ユーザーIDまたはメールアドレス パスワード
パスワードを忘れた場合はこちら
Facebookアカウントでログイン

料亭・温泉旅館 小樽平磯温泉湯元 銀鱗荘<北海道>の口コミ・宿泊記

料亭・温泉旅館 小樽平磯温泉湯元 銀鱗荘<北海道>
〒047-0156 北海道小樽市桜1-1
TEL: 0134-54-7010
宿らん調査員を大募集
10万円 現金ゲット!

口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
4.0 に投稿 獲得票数:4 投稿者: ぽぽぽぽぽ
2017年6月頃に一人で滞在 この口コミに投票する
贅を尽くした鰊御殿で、北海道の食材を使った料理と絶景の温泉を堪能できるお宿

銀鱗荘は、石狩湾に囲まれた平磯岬の高台に立つ、全14室の小さなお宿です。本館は、明治6年に余市に鰊で財をなした大網元が建てた個人宅を、昭和になってからこの地に移築したもので、北海道文化財100選や小樽市登録歴史的建造物になっています。その歴史的な建物に泊まりたくて、今回、このお宿を選びました。

訪れたのは6月下旬の土曜日でした。お値段は1泊2食付き、一人で利用して54.000円でした。宿泊2日前の夜、先方から予約確認の電話もあり、好印象でした。

当日は、最寄り駅のJR函館本線小樽築港駅で下車し、そこから電話をすると、5~6分ほどで車で迎えに来てくれました。お宿に到着すると数名のスタッフが出迎えてくれ、ロビーでチェックインの記帳をすませると、すぐに部屋へと案内されました。

部屋に入ると、送迎の車に置いてきた荷物がすでに中に置いてあり、対応の早さに驚かされました。宿泊したのは、本館2階にある「朝里」という11畳の和室で、広縁、踏込、洗面所とトイレが付いたお部屋でした。本館には洋室タイプの客室もありますが、どの部屋にも浴室はついていません。ほかに新館があり、そちらのお部屋には浴室がついています。座椅子に座ると、お饅頭とお茶、おしぼりが提供され、部屋や館内の説明が一通りありました。この時に夕食と翌朝の朝食の希望時間も訊かれました。

部屋は日本の伝統的な旅館らしく、こざっぱりとし、落ち着いた印象でした。建物自体はとても古いのですが、本館客室の内装は10年ほど前にリニューアルされていて、清潔感が保たれ、きれいな状態でした。大きな窓からは小樽港と小樽の街を一望できる、素晴らしい景色が堪能できました。部屋には金庫がなく、貴重品は袋にいれてフロントに預けるシステムでしたが、箪笥にカギがかけられるようになっていたので、お風呂や食事にいくときはそこに入れておきました。冷蔵庫にはビール、各種ソフトドリンクのほかにおつまみも用意されていて、すべて無料でした。寝具にもこだわっているようで、エアウィーヴが採用されていました。

洗面台のアメニティは女性用にはKOSE、男性用にはPaul Stuartが用意されていました。化粧水など一通り揃っていますが、こだわりがある方は普段利用されているものを持参するほうがよさそうです。ハンドタオルが複数枚用意されていたのと、歯ブラシが使い捨てではなく、トラベルセットだったのは好感が持てました。

大浴場は24時まで、露天風呂は23時まで利用できました。お湯は自家源泉の温泉で、泉質はナトリウム硫酸塩・塩化物泉でした。脱衣所にはタオル類も用意してあり、手ぶらで利用できて便利でした。大浴場の浴槽は円形と特徴的な形をしていました。タイル張りの湯口に着けられた聖獣の口からお湯がでていたり、脱衣所の壁にはステンドグラスがはめ込まれていたりと、レトロでハイカラな雰囲気のお風呂でした。大浴場の隣には露天風呂もあり、思っていた以上に大きく、開放感抜群でとても気持ちがよかったです。ここからは部屋とは反対側の景色が楽しめ、遠くまで続く水平線と新緑の緑が一望でき、まさに絶景でした。

夕食は17時半から19時までの間、30分単位で希望の時間を選べます。場所は本館1階にある「石狩」という中宴会場でした。パーテーションで2つに区切られ、個室として利用しました。料理は食前酒から水菓子まで全部で12品で、メインの台のものは蝦夷鮑か和牛のチョイスでした。食前酒にはハスカップ、先付にはアスパラガスに蟹の外子、御椀には時鮭、焼物には鰊、蓋物にはじゃがいもの「北あかり」など、地元の食材が随所にちりばめられ、北海道らしさを堪能できるメニューでした。最後の食事のいくらご飯はおかわりもでき、味、量ともに大満足することが出来ました。

朝食は同じく「石狩」でしたが、パーテーションはなく、いくつかテーブルが並んでいました。出てきた料理は見た目もきれいで、おいしくいただくことが出来ました。食事が終わると隣のサンルームに移動して、ゆったりと食後のコーヒーを楽しみました。晴れていれば眼下に石狩湾の景色が見えるはずだったのですが、雨で靄っていてよく見えなかったのは残念でした。

