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宮島 離れの宿 IBUKU

〒739-0454 広島県廿日市市宮浜温泉1-21-48
宮島 離れの宿 IBUKU
〒739-0454 広島県廿日市市宮浜温泉1-21-48
TEL: 0829-50-0129
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口コミ

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3.7 に投稿 獲得票数:9 投稿者: たび金魚認証済
2018年12月頃にカップルで滞在 この口コミに投票する
意外性満点の創作料理に心が躍る、2018年オープンの大人の宿

最寄りのJR大野浦駅から、宿の送迎を利用しました。企業の研修施設をリノベーションして、2018年の7月にオープンしたばかりの宿です。12月の平日に和洋室を予約して、2名2食つき58,000円(税サ込)ほどで宿泊しました。

玄関先に着くと、待機していた女性スタッフに笑顔で出迎えられました。こぢんまりとした上質感のあるラウンジに案内され、チェックインをします。ウェルカムドリンクは、レモンの生産量全国一の広島らしく、キリッと味の濃いホットレモンでした。

建物は3階建てで、全室温泉を引き入れたバスルーム付き10部屋からなります。そのうち8部屋は50平米以上です。今回はタイプAの和洋室を予約しました。

案内されたのは2階の205号室で、この宿で一番広い69平米の部屋でした。送迎車に預けた荷物は、先に部屋まで運ばれていました。広々とした客室はスッキリとした内装で、琉球畳を敷いたスペースもあります。宿がある廿日市市は木材の産地で、扉やクローゼット、椅子などは、温もりのある木製でした。床にも無垢材が使われ、スリッパの用意もありますが、素足でも気持ちよく過ごせました。窓際には、アメリカ・サータ社のベッドが置かれています。窓は広くとられていますが、目の前に日帰り入浴施設があるため、眺望はあまりいいとはいえませんでした。

洗面スペースは十分すぎるほど広く、スモークのかかったガラスのスライディングドアで仕切られていますが、ドアを全開にすると解放感がありました。ツインボールを備えた洗面も広く、とても使いやすかったです。蛇口からは温泉が出ますが、飲料用に水道の蛇口もついています。洗面には、広島の木製家具メーカー、マルニ木工の椅子が置いてありました。

洗面横のお風呂場はガラス張りで、ローラアシュレイのシャンプーセットが人数分用意されていました。お風呂場には、月明かりモードなどを選べる調光スイッチや音楽が楽しめるブルートゥース機能がついています。お湯は宮浜温泉の源泉で、温度が低いため加温をしています。わずかに黄色味がかったお湯は、pH8.1のラドンを含む弱放射能泉です。ユニットバスは酸素を含んだミクロの泡を噴出する美泡湯装置を備えていて、スイッチを押して湯船が真っ白になるまで泡を出して入ることもできます。この泡は保温効果のほか、モイスチャー効果があるので肌のしっとり感が長続きするそうです。

宿に大浴場はありませんが、部屋から見える日帰り入浴施設「べにまんさくの湯」の入浴券を無料でいただけます。入浴券にはフェイスタオルとバスタオルの貸し出しも含まれるので、手ぶらで向かうことができます。内風呂と露天風呂を備えていて、宮浜温泉のお湯を大浴場で体験できるのは、うれしいサービスでした。

1階ラウンジでは20時までフリードリンクが用意してあります。広島の老舗「寿屋珈琲」をデロンギのコーヒーマシンで淹れられるほか、紅茶や烏龍茶などがありました。ラウンジには飛騨高山の日進木工のアームチェアが置かれていて、ひじ置きの絶妙な丸味に肘が吸い付くような独特の座り心地を楽しみました。宿はこうした椅子に凝っていて、客室とロビーのソファはデンマークの家具メーカー・アイラーセンで、食事処の椅子は、グッドデザイン賞の審査委員長などを歴任した、プロダクトデザイナーの深澤直人とコラボしたマルニ木工のHIROSHIMAでした。

