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信州開田高原 西野温泉 やまかの湯

〒397-0302 長野県木曽郡木曽町開田高原西野3109-1
信州開田高原 西野温泉 やまかの湯
〒397-0302 長野県木曽郡木曽町開田高原西野3109-1
TEL: 0264-44-2010
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
3.1 に投稿 獲得票数:7 投稿者: 虎ひび認証済
2019年9月頃に家族旅行で滞在 この口コミに投票する
御嶽山が望める客室で寛ぎ、地元の食材を味わう、家庭的な里山のお宿

御嶽山の裾野に広がる標高1000mを超える開田高原に建つお宿です。現地へは車で伺い、宿に隣接する駐車場に車を停めました。玄関へ向かう途中に若女将にお会いしましたが、ご挨拶のみで宿への誘導などはありませんでした。玄関で靴を脱ぎ、フロントで手続きをします。その際、夕食に提供される馬刺しが食べられるか確認がありました。また、地元で採れた松茸を勧めてくださり、貴重な天然ものでありながら市場価格よりもお安く頂けるので、オプションでお願いしました。その後、客室へ向かいがてら館内の説明がありましたが、荷物の運搬やお茶入れのサービスはありませんでした。

建物は2階建てでエレベーターはなく、1階と2階に8つの客室が配されています。1階の1室のみ浴室を備えていますが、あとはすべてバスなしとなります。今回はスタンダードプラン・バスなしの客室を申し込み、宿泊費は平日に2名で宿泊して、1人あたり15,120円でした。

用意された客室は2階の「もみじ」です。建屋は木造ですが、両隣を空けて客室が割り振られていたのでとても静かに過ごせました。10畳の和室に段差のない広縁が続き、シンプルな設えでスッキリとしており、実際よりも広々とした印象です。室内は壁に小さなシミがみられるくらいでキレイに維持されており、清掃も行き届いていて気持ちよく過ごせました。掘りごたつを備えた広縁の窓にはのどかな里山の風景が広がり、到着した日は雲がかかっていましたが、翌朝は快晴で御嶽山を見ることができました。(どの客室からも御嶽山の姿が見られるようです。)

客室にはフリーサイズの浴衣が1枚用意されていますが、この他に体に合ったサイズの浴衣を1枚選んでくださいました。タオルは大小各1枚ずつの用意で、大浴場へ持参しますが、バスタオル用とフェイスタオル用のタオル掛けがそれぞれありましたので、乾きがよく不便はありませんでした。スキンケア用品は客室にはありませんが大浴場にあります。使い捨てのアメニティとして、歯ブラシと靴下が備わっています。お茶セットは煎茶と番茶があり、ほかに冷水とお茶菓子も用意され、冷蔵庫には有料の缶ビールが冷えていました。

大浴場は1階にあり、24時間利用できます。男女とも内風呂のみで入れ替えはありません。4、5人ほどが快適に利用できそうなサイズで、今回の宿泊客は5組でしたが、他のゲストと居合わせることはありませんでした。刺激の少ない単純泉が加温・循環して供給されています。窓の外の小庭や垣根越しに見える山や空を眺めながら、心地よい湯浴みができました。脱衣所には、スキンケア用品や綿棒、シャワーキャップ、ヘアブラシ、ドライヤーが備わっています。無料のマッサージチェアもありました。

大浴場の隣にある有料の貸切風呂を見せていただきました。風呂桶は木曽の「こうやまき」、壁は木曽檜が用いられ、木をふんだんに使ったぬくもりのある浴室で、テラスがついていて外に出られるようにもなっています。

食事は1階の掘りごたつ式の食事処で頂きます。衝立などはなく、テーブルの間隔も近いのでプライベート感はありませんが、この日のゲストは自然と挨拶を交わすような感じの良い方ばかりでしたので、気まずい思いはしませんでした。お品書きはありませんが、その都度説明があります。聞き逃したところを問うと、より詳しく教えてくださいました。

食卓には前菜や白菜の浅漬け、冠婚葬祭等で食べられるという郷土料理「大平」などが既に並んでいます。白菜は御嶽白菜といって夏場に生産されるブランド野菜で、とてもみずみずしくて甘みがありました。その後出来立てのお料理が一品ずつ配膳されます。信州でも有数の蕎麦の産地である開田高原らしく、蕎麦の実の料理が絶品でした。信州牛の朴葉味噌焼は、こちらのペースに合わせて火を着けてくださり、ベストな状態で美味しく頂きました。別注の松茸はシンプルに焼いて秋の味覚を堪能しました。お酒はメニューにはないこの時期ならではの「ひやおろし」を勧めてくださり、季節感が増してより一層食事を楽しめました。中でも、ニンニク醤油で食す馬刺しとの相性は抜群でした。食事は女将さんの手打ち蕎麦、山菜ごはん、白米から選びます。すべて選ぶことも可能とのことで、たくさん召し上がる方には嬉しいサービスです。茹でたてのお蕎麦はコシがあり、山菜ごはんは味がよく、両方食べられるか心配でしたが気が付くと完食していました。心のこもったお食事はどれも美味しく、残さず頂きました。

