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江戸創業 幕末の宿 旅籠屋丸一

〒379-1403 群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉199
江戸創業 幕末の宿 旅籠屋丸一
〒379-1403 群馬県利根郡みなかみ町猿ヶ京温泉199
TEL: 0278-66-0066
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
3.4 に投稿 獲得票数:5 投稿者: 湯桜認証済
2018年5月頃に家族旅行で滞在 この口コミに投票する
コストパフォーマンスに優れた、歴史を随所で感じられる老舗の宿

猿ヶ京温泉にある江戸末期から続く老舗の宿です。宿に到着するとスタッフのお出迎えがあり、荷物を預かって本館母屋まで案内をしてくださいました。

母屋でチェックインの手続きを終えると直ぐに客室まで案内をしていただきました。ウェルカムドリンクはありませんが、茶室で珈琲と紅茶のセルフサービスがあり、客室に持ち帰ることもできます。

お部屋は本館離れ・万葉亭別館・温泉付き本館特別室の3タイプあり、母屋と茶室を含めて全て独立した建物です。そのため、各建物へ移動する際にはいったん外に出る必要があります。今回利用したのは本館離れの客室です。料金は3名一泊2食付きで、1人あたり13000円でした。

本館離れは古民家風の建物で、ノスタルジックな趣がありました。壁には沢山の絵画や書画が飾られていて、更にアンティークの家具に和インテリアなど、まるで美術館のような設えです。美術館巡りを趣味とする私は館内を見て回るだけでも楽しい一時を過ごせました。廊下に備え付けのマッサージチェアは無料で利用できます。本館離れには5室ありますが、当日は万葉亭別館と本館特別室に宿泊客が集中したようで、贅沢にも本館は私たちだけで独占することができ、誰の目も気にせずに湯上がり後にゆっくりとマッサージチェアを使って寛げました。

お部屋は「寛畝」に宿泊しました。8畳+8畳の二間続きの和室で、本館離れの中では一番広いお部屋らしく、3人だと十分過ぎる程の広さでした。古い建物特有の臭いは慣れるまで少し時間を要しましたが、手入れが行き届いているので古さは全く気にならず、居心地は良かったです。外の通路から客室の様子が見えますので、気になる方は障子を閉めて過ごすと良いかと思います。

客室に基礎化粧品セットは用意されていません。大浴場や貸切風呂に用意されている化粧水を利用しても良いかと思いますが、一度外に出なければいけないので、持参した方が便利だと思います。館内着には浴衣が用意されています。女性は色浴衣を選ぶことができ、竹下夢二デザインのレトロモダンな色浴衣と彩り鮮やかな帯が揃っていました。

お部屋に用意されているお茶菓子のかりんとう饅頭がとても美味しく、フロントで購入して帰りました。1個90円と手頃な価格も魅力です。ただ、箱入りではなくバラで渡されるので、家族や親しい方へのお土産向きだと思います。

蔵の湯「林」は男女別に1カ所ずつあり、交代はありません。元々明治時代に建てられた古い蔵をリメイクした建物で、玄関スペースの梁が張り巡らされた高い天井の重厚感に圧倒されます。土台となっていた柱を磨き直して用いているそうで、古さは全く感じませんでした。またジャズの音楽が流れ、ソファーに座って湯上がり後に寛ぐにはぴったりの空間でした。大きなテーブルは蔵の扉をリメイクして造られていて、錠前など扉の名残がお洒落に見えました。雑誌の用意もあるので、私は入浴以外にもライブラリースペースとして何度か足を運びました。

浴室には内湯と露天風呂が男女ともにそれぞれ備わります。黒を基調とした落ち着いたデザインで、露天風呂から美しい新緑を眺めることもできます。内風呂は露天風呂よりも一回り大きくて、総ヒバ造りの浴槽からヒバの香りが爽やかに香ります。脱衣場も広々としていて清潔感があり、居心地が良かったです。バスアメニティは市販のシャンプーとリンスの他に、10種類の異なる香りが楽しめる宿オリジナルアロマソープが用意されていて、大変充実しています。

