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きたの風茶寮の口コミ・宿泊記

8位

きたの風茶寮

〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原934-29
8位/207件中 - 箱根の旅館
きたの風茶寮
〒250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原934-29
TEL: 0460-83-8526
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
3.9 に投稿 獲得票数:3 投稿者: ぽぽぽぽぽ
2017年5月頃に一人で滞在 この口コミに投票する
プライベート感のある大人のためのオーべルジュ

箱根の仙石原にある全10室の「きたの風茶寮」は、12歳以下のお子様は宿泊不可の大人のためのお宿です。ここには、メゾネットタイプやサウナ付きなどいろいろなタイプの部屋があり、すべての客室に露天風呂または展望風呂が設置されています。今回宿泊したのは「すすき」というお部屋です。5月の平日に1泊2食付きで一人で宿泊し、予約サイトで会員なら誰でも使える期間限定の割引チケット10000円分を利用して41000円でした。

玄関を入ると、フロントの方が出てこられ、チェックインのためラウンジへと案内されました。ラウンジにはかなり広いスペースがさかれ、和モダンなインテリアの落ち着いたトーンの空間でした。大きな窓からは鮮やかな新緑の日本庭園が眺められ、まるで絵画のようでした。壁には、日本画家の黒光茂明氏の、秋の仙石原の黄金色に輝くすすきが原を描いた大作が飾られており、見応え充分でした。また、昔懐かしいアンプやスピーカーなど大きくて立派なオーディオシステムが置かれていて、流れてくる音楽はどこか丸みのあるやさしい音に聞こえました。ここには、ライブラリーや、お宿でも使用している雑貨やお土産物を扱っているショップが併設されているほか、コーヒー、紅茶、ハスカップジュースや梅ワインがフリーで楽しめるようになっています。

ラウンジのソファに腰を掛けると、ウェルカムスイーツとして、箱根の老舗和菓子店「花詩」の金時鹿子が緑茶とともに出されました。おしぼりには北海道のハッカの成分がしみこませてあり、広げると心地よい刺激と清涼感が鼻の奥に広がりました。こちらのお宿を経営している野口観光グループは北海道の会社だそうで、夕食や朝食に北海道の食材がふんだんに使われていたり、ショップでは北海道の名産品が売られていたりと、館内で北海道を感じられる場面が多々ありました。

客室「すすき」は、露天風呂付の、44平米ほどのツインルームで、扉をあけると少し長めの廊下があり、その奥に部屋が広がっています。部屋は横長で、その長い一辺が一面窓になっているため、光がよく入り、明るい空間でした。ベランダには露天風呂があり、その横には白いガラスで区切られたシャワーブースも完備されていました。ベランダの奥行きがないため、ガラスの引き戸を開けるとすぐ前に浴槽があります。そのため、シャワーブースに行くのに窮屈さを感じました。こちらのお宿の温泉はすべて源泉かけ流しで、源泉は大涌谷温泉だそうです。ベランダの正面には竹や楓の緑が広がり、すぐ横にある壁からは滝のように水が流れ落ちていて、高原らしいさわやかさと涼しさを感じられました。室内は白い壁に木目を活かした茶系のインテリアで統一され、落ち着いた雰囲気です。小物類も洗練られたデザインのものが多く、電話はデンマークの有名プロダクトデザイナーJACOB JENSENのものでした。ベッドの上にフットピローが2つ置かれていたのですが、両方ともかなり糸がほつれ、くたびれた感じがしたのは残念でした。また、客室露天風呂へつながる引き戸の前のフローリングには、水滴によるシミがあり、年季を感じました。

テーブルの上には緑茶、スリランカの有名ブランド「Dilmah」の紅茶、お宿オリジナルのコーヒーとお菓子が用意されていました。コーヒーは豆とミルが用意されていて、自分で挽いて入れるようになっていました。冷蔵庫にはビールとソフトドリンクが用意されていて、すべて無料で楽しめます。クローゼットの中には、作務衣、浴衣、バスローブが用意されていて、浴衣はSSからLLまで5つものサイズから選べるようになっていました。

アメニティは充実していたと思います。洗面台には、「GILCHRIST&SOAMES」のソープ、女性用としてフランスの「Detaille」の化粧水などが、男性用として「MARGARET JOSEFIN」 のアフターシェーブローションや資生堂のシェーブクレンジングが用意されていました。シャンプー類のブランドも屋内の浴室には「LAUREL」、露天風呂には「MIKIMOTO」と違うものが揃えられています。ほかにも、フロントにお願いすれば、「ロクシタン」や「イングリッシュスパ」など、国内外の7ブランドのアメニティを使用することもできます。