朝食は出汁巻き卵や身の厚い鮭といった一般的な朝のおかずが供されます。ご飯はお櫃に用意され、蓋を開けると炊き立ての香りと湯気がふわっと広がり、食欲を増進させてくれました。食後の飲み物はコーヒー、紅茶、ミルクから選べます。ミルクが選べるのは珍しく、思わず聞き返してしまいました。お子様などカフェインが苦手な方のために用意しているそうで、気配りを感じました。

食事の際は、夕食の時間に伺ってもなかなかスタッフがおいでにならず戸惑ったり、朝食後にお声がけしても応答がなかったりと少々残念に思うこともありました。しかし、スタッフの皆さんの親しみやすい人柄には好感が持てました。特に、夕食ではすべてのお客さんに気さくに声をかけていたのが印象的で、そのおかげでとても場が和んでいたように感じました。一番接点のあった若女将からは、地元の話をたくさん聞くことができ、最初の印象とは違い、時間が経つほど親近感がわきました。夕食に海外からのゲストが賑わっていた際、特に不快に思うことはなかったのですが、声をかけて気遣ってくださったり、帰りにはちょっとしたお菓子をもたせてくださったりとさり気ない心遣いが嬉しく思いました。

主にご家族で運営をされているようで、家庭的な雰囲気で寛げるお宿でした。客室から見える御嶽山の雄大な景色や、外灯のない所で光る無数の星、宿の近くを流れる川のせせらぎといった自然に憩い、美味しいお料理を堪能し、ほのぼのとした穏やかな時間を過ごせました。次回は新そばの時期に訪れたいと思いました。

接客対応

接客はカジュアルですが、皆さん感じが良く、ゲストに分け隔てなく接する姿勢に好感がもてました。夕食はスタッフとの会話が弾み楽しい時間を過ごせました。

清潔感

建屋は新しくはありませんが、管理や清掃が行き届いており気持ちよく過ごせました。

客室

10畳の和室に掘りごたつのある広縁を備えた、眺望の良い明るいお部屋でした。障子のほかに襖で光を遮断でき、安眠できます。

食事

地場の食材にこだわっておられ、特にそばの実料理や馬刺しが美味しかったです。朝食の品数はやや少なめですが、お櫃にご飯をたくさん用意してくださいました。

コスパ

客室や大浴場は心地よさが感じられ、夕食はスタンダードプランでしたが宿泊費以上の満足感が得られ、総合的にコスパはよいと感じました。

立地

東京方面からは車で最寄りのICから約75分、駅からはバスを利用して約1時間ほどの距離があります。それだけに自然豊かな静かな環境です。宿の傍にはバス停もあります。

温泉・スパ

大浴場はさほど大きくはありませんが、清潔感があり、とてもリラックスできる浴場です。西野温泉を循環して給湯されており、僅かに塩素臭がしました。

備考・アドバイス

・馬刺しが食べられない方は魚料理に変更してくださいます。内容はその日によって違うそうです。今回は信州サーモンが提供されていました。
・食事開始時間は、夕食は18時か18時30分、朝食は7時、7時30分、8時から選べました。団体での利用の場合は、フロント横にある談話室を利用できるそうです。
・1階にはフロント、大浴場、食事処がありますので、移動距離を少なくされたい方は1階の客室をリクエストされるとよいと思います。
・客室でWiFiが使えます。テレビはBSも視聴できました。
・貸切風呂は15時~22時、翌朝7時~9時から先着順で予約します。1回45分で料金は1,500円です。
・湯上り処には麦茶サービスとありましたが、今回はありませんでした。
・館内に自動販売機はありません。宿を出たところにソフトドリンクとたばこの自動販売機があります。(客室は禁煙で館内に喫煙所があります。)
・駐車場には、プレハブのスキー用品の乾燥室や電気自動車充電スタンドが設置されています。
・玄関に置いてある電動自転車はレンタル可能だそうです。
・クレジットカードが利用できます。

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