建物も素晴らしかったです。重厚な瓦屋根に望楼のある特徴的な外観は圧倒的な存在感でした。望楼には登ることもでき、そこから360度に広がるパノラマを堪能できました。1階には75畳ほどの大広間があり、二間半ほどの大きくて立派な神棚や囲炉裏も設置してありました。調度品の多くは、余市時代のものを出来るだけそのまま使っているとのことで、金色の地に絵が描かれた襖や、屏風など豪華絢爛な内装で、当時の繁栄ぶりが伺われました。ランプシェードや障子、硝子戸などにも細かな装飾が施され、ちょっとした美術館のようでした。

本館の和室の部屋の扉は硝子戸になっていて、廊下から踏込が見えていたなど、多少気になる点はあったものの、今回の滞在は大変満足のいくものでした。接客も素晴らしく、館内を見学していると、わざわざ大広間まで案内してくれ、細かく説明してくれたスタッフがいたかと思えば、見学しやすいようにと客室案内図を持ってきてくれた方もいました。スタッフの人数もほかの旅館に比べると多いように感じましたし、みんな対応が丁寧で、こなれている印象を持ちました。料理も露天風呂も景色も素晴らしかったのですが、やはり明治時代に贅を尽くして建てられた鰊御殿に宿泊できたことが一番印象に残りました。

接客対応

丁寧な対応をしていました。マニュアルではなく、自発的にサービスをしていると感じられました。

清潔感

隅々まで掃除が行き届いていて、清潔感がありました。建物自体は古いですが、古さを感じさせませんでした。

客室

風呂付き、風呂なし、和室、洋室とバリエーションがあるので自分の好みの部屋をチョイスできます。

食事

北海道らしい地元の食材をふんだんに使った料理が堪能できます。夕食、朝食ともに、質、量、味とすべてに満足できました。

コスパ

客室、料理、温泉、サービス等を考慮して、土曜にこのお値段で宿泊できるならコスパは悪くないと思います。平日と値段が変わらないのも好印象でした。

立地

最寄駅から車で5分程度と、公共交通機関を利用する人にも便利なアクセスでした。高台に建っているため見晴らしが最高でした。

温泉・スパ

塩分を感じる自家源泉の温泉でした。雰囲気のある内湯に絶景の楽しめる露天風呂、どちらも満足できました。男女の入れ替えはなく、朝は6時~9時まで利用できます。

備考・アドバイス

同じ敷地内にフレンチレストラン「グリル銀鱗荘」もあります。2階はカラオケができるバーになっていて、本館から直接行くことができます。

最寄駅から無料送迎があります。

無料のWifi があります。

玄関脇のロビー横に小さい売店があり、お土産品が売っています。

本館入口本館本館入口の年季を感じるライト客室「朝里」入口と本館2階の廊下踏込和室「朝里」和室「朝里」和室「朝里」和室「朝里」和室「朝里」広縁和室「朝里」広縁ウェルカムスイーツ和室「朝里」の昼の眺望和室「朝里」の夜の眺望テレビ冷蔵庫お茶セットとポットお茶セット。お茶は緑茶とほうじ茶の2種類電話にはカバーがかかっていました床の間貴重品袋ティッシュペーパーとゴミ箱浴衣一式箪笥の中トイレトイレからの眺望洗面台洗面台のハンドタオル男性用アメニティ女性用アメニティ石鹸櫛とブラシドライヤートラベルセットなどハンドソープ男性用大浴場男性用大浴場の湯口男性用大浴場の洗い場男性用露天風呂男性用露天風呂男性用大浴場のアメニティ男性用大浴場の脱衣場男性用大浴場の脱衣場男性用大浴場のアメニティ男性用大浴場の綿棒男性用大浴場の髭剃り男性用大浴場の櫛男性用大浴場のうがい薬男性用大浴場のバスタオル男性用大浴場のタオル男性用大浴場のドライヤー男性用大浴場のウォーターサーバー男性用大浴場の体重計中宴会場「石狩」中宴会場「石狩」テーブルに飾られた生花夕食のお品書き夕食の食前酒夕食の先附夕食の前八寸夕食の御椀夕食の造里夕食の焼物夕食の酢の物夕食の蓋物夕食の台の物夕食の食事、止椀、香の物夕食の食事のいくらご飯夕食の水菓子朝食朝食朝食朝食朝食朝食朝食朝食朝食サンルーム朝食後のアイスコーヒー大浴場の入り口本館フロント前大広間の囲炉裏大広間の神棚大広間大広間大広間硝子に入った模様売店フロント横のロビー玄関望楼障子に施された細工硝子戸のクジラの細工本館1階ロビー本館1階ロビー本館一階ロビー中庭本館1階廊下グリル銀鱗荘