館内には貸切露天風呂もあり、1組1時間使用することがきます。予約はチェックインの時にしました。コンクリートの壁に囲まれた一角に、箱庭のような緑と湯船が配置されて、視界が開けているとまではいかなかったですが、空が抜けている分、開放感がありました。シャワーは、お湯が滝のように落ちてくるタイプで、打たせ湯のように利用でき面白かったです。脱衣所には、バスタオルなど一通りのものが揃えられていて、手ぶらで利用できました。冷えたペットボトルのミネラルウォーターが用意されていたのもありがたかったです。ただ残念なことに、ここは脱衣所も屋外にあるため、雨が降ると利用できないとのことでした。また脱衣所には雨風による劣化を感じさせる部分が目につきました。

夕食は客室棟の1階にある食事処「北乃風茶寮」でいただきました。時間はチェックイン時に先方から6時を提案されました。この時に、メイン料理を2種類から選びます。この日は鮑かビーフのチョイスでした。席はすべて個室になっていて、通されたのは日本庭園が望める部屋でした。お料理は食前酒から水菓子まで、お品書きに書かれた12品に、シェフのサプライズの一品がプラスされ全13品でした。地元の駿河湾でとれたサクラエビや鰆などの海の幸に、自社農園のじゃがいもや鮑など、北海道からの食材がプラスされた料理はどれもおいしく、質、量、ともに充実していました。ベースは和食なのですが、メイン料理にブールブランソースを使ったり、ガラスの器に飴細工を使い立体的に盛り付けたりと、洋のエッセンスも随所に取り入れられ、洗練されたコースでした。中でもデザートが充実していました。抹茶のアイスクリームは、9種類あるトッピングから3種類、6種類あるソースから一つを選ぶスタイルで、それがきれいに一皿に盛り付けられ出てきました。これだけでも充分な量なのですが、さらにデザートアミューズは5種類のケーキの中から2つを選び、盛り合わせで提供されました。どちらもお品書きから想像するより豪華でボリュームがあり、甘党の人なら大満足する内容だと思います

朝食は夕食と同じ食事処でしたが、案内されたのは昨晩とは違う部屋でした。この席からは景色は楽しめませんでしたが、花が飾られ、季節感が演出されていました。食事時間は8時、9時、10時から選べ、前日の夕食終了時に希望の時間を訊かれました。料理は品数も豊富で、量も多く、味もおいしかったのですが、鍋のスープの塩気が強く感じたほか、たらこ、海苔の佃煮、柴漬けに梅干しとごはんのお供的なものが多く、全体的に味が濃い印象が残りました。また、ご飯を炊いた土鍋に欠けた箇所がたくさんあったのも気になりました。

スタッフのサービスはよかったと思います。チェックイン時に私がアルコールをあまり飲まないとわかると、部屋のビールをソフトドリンクに変えてくれたり、夕食の食前酒をノンアルコールにしてくれるなど、心配りが感じられました。食事の時には、食事処の入り口でスタッフが待っていてくれ、名前で対応してくれたり、料理や食材の説明がとても詳しくて丁寧なのにも好感が持てました。また、チェックアウト時に、バスで強羅駅に向かうことがわかると、バスの時刻表が必要かどうか尋ねてくれましたし、お見送りも玄関ではなく、門まで出てきて丁寧にお辞儀をしてくれたのも好印象でした。

今回の滞在は、多少気になる点はあったものの、全体的に満足のいく内容でした。部屋のタイプ、アメニティ、浴衣のサイズ、料理やデザートのチョイスなど、ほかのお宿よりも選択肢が多くて充実していたと思います。また、静かでプライベート感があったのもよかったです。ほぼ客室は埋まっていたようですが、滞在中、ほかの宿泊客を直接見かけることがなく、お宿ごと貸し切っているかのような感覚になるときがありました。静かに自分の時間を過ごしたいというひとにはピッタリのお宿だと思います。

