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猿ヶ京温泉 生寿苑(しょうじゅえん)の口コミ・宿泊記

11位

猿ヶ京温泉 生寿苑(しょうじゅえん)

〒379-1403 群馬県利根郡みなかみ町猿ケ京温泉1048
猿ヶ京温泉 生寿苑(しょうじゅえん)
〒379-1403 群馬県利根郡みなかみ町猿ケ京温泉1048
TEL: 0278-66-1175
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
3.4 に投稿 獲得票数:6 投稿者: はやどん
2017年7月頃にカップルで滞在 この口コミに投票する
田舎料理と心地よい温泉をのんびり堪能できる素朴な宿

今回訪れた群馬の猿ヶ京温泉「生寿苑」は、周囲を山に囲まれたのどかな里に佇み、2400坪もの敷地にわずか13室という、ゆったりとした造りの宿です。平屋造りの建物が、正面玄関前の広い車寄せと駐車場を囲むように、コの字型に配されています。大門をくぐり正面に車を付けると、すぐにスタッフの方が笑顔で出迎えてくれました。

フロントやロビーのある母屋は築130年の養蚕農家を移築してきたものだそうで、堂々とした造りが目を引きます。ラウンジで冷たいお茶をいただきながらチェックインを行いますが、宿泊カードには、予約の際に入力した住所や連絡先情報がすでに印字されていたので、確認のサインだけで手続きは完了しました。

今回利用したプランは、休前日2名で1泊2食、夕食時にワンドリンクの特典がついて合計約41,000円でした。客室は4種類あり、和室14畳一間タイプ、14畳二間タイプ、22畳三間続き・ツインベッドタイプ、そして今回私たちが泊まった和室22畳三間続き(10畳の本間、6畳の次の間、6畳の板の間)タイプとなります。古い建物ですが隅々まできれいに清掃してあり、部屋に入った瞬間、畳のい草の香りがふわっとしてきて、気分が和みました。窓辺には濡れ縁と小さな庭がありますが、木々のすぐ向こうには民家があり、風呂上がりに縁側で夕涼み…という雰囲気ではありませんでした。

部屋にお風呂はありませんが、男女別(入れ替え無し)の大浴場と、2つの貸切風呂があります。大浴場は浴槽の半分のスペースに石がゴロゴロと入っていて、足裏に適度な刺激を受けることができます。ガラス戸の向こうには露天風呂がありましたが、夏場は虫がたくさんいるので、あまり長い時間入ることはできませんでした。

貸切風呂は無料で、空きがあればいつでも自由に中からカギをかけて入れるようになっていました。貸切風呂「あさひ」は、その名の通り朝日が差し込む東側の浴室で、横長のスペースの両端にそれぞれ浴槽を配した、少し変わった造りをしています。もうひとつの貸切風呂「ゆうひ」は、あさひと同じ大きさの石造りの浴槽が一つだけある浴室で、どちらも内装がヒバの白木造りで、自然光がやさしく入ってくる居心地の良い空間でした。

貸切風呂のお湯は少し熱めになっており、何度も掛け湯をして体を熱さに慣らしてからやっと入れる位でした。また、洗い場も無いためあまり長湯をする雰囲気ではなく、入浴中の札がかかっていても、少し待てば「空」になっていることが多かったです。私自身、毎回長くても10分程度で上がっていたので、比較的利用の回転は早いのではないかと思います。利用後に都度清掃が入ることはありませんが、宿泊客が皆マナーよくきれいに使っていたため、いつ行っても快適に入浴することができました。

また、浴場のある棟は一番端にあたるため、ラウンジに近い客室だと、長い廊下を歩いて行く必要があります。一方で、私が泊まった「浮舟の間」は最も浴場に近いのですが、お風呂へ行く際に、誰もが必ず通る場所にあるため、足音や話し声が響いてくるのではないかと、やや心配でした。しかし、一晩を通して外の音はまったく気になりませんでしたので、温泉に何度も入って楽しみたいという方は、ぜひ浴場に近い客室をおすすめします。

夕食は大広間の食事処でいただきました。テーブル同士は簡易的なパーテーションで最低限仕切ってあるだけでしたが、ゆったりと距離が取られているので、隣の会話が聞こえてくるようなことはありません。「田舎料理」と銘打った地産地消の料理が次々と出てきます。特に印象的だったのはお造りで、「ギンヒカリ」という群馬県の水産試験場で開発・養殖されている最高級のニジマスや、ナマズのたたきなど、海の無い群馬らしい、他の地域では出会えないような魚を堪能できました。食事は全体的に濃い目の味付けでしたが、お酒を楽しみながらいただくには絶妙で、量も少食気味の我が家にとってはちょうど良いものでした。

こちらの宿では、6月下旬から7月上旬の短い期間ですが、玄関前の池の周辺でホタルが飛び交う様子が見られます。ちょうど見頃とのことでスタッフの方に勧められ、夕食後に外へ出てみたところ、10匹程度でしたがホタルが光っているのを確認できました。昼間は30度を超える暑さでしたが、思いがけず涼を感じる体験ができ感動しました。

