ユーザーIDまたはメールアドレス パスワード
パスワードを忘れた場合はこちら

ホテル・旅館の価格比較・格安予約

箱根吟遊

〒250-0404 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下100-1
箱根吟遊
〒250-0404 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下100-1
TEL: 0460-82-3355
通報する口コミのタイトル
違反内容
違反内容の詳細
宿らん調査員を大募集
10万円 現金ゲット!

口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
4.1 に投稿 獲得票数:13 投稿者: korousa認証済
2018年10月頃にカップルで滞在 この口コミに投票する
圧倒的な非日常を満喫できる早川渓谷の眺めが素晴らしいバリ風旅館

箱根宮ノ下の全20室の人気高級旅館です。10月の中旬の平日に宿泊しました。3ヶ月前の予約でも平日のみしか空いていなかったので、週末はそれより早くの予約が必要かと思います。客室は星タイプ洋室を選択し、2名1室2食付き62,000円で宿泊しました。

当日はチェックイン時間より40分程度早めに宿に到着しました。宿に入れるか心配でしたが、エントランスに差し掛かると宿の方が笑顔で迎えてくださいました。玄関入ってすぐに現れるのは、ロビーに2つ並べられたピーコックチェアと山の絶景です。この旅館を象徴する眺めとして、何度も写真で見かけていましたが、それでも実際目にすると感動的な光景でした。館内は全て畳敷きになっていて、スリッパ無しで過ごすことができます。館内はバリ風のオブジェが立ち並んでいますが、不思議と和風の建物にマッチしていました。

ロビーで記帳した後は14時に行われる部屋の案内が始まるまで、ロビーの隣にあるラウンジで自由に過ごせます。こちらのテラスで、豆乳で作られた酵素ドリンクをいただきながらゆっくりと早川渓谷の絶景を楽しみました。ほとんど遮るもののない見事な眺めで、建物が密集する箱根にあって、ここまで人工物がみえない眺望はなかなかないと思います。ほとんど同じ光景が楽しめる近隣の会員制宿泊施設に宿泊したことがありますが、テラスが渓谷に張り出すような作りになっていて、開放感はこちらが優っていました。

時間になると仲居さんが現れて、客室へと案内してくださいました。シースルーのエレベーターを下ると、渓谷の眺めとともに、途中階のミニラウンジや1Fの水盤などが次々に目に入ります。非常に凝った作りの館内に心が踊りました。

こちらの宿は宮ノ下の斜面に張り付くように作られています。ロビーや大浴場のある5階を最上階とし、4~1階に露天風呂付きの客室が並びます。今回は3階の「星タイプ」の洋室を選びました。

案内していただいたのは「銀河」というお部屋です。部屋の入り口には水屋、その隣にテーブルの置かれたダイニングルームがあり、窓側にベッドルームとバスエリアがあります。ダイニングルームは他の部屋を閉め切ったまま給仕してもらえる造りになっています。ベッドルームの窓辺は開口部が全てガラス張りになっていて、ベッドに横たわって渓谷の眺めを楽しむことができました。客室内の照明は暗めです。特にクローゼット内は照明がほとんど当たらないので、荷物の出し入れに不便でした。

バスエリアのパウダールームは銅の洗面ボウルが素敵で華やかです。思わず嬉しくなってしまうインテリアでしたが、洗面ボウルの水はけが悪いのは気になりました。パウダールームの先にはシャワーブース、露天風呂がありました。絶景を見ながらの湯浴みは最高です。露天風呂のあるテラスに冷蔵庫があったり、湯上りにくつろげるソファがあるのも気に入りました。ただし、ソファの足元のウッドデッキが一枚外れかけていて、足を挟みそうなのが怖かったです。早急に補修して欲しい箇所でした。

パウダールームには宿のオリジナルの基礎コスメが置かれていました。浴衣・作務衣・バスローブが一枚ずつあるので、着るものも困りません。バスタオルは一枚ですが、タオルウオーマーで乾かすことができます。冷蔵庫は水屋エリアと露天風呂エリアの2箇所あり、中身の飲み物はミネラルウオーターを含めて全て有料でした。お茶菓子が三種類も用意してあるのは嬉しかったです。

大浴場は5階に「月音」「月代」の2つあります。どちらも内湯・サウナ・露天風呂という構成になっていますが、「月音」はジャクジーの露天風呂、「月代」は絶景が映えるインフィニティ露天風呂が特徴となっています。特に「月代」の露天風呂の眺めは見事でした。夜10時に男女入れかえがあるので、滞在中は一度は利用されることをおすすめします。

