷら等、素材そのものの味を生かした品は印象に残りました。何を食べても感動するものでした。朝食は、焼き魚と卵料理を数種類から選択できます。夕食同様派手さはありませんが、山里のものをふんだんに使った朝食にふさわしいメニューでした。

その他敷地内には囲炉裏小屋があり、昼間はレモン水やおやつが自由に頂けるようになっていて、夜は囲炉裏端でカッポ酒が振舞われます。また、昔の日本の生活を偲ばせる水場があります。朝食の焼き魚と卵料理は、こちらの水場で食事前に選ぶことができます。

総体的にぜひ再訪を期したい宿となりました。食事・温泉・客室どれをとっても、似たような宿はなく唯一無二のオリジナル性を感じました。敷地内に一歩足を踏み入れた瞬間から、日常とは切り離された世界を楽しむことができます。国内だけでなく海外からのゲストも多く、予約も非常に取りにくいですが、春夏秋冬すべての季節に訪問してみたいと思える宿でした。

接客対応

スタッフの方はどの方も笑顔で親切で、気持ち良い接遇でした。

清潔感

古民家なので建物は古いながら、清掃は綺麗に行われていました。

客室

古民家を移築した建物を客室や共用部に用いられています。古さがいい味になっていました。

食事

素朴な山里料理です。派手さや豪華さはありませんが、素材そのものの味を楽しむことができます。

コスパ

ここでしか出来ない体験や入れない温泉があることを思うと、安くない宿泊金額ですがコスパは悪くないと思います。

立地

周囲は自然のどかで大変静かに過ごすことができます。

温泉・スパ

3本の自家源泉を有しているということで、かけ流しの温泉を存分に楽しめます。

備考・アドバイス

●敷地内には段差や階段が多くあります。足腰に不安のある方は十分に検討されることをおすすめします。

●日帰り入浴やランチのみの利用もできます。

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