朝夕共に1階の食事処「旬彩 潮の香」でいただきます。無垢材の格子で組まれた和モダンの個室で、隣の声はよく聞こえました。料理はひと品ずつタイミングよく運ばれましたが、品数も多いので2時間ほどかかりました。料理の説明は簡素ですが、質問にはしっかり答えていただけます。そのうえ、調理法まで書かれたお品書きを読みながら、食事を楽しむことができました。

お品書きの初めにある「たちまち」は、広島でよく聞くお国言葉で「とりあえず」という意味の、いわば先付です。金時人参のソースに浮いたフワフワの蕪のムースは素材の味が活きていて、フグの白子と合わせてキャビアや筋子などが添えられます。これは「たちまち」らしからぬ凝った造りで、次の料理に期待がふくらみました。事実、続いて運ばれた八寸は、柚子酢を使った大根おろしで茶ぶりにしたナマコを和えたり、柚子に見立てた卵黄の味噌漬けが出たりと、多彩な味と見た目を楽しみました。粒の大きな大野産の牡蠣鍋や、なかなかお目にかかれない穴子の刺身の味に驚かされ、広島ならではの味覚に心が躍りました。自ら炙る穴子の石焼は、ほんのり酒盗の塩味が効くひと品です。どの料理もお品書きからは想像できないほど意外性にあふれ、運ばれるたび驚かされました。盛り付けは彩り鮮やかで、器にも凝っています。味は複雑にして奥深く、たいへん満足のいく食事ができました。

朝食のご飯は南部鉄器で炊かれ、ふっくらモチモチでした。朝食時に対応いただいた方には、地元広島のことなどを教えていただき楽しく食事ができました。湯豆腐には名産のレモンが入り、酸味が加わりさっぱりしていました。自家製ベーコンと魚は自分で炙っていただきます。地元企業のチチヤスヨーグルトには、料理長のお母様が送ってくださったという柚子を使った手作りジャムがのっていて、そんな逸話も食事を美味しくしてくれました。

スタッフはみなさん若く丁寧ですが、親しみやすくカジュアルな接客で、とても居心地がよかったです。

宿の周囲にはお店など何もありませんが、宮島へのフェリーが発着するJR宮島口駅からは3駅と近く、観光の拠点としても便利です。ほとんどの部屋は間取りが広くゆったりと過ごせます。瀬戸内に面した広島の味覚も想い出深いものでした。また季節を変えて、再訪したいと思える宿でした。

接客対応

スタッフはみなさん若い方ばかりで、丁寧ながらも笑顔の優しいフレンドリーな接客です。居心地よく過ごすことができました。

清潔感

研修施設をリノベーションして、2018年夏にオープンした真新しい宿です。わずかにホコリが残る箇所もありますが、目につくところは概ねキレイに清掃されていました。

客室

木材をアクセントに使用した、間取りの広いスッキリとした部屋です。お風呂は温泉で、アメニティも揃っていました。滞在中は、大きなソファでくつろぐことができました。

食事

夕食は、お品書きからは想像できないほど意外性のある創作懐石で、広島ならではの牡蠣や穴子など、盛り付けも鮮やかで、多彩な味を満喫できました。

コスパ

施設は新しく、間取りの広い客室や意外性のある美味しい料理など、価格に見合う満足感がありました。

立地

山陽道の大野ICか大竹ICから10分ほどで、JR大野浦駅から車で5分の宮浜温泉郷にあります。周囲は何もありませんが、広島や宮島、錦帯橋など旅の拠点に便利です。

温泉・スパ 未評価

客室のユニットバスはラドン温泉で、ミクロの泡が肌にいい美泡湯装置を備えています。大浴場はありませんが、目の前にある温泉施設の無料券をいただけました。

備考・アドバイス

Wi-Fiが利用できます。

チェックインは15時から、チェックアウトは11時までとなります。

事前に予約すれば最寄りのJR大浦駅からの送迎を利用できます。

広島駅からは電車で40分ほど、錦帯橋のある岩国駅までは20分ほど(車なら錦帯橋まで30分ほど)です。

客室のアメニティは、歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ、シャワーキャップ、コットン、ヘアリング、ボディタオルで、ポーラの「ひととき」のパウチの化粧品類がありました。

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