また、この宿には古くから「座敷わらし」の言い伝えがあるそうです。宿のご主人のご先祖様が、座敷わらしからもたらされたという金瓶を祀った小さな祠が、敷地内の片隅にあります。金瓶には大判小判が入っていたという逸話から、金運上昇や宝くじ当選を祈って、わざわざこの宿を訪れるというお客さんもいるそうです。各客室に1つずつ、宿オリジナルの絵馬が用意されていたので、私たちも願いごとを書いて、祠のそばに掛けてお祈りしてきました。残念ながら滞在中に座敷わらし本人(?)に会うことはできませんでしたが、地元に古くから伝わる逸話に、気持ちがほっこりしました。

スタッフの方は皆笑顔でテキパキと動かれていて、その元気の良さが宿の活気に繋がっているように感じました。宿泊客との距離感についても、親しみやすい雰囲気ながらも必要以上に踏み込んで来ないところが気楽で良かったです。広いお部屋でのんびり過ごして、好きな時に好きなだけ温泉に浸かる、そんな日頃の疲れをほぐすのにぴったりの宿だと思いました。周りは山ばかりの場所ですが、のどかな田舎の空気を吸いにまた訪れてみたくなりました。

接客対応

どの方も明るく楽しそうな振る舞いでこちらも笑顔になれました

清潔感

建物は古いですが、清掃が行き届いており清々しかったです

客室

設備やアメニティに華やかさはありませんが、広々として居心地の良いお部屋でした

食事

海無し県らしい川魚料理や、地物野菜をふんだんに使った田舎料理が楽しめます

コスパ

休前日は少々割高な気がしますが、平日なら妥当かと思います

立地

周囲を山に囲まれただけの集落にあるので、むしろ「何も無い」を楽しむべきかと思います

温泉・スパ

きれいな貸切風呂に、空いていれば何度でも好きな時に入れたのが良かったです。

備考・アドバイス

女性のみ、チェックイン時に色浴衣をえらぶことができます。

浴場に近いのは「22畳三間続き」のお部屋で、食事処やフロントに近いのは「14畳タイプ」のお部屋になります。

宿の入口宿の門。車ごとくぐって入ります。正面玄関前玄関前の池。夜はホタルが飛び交いますフロントラウンジラウンジラウンジのストーブライブラリー。なぜか漫画ばかりです女性は色浴衣を選べますラウンジに用意されていた散策用の道具ラウンジでセルフのコーヒーがいただけます館内に自販機があります雰囲気を保つために消火器にカバーがしてありました館内廊下客室入口客室「浮舟の間」客室「浮舟の間」客室「浮舟の間」客室「浮舟の間」客室「浮舟の間」客室「浮舟の間」客室「浮舟の間」客室からの眺め客室からの眺め客室からの眺め客室からの眺め外から「浮舟の間」のある建物を見たところ冷凍庫までついた大きめの冷蔵庫冷蔵庫の中は水の入ったポットのみ女性用アメニティ男性用アメニティ客室トイレ客室電話は懐かしの黒電話でした虫除け、消臭スプレー、読書灯など部屋のキーは地元名産のカスタネットがモチーフになっていました客室踏み込み。シンク下の温水装置がむき出しになっていましたドアプレート。朝食の間に布団をあげてもらうのはこの面ドアプレート。布団を上げない場合貸切風呂「あさひ」貸切風呂「あさひ」洗面所貸切風呂「あさひ」脱衣所貸切風呂「あさひ」貸切風呂「あさひ」貸切風呂「あさひ」貸切風呂「あさひ」貸切風呂「ゆうひ」貸切風呂「ゆうひ」貸切風呂「ゆうひ」貸切風呂「ゆうひ」貸切風呂「ゆうひ」大浴場入口大浴場脱衣所大浴場洗面所大浴場大浴場大浴場大浴場の露天風呂湯上がりどころ湯上がりどころ湯上がりどころ食事処食事処。水はセルフです食前酒「自家製梅酒」前菜「わらびとろろ」「氷室豆腐」「葉月大根昆布締め」などお造り「ギンヒカリ」「なまずたたき」煮物「茄子博多」「白アスパラ」焼物「鮎南蛮焼」台の物「上州麦豚鍋」最後に雑炊で〆ました甘味「メロン・キウイ・オレンジ」群馬の地酒「谷川岳超辛純米酒」朝食朝食朝食 自家製納豆。ゴマ塩でいただきます地元産飲むヨーグルト朝食朝食朝食 群馬名産のこんにゃく朝食 蕎麦の実雑炊朝食 なまずの米麹焼き座敷わらしを祀った祠客室に用意してあった絵馬祠のそばに絵馬掛けがあります廊下からの眺め館内の地図

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