貸切風呂は「赤の湯」・「黒の湯」・「万葉の湯」の3種類あります。宿泊客の人数により稼働数が変動し、当日は「赤の湯」と「黒の湯」の2つが利用できました。大浴場と泉質は変わりませんが、浴槽に遠赤外線・ラジウム線を放出する貴重なタイルが張ってあります。タイルの効果で身体が温まり、湯上がり後は汗が止まらない程でした。2方向に設置された大きな窓を開けると半露天風呂としても利用できます。ただ、草藪に面しているため虫が多くて、窓は閉めて入浴しました。

食事処は部屋によって異なり、本館離れと本館特別室は夕朝共に母屋に隣接したダイニングでいただきます。オープン席でしたが、小さな子供を連れた家族は個室に案内する配慮があり、おかげで静かに食事を楽しめました。

夕食は手の込んだ料理が数多く並びます。温かい料理は順々に持ってきてくださり、タイミングも各テーブルの進み具合に合わせてくれます。またお品書きはありませんが、スタッフが丁寧に説明をしてくださいました。野菜たっぷりの彩り鮮やかな前菜は目でも楽しめます。虹鱒の唐揚げは塩味とカレー味の二種類が楽しめます。食べやすいように骨をきれいに取り除いて一口サイズになっていて、骨の部分はこんがりと香ばしく揚げられているのでスナック感覚で食べられました。ご飯に自家製の蕗の薹味噌か、同じく自家製のなめ茸を添えることができます。蕗の薹味噌はそこまで苦味はなく、ご飯が何杯でも進んでしまう美味しさでした。鍋は鶏団子やベビーホタテを具材にした赤味噌ベースのおっ切り込みうどんで、ボリュームがかなりあります。デザートも全て手作りで、盛り付けがお洒落なのも魅力です。

朝食は和洋折衷の豪華なラインナップです。焼き魚の鯖の醤油漬けは予めテーブルにセッティングされていたので少し冷めていましたが、豆乳グラタンはグツグツ音を立てた焼きたてを運んでくれました。豆乳でさっぱりとしつつもマヨネーズでコクを出す美味しいグラタンは家でも真似したくなりました。夕食でも思いましたが、こちらのお宿はご飯がとても美味しく、沢山のおかずと共に、たっぷり小櫃に用意されていたご飯を空にしました。

接客を減らすことで宿泊代金を抑えているとのことですが、お布団を敷くのがセルフサービスということ以外は、サービスの質が劣ると感じたことはありませんでした。滞在中にスタッフがお部屋に入ることが一度もないので、お部屋にスタッフが入るのが苦手という方にはかえって良いシステムのような気がします。スタッフも明るく優しい人柄の方が多くて癒されました。

歴史を随所で感じられるお宿です。手抜きが一切ないお料理はどれも大変美味しく、コスパの良さに感動しました。緑が豊かな敷地内を散策するのもとても楽しく、中庭は季節により装いを変えるようなので、次回は季節を変えて再訪しようと思います。

接客対応

優しくアットホームな雰囲気のある接客です。布団敷きはセルフですが、その他のおもてなしは丁寧で寛げます。

清潔感

建物自体は古いですが、メンテナンスがきちんとなされているので居心地が大変良かったです。

客室

二間続きの和室はとても広々としているので、グループや家族利用にお薦めです。

食事

創意工夫が見られる地産地消に拘った料理です。ボリュームもあり、味も絶品でした。

コスパ

素晴らしいコスパです。コスパを重視して接客を少なくしているとのことですが、接客も丁寧でした。

立地

静かで緑豊かなロケーションです。敷地内に咲き誇る草花や樹木を見て回るのも楽しみの1つです。

温泉・スパ

肌がサラサラになる温泉です。貸切風呂「赤の湯」と「黒の湯」は遠赤外線・ラジウム線を放出する貴重なタイルにより保温力もかなり優れていました。

備考・アドバイス

大浴場蔵の湯「林」は本館離れのお部屋からが一番近く、大浴場を頻繁に利用したい方にはお薦めです。

食事は夕食が18時、朝食は8時一斉スタートです。

本館離れと本館特別室に泊まる場合はチェックイン・チェックアウトの手続きは本館母屋で、万葉亭に泊まる場合は万葉亭専用のフロントで行います。

喫煙は中庭にある、あずまやで可能です。

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