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花れぶん

〒097-1201 北海道礼文郡礼文町香深村トンナイ558
花れぶん
〒097-1201 北海道礼文郡礼文町香深村トンナイ558
TEL: 01638-6-1666
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口コミ

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3.5 に投稿 獲得票数:11 投稿者: たび金魚認証済
2018年5月頃にカップルで滞在 この口コミに投票する
絶景の利尻富士に目を奪われ、礼文の味覚に心おどらす宿

礼文島の香深港フェリーターミナルから徒歩5分ほどの漁港の前に宿はあります。チェックインは15時からですが、先に荷物を預けに行くとラウンジのテーブル席に案内され、広い窓から見える利尻富士の美しさに驚嘆しました。ラウンジをはじめ、大浴場や海側の客室から見られる利尻富士が、この宿の大きな魅力です。

5月平日に2名2食付き26,000円(税サ込)+入湯税300円で宿泊しました。2018年度の営業は5月中旬から9月末までですが、本格的な観光シーズン前で、お得な価格で利用できました。

宿からの提案でチェックインだけ先に行い、ウェルカムドリンクをいただきながら記帳しました。フロントの方は訪ねる予定の観光施設に確認の電話をしてくださるなど、親切で気の利く対応でした。ただ、フロント裏のスタッフルームから漏れ聞こえる雑談は少々気になりました。

島内観光を終えて宿に戻ると、簡単な説明をうけすぐに部屋へ案内されました。建物は9階建てで、利尻富士を一望できる海側には和室と和洋室にくわえ露天風呂付ツインがあり、海の見えない山側にはツインとツインレギュラーがあります。

一番安い山側ツインの部屋を予約しましたが、9階のツインレギュラーにアップグレードしていただきました。2脚の椅子とテーブルが置かれた角部屋で、2方向に窓があり海が少しだけ見えました。洗面盤はひとつですが、間口が広いので使い易かったです。この部屋にはユニットバスに窓があり、海が見えました。

アメニティは歯ブラシ、ヒゲソリ、コットン、シャワーキャップが揃っていますが化粧品類はありません。人感センサーで点灯するクローゼットは、棚にホコリが残っていましたが、それ以外は掃除が行き届き、部屋に古さも感じられず、気持ちよく過ごすことができました。

4階には大浴場「花海の湯」があります。入口には氷水に利尻昆布を漬けた昆布水が置かれ、ほのかな昆布の風味がしました。海を眺めるために作られた大浴場からは、広い窓ガラス越しに見る利尻富士の展望は抜群です。隣にはハーブ風呂もありました。露天風呂は寝湯になっていますが、女湯は目隠しがあるため湯船に身を沈めると利尻富士は見えません。

バスアメニティは男女ともポーラのアロマエッセゴールドとシリアの「アレッポの石鹸」が置いてあり、女湯のみ化粧落としとミキモトのシャンプー類がありました。脱衣場には、ヘアブラシとヒゲソリの他にフェイスタオルが用意されています。お湯は循環・消毒されていて内風呂では若干塩素臭がしますが、絶景の利尻富士を眺めながら入浴をしていると、すぐ目の前をカモメが飛びすぎていくなど、いつまでも入っていたいお風呂でした。

夕食会場は3階の食事処「花箋亭」です。この日は宿泊客が少なく、窓際の席で利尻富士を眺めながらいただきました。仲居さんは新人の方でしたが、わからないことはすぐに確認に行くなど対応が丁寧で好感の持てる方でした。また、ベテランの仲居さんもフォローしてくださいます。ただ、食べ終わった皿がテーブルにたまってしまうことがありました。