1階の「ガーデンラウンジ」にて16:00~18:00の間に行われる「湯上りドリンク」のサービスを利用しました。ビールやソフトドリンク3種から一人一杯だけ選ぶことができます。小さなグラスのみなので、少し物足りず、有料の飲み物も続けて注文しました。ラウンジには2人ならんで座れる寝椅子もあり、寒い場合には毛布も貸してくださいます。寝転びながらお酒片手に夕暮れ時間を過ごせ、とても気持ち良かったです。こちらは夜はバーとして営業しており、素敵なライトアップの中、お酒をいただくことができます。

チェックインの時に利用したラウンジ「吟遊詩人」は夜や朝の時間限定でカフェとして営業していて、コーヒーやケーキがいただけるそうです。こちらにもバーが併設されていて、皆さん食後の時間を楽しまれていました。ラウンジテラスからは昼間は絶景が楽しめるのですが、夜の照明も見事で思わず見入ってしまいました。ラウンジの奥にはお土産物屋さんがあります。アジアン雑貨やオリジナルの化粧品がところ狭しと並べられていて、お土産選びが楽しめました。

夕・朝食はお部屋のダイニングでいただきました。先付けは様々な味のバリエーションが楽しめ、これからいただくお料理への期待が高まりました。お刺身は4種類あり、醤油の他、岩塩も用意してくださいました。矢柄や黒ムツ、ボタンエビなど、どれも新鮮で美味しかったです。北寄り貝とホタテの温石焼きは、お刺身でも食べられそうな新鮮な貝を熱い石でさっと焼いていただきます。少し焼くことで貝がふんわりと柔らかくなって非常に美味でした。むかごの炊き込みご飯は、とろろをかけていただきます。お芋同士の良い相性で、お腹いっぱいでも残すことができないほど美味しかったです。選りすぐりの素材をシンプルに生かしたお料理が多いと感じました。

朝食は和食か洋食かを選べます。和食・洋食ともに品数十分で美味しかったですが、個人的にはほっとできるメニューが多い和食の方が気に入りました。

チェックアウトは11時です。フロントで手続きした後もしばらくラウンジで一休みさせてくださいました。10月中旬でも宿周辺の木々から紅葉が始まっており、しばしその光景を楽しみました。紅葉の最盛期は11月中旬とのことですが、渓谷対岸の山の頂から山裾までを見渡せるので、長いあいだ紅葉が楽しめるのではないでしょうか。

お部屋の案内係りの方や配膳を行う仲居さんは経験豊かな方が担当してくださいました。様々な気遣いをいただき、料理の説明やちょっとした声かけも丁寧で一切そつがありませんでした。最後は宿の前の幹線道路まで出てお見送りしてくださり、暖かいもてなしが嬉しかったです。

客室のテラスの不具合等、気になる部分はありましたが、ロビーや露天風呂から早川渓谷の眺めを楽しみ、豊富なパブリックに目を奪われ、大変充実した1日でした。事前にネットで調べた際には、共用部に経年劣化が見られる等の情報も目にしていたのですが、徐々に改善されているのか、今回の滞在ではそれらの点は気になりませんでした。

こちらの旅館の特徴である「バリ風インテリア」は賛否両論が別れており、好みではないのではないかと心配していましたが、迷路のような動線や、開放感のあるインテリアの造りは大変凝っていて、昼も夜も見ほれてしまうような絶景との取り合わせを満喫することができました。観光客が行き交う宮ノ下ですが、こちらの旅館に一歩足を踏み入れれば、圧倒的な非日常が広がっています。大人気旅館の魅力を十二分に実感できた滞在でした。

接客対応

経験豊かな仲居さんにお世話していただきました。様々な気遣いをいただき、料理の説明やちょっとした声かけも丁寧で、一切そつがありませんでした。

清潔感

客室やパブリックは大部分は手が入っていて問題を感じませんでしたが、客室の露天テラスの床板が外れかけているのは残念でした。

客室

ダイニング、ベッドルーム、露天テラスで構成される使いやすいお部屋です。窓からは絶景を眺めることができます。

食事

素材の良さを生かしたお料理です。コースの流れが良く、ボリュームが丁度良かったです。

コスパ

絶景や、客室の使いやすさ、パブリックの充実を考えるとコスパが良い宿だと感じました。非日常的な空間作りも見事です。

立地

ほとんど人工物が見えない早川渓谷の絶景を楽しめる、希有な立地にあります。ここまで開放感のある光景は箱根の中でもなかなかないと思います。

温泉・スパ

大浴場の「月音」はジャクジーの露天風呂、「月代」は絶景が映えるインフィニティ露天風呂が特徴となっていました。客室の露天風呂も眺めが良く、満足しました。

備考・アドバイス

ドリンクの持ち込みには持ち込み料が必要になるとのことです。詳しくは旅館にお問い合わせください。

私が予約をした際は電話予約のみの受付となっていましたが、一休.comからネット予約もできるようになったそうです。

箱根吟遊周辺のホテル・旅館