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旅館あさだ

〒259-1107 神奈川県伊勢原市大山594
旅館あさだ
〒259-1107 神奈川県伊勢原市大山594
TEL: 0463-95-2035
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口コミ

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3.3 に投稿 獲得票数:12 投稿者: tanuko222認証済
2018年11月頃に家族旅行で滞在 この口コミに投票する
趣向を凝らした豆腐料理が味わえる、江戸時代から続く老舗の宿

江戸時代より大山信仰の普及に努めてきた「先導師」の方が営む、老舗の宿です。有名な大山の紅葉を楽しむため、11月の平日に母と二人で宿泊し、一泊二食付きで15,880円(一名あたり・税込)でした。

宿は、土産物店などが立ち並ぶ「こま参道」沿いにあり、観光の拠点として大変便利でした。チェックイン時間ちょうどにうかがい、玄関で声をおかけすると、穏やかな雰囲気の若女将が笑顔で迎えてくださいました。上品な色合いのロビーには、縁起のよい大黒様や招き猫などの置物が飾られており、趣がありました。フロントで記帳した後すぐに、お部屋へとご案内いただきます。

館内は階段が多く、少し入り組んだ造りになっています。足腰が弱い方には厳しいかもしれませんが、廊下には休憩用の椅子もあり、宿のご配慮を感じました。経年劣化を感じる部分もありましたが、客室が並ぶエリアは改装されており、大変綺麗でした。

全8室の客室の中で、今回宿泊したのは「梅」という和室です。寒い日でしたが、室内は十分に温められており、お気遣いを嬉しく感じました。客室について一通りご説明いただいた後、お茶と焼き菓子をいただきます。

客室は、二間続きの和室(6畳×2間)に広縁、広縁奥の和室(4畳)、洗面、お手洗いという間取りの、純和風の落ち着いたお部屋でした。HPには「15畳の和室」とありましたが、実際には16畳あり、洗面エリアもゆったりとしているので、想像していたよりも広く感じました。必要な部分はリフォームされていて清潔感があり、清掃も行き届いています。和室の窓からは遠くの山々が、広縁の窓からは木々の生い茂った裏山を望むことができ、開放感もありました。

テレビや金庫など必要な設備は揃っており、冷蔵庫には有料のドリンクが入っていました。浴衣や羽織、足袋の他、珍しい長丹前もあり、寒い夜に重宝しました。タオルは1枚ずつ、アメニティは歯ブラシのみで、櫛や基礎化粧品の用意はありませんでした。

お風呂は男女別の内風呂の他、貸切露天風呂が一つありました。内風呂は、窓の外に竹林や石灯籠を望む、趣あるお風呂です。この日は女性客が多かったため、通常は男性が利用している広い方のお風呂を、女性用に変更していただいたそうです。バスアメニティはDHCのオリーブグリーンシリーズ、基礎化粧品は、肌に優しい豆乳イソフラボン配合の化粧品が一通り揃っていました。

貸切風呂は、チェックインの際に時間を選び、一組につき40分間無料で利用することができます。湯船からは、紅葉の美しい山々を望むことができ、大変開放感がありました。ただ、屋根がないので、悪天候の日には利用できないそうです。貸切風呂、内風呂共に温泉ではありませんが、大山の伏流水を利用されているとのこと、清々しい気持ちで入浴を楽しむことができました。

共用施設はほとんどありませんが、手入れの行き届いたお庭が大変美しく、紅葉の時期ならではの風情を楽しむことができました。先導師の宿らしく、ロビーに古事記の漫画本が置いてあり、自由に持ち帰ることができるのも珍しく感じました。

食事は二食共、一階の食事処でいただきます。衝立等がないオープンな席でしたが、隣の席とは適度に距離があり、それ程気になることはありませんでした。お品書きの用意はありませんが、笑顔の素敵な仲居さんが、一品一品丁寧に説明してくださいます。

宿の名物の一つ、猪鍋の付いたプランもありましたが、今回は、丹沢の清流で作られた豆腐料理がメインの、スタンダードなプランを選びました。料理は、大女将と若女将が担当されているそうで、旬の食材と地産地消にこだわった、手作り感溢れるメニューでした。

珍しいマーブル模様の胡麻豆腐や、柚子風味の空也蒸し、生麩の食感が楽しい豆乳グラタン等、バラエティに富んだ豆腐料理は、どれも丁寧に作られた、上品な味わいの品々でした。メインの豆乳鍋では、引き上げ湯葉とお豆腐をいただいた後、お皿一杯の豚肉と野菜が提供され、大変ボリュームがありました。デザートの豆乳プリンに添えられた「レッドキウイ」や「食用ほおずき」も珍しく、最後まで楽しい夕食となりました。精進料理のようなコースを想像していましたが、肉や魚も上手に採り入れた料理はどれも美味しく、豆腐の奥深さを味わうことがきました。

朝食には、白和えや湯豆腐などの豆腐料理の他、切干大根や青菜の胡麻和えなど、素材の味を生かしたヘルシーな料理が並びます。個人的には丁度良い量でしたが、定番の焼き魚がなく、一皿当たりの量も少なめでしたので、健啖家の方には、物足りなく感じられるかもしれません。

朝食の後、ロビーを通りかかると「大山阿夫利神社の遥拝所(分社)」の扉が開かれ、厳かな雰囲気に包まれていました。古くからの大山講の方々の写真も飾られており、宿の長い歴史を垣間見ることができました。

二日間を通じ、伝統と快適さを兼ね備えた宿で、ゆっくりとした時間を過ごすことができました。若女将はじめ従業員の方は皆、穏やかな印象の方で、つかず離れずの接客も心地良かったです。大山観光の拠点としておすすめしたい、心温まる宿です。

接客対応

若女将はじめ従業員の方は皆、穏やかな印象の方で、つかず離れずの接客を心地よく感じました。

清潔感

古い建物ですが、必要に応じて改装されているようで、全体的に清潔感がありました。

客室

二間続きの和室の他に小さな和室もあり、広々とした客室でした。二つの窓からは、それぞれ違う景色を楽しむことができます。

食事

バラエティに富んだ豆腐料理は、一品一品丁寧に作られており、上品な味わいを堪能することができました。

コスパ

紅葉が美しいハイシーズンということや、客室の広さ、食事内容などを考えると、良心的な価格設定だと感じました。

立地

土産物店などが立ち並ぶ「こま参道」沿いにあり、大山観光の拠点として便利な立地だと感じました。

温泉・スパ

温泉ではありませんが、大山の伏流水が使われたお風呂は清潔感があり、清々しい気持ちで入浴することができました。特に、無料で利用できる貸切露天風呂はおすすめです。

備考・アドバイス

・ロビーではWi-Fiを利用することができます。(客室やその他の場所では利用できないようでした。)

・現地では、クレジットカードは利用できません。

・内風呂の利用時間は、15時~22時と、6時半~9時半です。貸切風呂の利用時間は、15時頃~21時の間の40分間でした。

・春には、宿の敷地で採れるという、新鮮な筍料理をいただけるそうです。

・ランチのみの利用も可能です。

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