有名な礼文のウニは時期が早く諦めていたのですが、タイミングよく今年の一番漁があったばかりで食べることができました。海水で洗ったウニは、ワサビでいただくと口の中に優しい甘みが広がる逸品でした。前菜の栗麩田楽は麩がモチモチで柔らかく、干柿のバターサンドはスイーツのような味わいでした。茶振りナマコはお茶で湯がいたナマコを酢で味付けしたもので、ほどよい酸味と歯ごたえの逸品です。鮮度の高いお造りは、肉厚のヒラメの縁側や甘みのある帆立を楽しみました。桜姫鶏白味噌鍋は、出汁が大変美味しかったです。ハスカップソースのかかった牛乳ムースは、牛乳の風味が際立っていました。どの料理も丁寧に味付けされ大変美味しくいただきました。特に夕食の途中に日の入りになり、刻々と赤味を増す利尻富士を眺めながらの食事は大変印象的でした。

朝食も同じ会場でいただきます。エレベータを下りると女将さんが出迎えてくれました。朝もお客さんのテーブルをまわり挨拶されており、心配りを感じます。テーブルにつくと鮭の塩焼きや茶碗蒸しは温かいものが運ばれ、ご飯は白米とおかゆから選べました。ウニの茶碗蒸しは中にもウニが入る贅沢な逸品でした。デザートの牛乳プリンはフルーツがたくさん入っていて、さっぱりした味でした。朝日が差し込むため窓にはシェードが降りていましたが、隙間からの眺望を楽しみながら朝食をいただきました。

どのスタッフも丁寧で親しみがあり、気配りを強く感じる接客でした。特にベテランの仲居さんが、日の出の時刻をそらんじていたのには驚きました。女将さんは朝夕ともに食事処に詰めていて、挨拶はもちろん礼文の見どころなどを教えていただき、チェックアウト時は玄関先まで見送りに出て来られるなど、他の宿では見たことがないほど活発に接客をされていました。宿は人なりという言葉を体現したような方で、その人柄がこの宿を盛り立てているのだと思います。

フェリーターミナルにもほど近く、礼文島の海の幸を活かした料理はたいへん美味しいうえ、大浴場やラウンジから見られる利尻富士の眺望は一生の想い出になりました。2018年度はわずか4か月半の営業期間ですが、何度でも訪れたいと思える宿です。次に礼文島を訪れる時は、迷わずこちらのホテルに泊まろうと思います。

接客対応

スタッフは親切でたいへん気の利く方ばかりでした。女将さんは挨拶や食事の世話、宿泊客のお見送りなど活発に動かれる方で、気持ちよく過ごすことができました。

清潔感

館内や客室に傷みなどはあまりなく、クローゼット内に少々ほこりがある程度で清掃は行き届いていていました。

客室

程よい広さの客室で、洗面も使いやすかったです。宿泊したのは山側の部屋でしたが、お勧めは利尻富士を一望できる海側の部屋です。

食事

ウニや刺身など新鮮な海産物を中心に、丁寧に味付けされた料理はたいへん美味しかったです。

コスパ

観光シーズン前の安い価格で宿泊しましたが、眺望や料理、部屋や大浴場など、大変コスパがいいと感じました。

立地

フェリーターミナルからは徒歩5分ほどで、送迎もあります。周辺には商店があって買い物にも便利です。宿から見える利尻富士の眺望が魅力です。

温泉・スパ

あっさりとした温泉は若干の塩素臭が気になるものの、高級感のある大浴場で利尻富士を見ながら入るお風呂は素晴らしかったです。

備考・アドバイス

2018年は5月中旬から9月末までの営業です。

礼文島は、5月は天候がすぐれず、6月7月は霧の季節で利尻富士を見える日は少ないとのことでした。また花の季節は6月と7月です。その年にもよりますが、ムラサキウニを食べられる季節は5月中旬以降で、さらに甘味の強いエゾバフンウニは6月からになるそうです。

Wi-Fiは利用可能です。

大浴場の入口付近にコインランドリーがあります。乾燥機は部屋干の必要がないほどよく乾きました。

電動アシスト付きレンタサイクルは無料で、周辺観光に便利です。

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