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二百年の農家屋敷 宮本家

〒368-0102 埼玉県秩父郡小鹿野町長留510
二百年の農家屋敷 宮本家
〒368-0102 埼玉県秩父郡小鹿野町長留510
TEL: 0494-75-4060
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2.5 に投稿 獲得票数:9 投稿者: ぴょん認証済
2018年4月頃に家族旅行で滞在 この口コミに投票する
歴史ある農家屋敷で囲炉裏里山懐石を堪能できるお宿

桜が満開を迎えた4月初旬の平日に家族旅行で訪問しました。旅行サイトからの予約で母屋「繭の間」に大人2名1泊2食付きと乳児1名食事布団なしで¥41240円の宿泊料金でした。

電車でのアクセスが悪いため、車で伺いました。宿までの道のりは少々分かりづらかったですが、ナビ通りで迷わず到着しました。チェックイン時間前でしたので、自分達で荷物を持って帳場へ向かいました。フロントは不在でしたが、ちょうどスタッフの方に会えましたのでそのままチェックインをしました。

古民家の表門を入り、まず馬屋帳場でウェルカムドリンク頂きます。元々馬屋だった所を改装してチェックイン、チェックアウトに利用しているようです。囲炉裏には火が起こされ、歴史ある古民家の世界へ一気に引き込まれました。女性はこちらで色浴衣が選べました。

客室は、全6室で母屋と別邸にそれぞれ3部屋ずつあります。母屋で部屋付露天風呂を備えているのは「繭の間」のみで、別邸は全室に半露天を備えているようです。別邸は子供が宿泊することが出来ません。

今回宿泊したのは、母屋2階の「繭の間」です。館内にエレベーターはなく、2階までは見事な太い木の柱を使った階段を登ります。階段を登ると、襖や引き戸で仕切られただけの客室が3部屋あります。声は筒抜け、襖の隙間から中が少し見えたり、プライバシーは全くありませんでした。農家屋敷と言っても旅館として最低限の改装はされているものと思って行きましたので、その民宿のような造りに大変戸惑いました。

「繭の間」は和室12帖と6帖の合計2部屋、半露天風呂付き客室です。扉を開けると広々とした玄関に踏込が4畳分あり、落ち着いた和の佇まいでした。和室2部屋は完全に独立しており、壁を隔てていましたので、2家族での利用も可能な造りだと感じました。窓からは綺麗に手入れされた専用庭が望め、また、その先には里山の景色が広がり、長閑な景色を眺めながら、大変くつろげました。

「繭の間」の半露天風呂は陶器の風呂で、1名サイズで、足は伸ばせませんでした。また、温泉ではなく沸かし湯になりますが、この辺りの水質が良いせいかまるで温泉に浸かっているようなとろみを少し感じました。湯温調整が可能ですので、好みの温度で湯浴みができる点は良かったです。

浴衣・羽織・足袋の用意があります。バスタオルは1人2枚ありました。大浴場にはタオルの用意がありませんので、湯かごに入れて持参します。基礎コスメは備え付けの物が一通りありました。

大浴場はなく、母屋に「ゆず庭園風呂」、別邸に「別邸貸切風呂」、また別棟で「大釜風呂」があり、それぞれ貸切利用のみでした。「ゆず庭園風呂」は元々大浴場として作られたのか、広々としていました。塀に囲われていて景色は望めませんが窓を開けると濃いピンクのミツバツツジが美しく花を咲かせ、爽快な風を感じながらの湯浴みは心地良かったです。

「別邸貸切風呂」も貸切風呂としては広めで、こちらは窓をほとんど開放することができ、半露天気分を味わえました。庭の手入れが徹底されており、その先には野山が広がり贅沢な空間を満喫できました。こちら2つのお風呂は夜通し利用可能ですので、ぜひ両方を楽しまれると良いと思います。

「大釜風呂」は夜22時までになり、こちらは体を流すためのシャワーがあるのみでシャンプーなどはありません。はしご階段を登って入る大釜風呂はなかなか他では味わえない雰囲気でしたのでおすすめです。

夕食前の30分間、蔵を改装した「蔵Bar」にて食前酒が振る舞われます。周辺で採れた里山素材を使った自家製果実酒が50種類もあるそうです。山の実や四季折々の果実で造られたお酒を頂きながら、落ち着きのあるゆったりとした不思議な空間で夕食前のひと時が過ごせます。ノンアルコールの花梨ジュースも自家製で大変濃厚な味わいでした。

夕食は囲炉裏のある別邸の食事処にて頂きます。和室にテーブル席の個室に案内されました。大根のポタージュなど、里山の素材を存分に生かしたお料理は、どれも大変上品な味付けで、ちゃんこ鍋も想像を超えた絶品料理でした。どのお食事もボリュームがあり、大変満足しました。デザートだけが少し味気なく他の物に対して見劣りしていたように思います。

朝食は同じお部屋で頂きます。昨日の夕食同様、1品1品優しい味付けの手作り品が並び、釜炊きの五穀米との相性は抜群でした。

接客に関しては、人によりばらつきを感じました。どの方も感じは良かったですが、いまいち意図していることが通じなかったり、お願いしていたことがスタッフ間で情報共有されていなかったり、残念な部分がありました。旅館のスタッフさんというよりは、知り合いの家に遊びに来たような錯覚を覚える対応の方が多かったです。

宮本家は、里山にあり、周りに特別何かあるわけではありません。一般的な旅館の設備や対応を期待していくと不満に思うことが多いと思います。ただ、純粋に古い農家屋敷をそのまま楽しむつもりで訪れるのであれば、それは素晴らしい体験になると思います。都会の喧騒を離れ、タイムスリップしたようなお宿で静かな時間を過ごしたい方にはおすすめしたいお宿です。

接客対応

家族経営のためか人手不足を感じる部分もあり、人により対応に疑問を感じましたが、女将さんの柔和な雰囲気に心なごみました。

清潔感

農家屋敷を改装したとのことですが、繭の間は壁のシミや畳の汚れなど、気になる部分がたくさんありました。

客室

広さは十分ですが、部屋での会話が館内に丸聞こえ、大きな窓には障子のみで遮光性が全く無いなど、旅館としては不十分に感じました。

食事

里山の素材を生かしたお料理は、一品一品のボリュームもあり、どれも優しい味付けでした。

コスパ

余りの防音対策の無さに、どうしても旅館としての金額には疑問を感じてしまいました。農家屋敷を体験するということに価値を見出だせるのであれば納得の料金と言えます。

立地

駅からのアクセスが悪く、バスで25分程かかるようです。

温泉・スパ

6部屋に対して3つの貸切り風呂があり、部屋付き露天のある部屋も多いせいか、使いたい時はいつも空いている状態でした。

備考・アドバイス

夕食の時間は初めから18時を案内されました。

朝食の時間は、7時半、8時、8時半から選べます。

遮光対策が何もされていませんので、気になる方はアイマスクなどを持参して下さい。

建物の古さが苦手な方、通常の防音を求める方は、別邸に宿泊されることをおすすめします。

鍵が古いタイプの物で難しく、スタッフの方に教えて頂かないと閉められませんでした。

囲炉裏端でお食事を召し上がってる方もいましたので、希望がある方はお宿に確認してみるといいでしょう。

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