接客対応

スタッフによるサービスのばらつきがなく、みなこなれた対応をしていました。

清潔感

全体的には満足ですが、経年による劣化を感じる場所がありました。また、浴槽のアメニティの入れ物に温泉成分がこびりついているのも気になりました。

客室

明るく、落ち着いた雰囲気の部屋でした。インテリアや置かれていた小物にデザインへのこだわりが感じられました。

食事

お宿自らオーベルジュと謳っているだけあって、箱根周辺の山の幸と海の幸に北海道からの食材をプラスした料理は、夕食、朝食ともに充実しています。

コスパ

部屋の快適さ、スタッフのサービス、料理の内容、温泉の質を考えるとコスパは良いと思います。

立地

周りは静かで、高原らしい雰囲気を充分に楽しめる立地でした。公共交通機関を利用すると、強羅駅から路線バスに乗り換えなければならず、そこは少し不便に感じました。

温泉・スパ

大浴場はありませんが、貸切露天風呂と部屋にある露天風呂で充分温泉を楽しめました。大涌谷からくる源泉かけ流しのお湯というのもポイントが高いと思います。

備考・アドバイス

有料ですがエステルームと岩盤風呂があり、フランスの「THALGO」のエステを受けられます。マッサージは客室で受けることができます。

ライブラリーの本は客室へ持ち込みもできます。

部屋では高速無線LANが使えます。

貸し出し品が充実しています。車いすなどのユニバーサルアイテムも揃っていました。

お宿の門。ラウンジやフロントのある建物の外観。お宿の玄関。フロント。ラウンジ。ラウンジ。奥にライブラリーやショップがあります。ウェルカムスイーツ。ラウンジのフリードリンクコーナー。ラウンジでいただけるハスカップジュース。ラウンジに置かれたオーディオセット。ラウンジに飾られたすすきが原の絵画。廊下にはガラス工芸品が飾られています。ラウンジのある棟から宿泊棟に向かう廊下。水が滝のように壁を落ちてくる、水を使った涼し気な演出。客室棟へと続く廊下から見えるお庭。季節柄まだ水ははいっていませんでしたが、プールもありました。客室棟の廊下。客室棟にあった木でできた鳥の置物。客室「すすき」の入り口。扉を開けると廊下があります。入り口側から見た客室。奥から見た客室。ツインベッド。デスクまわり。クローゼット内部。ベランダに置かれたチェアー。客室「すすき」の部屋から見たベランダ。ベランダから見た眺望。洗面台。トイレ。客室の内風呂。内風呂の洗い場。客室露天風呂。客室露天風呂のシャワーブース。客室露天風呂のアメニティ。女性用アメニティ。男性用アメニティ。洗面台に置かれた縦型のティシュケース。石鹸。歯ブラシやコットンなど一式。内風呂に置かれたアメニティ。ドライヤー。TANITAの体重計。内風呂用のタオル一式。珈琲や紅茶のセット。緑茶のセット。客室に用意されたお茶菓子。冷蔵庫の中身。客室露天風呂用のバスタオル一式。DVDプレーヤー。作務衣。バスローブ。浴衣一式。電話。空気清浄機とタオル干し。室内のティシュケースは木材を使用したナチュラルなテイスト。時計やジュエリー、鍵などを置けるシンプルなデザインの入れ物。下駄箱にはブーツ用のシューキーパーもありました。部屋に飾られた小さな一輪挿し。セーフティーボックス。朝、部屋に届けられた新聞。貸切露天風呂。貸切露天風呂。貸切露天風呂の脱衣所。貸切露天風呂のシャワースペース。貸切露天風呂のシンクは陶器製。貸切露天風呂のアメニティ。貸切露天風呂のアメニティ。貸切露天風呂のバスタオル一式。貸切露天風呂のアメニティ。夕食をいただいた部屋。お食事処の入り口には季節の花が飾られていました。夕食の席から見えた日本庭園。夕食のノンアルコールの食前酒。夕食「突き」。夕食「旬菜」。夕食「香り」。夕食「恵み」。夕食のシェフからのサプライズの一品。夕食「強肴」。夕食「蒸し物」。夕食「止肴」。夕食「食事」。夕食「留椀」。夕食「食事」。夕食「水菓子」のアイスクリーム。夕食「水菓子」のデザートアミューズ。夕食のコーヒー。夕食のお品書き。夕食の水菓子のメニュー。朝食で利用した部屋。朝食「目覚めのお飲み物」。朝食。メニューにない一品。朝食「朝鍋」。朝食。朝食「お味噌汁」。朝食。ごはんは土鍋ごと提供されます。朝食「季節の水菓子」。朝食。コーヒー。朝食のメニュー。

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