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豪農の館 郷思館の口コミ・宿泊記

1位

豪農の館 郷思館

〒959-3904 新潟県村上市温出289-1
1位/22件中 - 村上市の旅館
豪農の館 郷思館
〒959-3904 新潟県村上市温出289-1
TEL: 0254-77-3485
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口コミ

この口コミは宿らん調査員が投稿しました。 宿らん調査員とは?
3.9 に投稿 獲得票数:13 投稿者: すしねこ
2017年5月頃に一人で滞在 この口コミに投票する
ふるさとに帰ったような安らぎを感じる昔懐かしい豪農の一軒家

最寄駅は府屋駅となり、特急列車も停まる駅ですが、賑わっているような駅前ではありませんでした。商店も少ないために、必要なものは事前に用意されたほうがよいかと思われます。事前に連絡をしていたため、当日は列車の到着時間に合わせて駅まで迎えに来ていただけました。平日に1名で宿泊し、2食付き18,000円でした。

郷思館は、お屋敷のような佇まいをしており、外門から見える勇壮な茅葺屋根の家が日常を忘れさせてくれます。お世話をしてくれる方は年配の女性1名のみで、到着すると温かい笑顔で出迎えてくださいました。建物の中に入ると丁寧に掃除されているのがわかり、明治12年に建てられたものとは思えない奇麗さです。かなり長年使ってあることから、当然経年劣化はありますが、トイレやお風呂は最新設備で不便を感じることはありませんでした。

客室は全部で6部屋あり、合計62.5帖もの大きな家になります。2名利用では当然広すぎる感じがありますが、大家族で利用したとしても余裕のある雰囲気でした。調度品も経営者の方の趣味で集められたものが飾られ、さりげなく素晴らしい家具などが並んでいました。それらが和の空間に調和し、非日常的な客室に仕上がっています。

敷地内には、当時に使われていた装飾を施した土蔵、そして日本庭園も配されています。建物の中から見る庭園も美しく、窓越しに絵画を眺めているかのような空間でした。四季の花々も咲いて奇麗な場所ですが、自然が多いために虫がおり、室内にも入ってくることもあります。虫が苦手な方にはつらいですが、昔ながらの田舎の一軒家であるために、こればかりは仕方がないようにも感じます。

お世話してくださる方は、夕食が終わるまで建物内に常駐となり、朝になると再び朝食の用意にみえます。そのため、到着してから完全に自分たちだけしかいない部屋ではなく、一般的な旅館やホテルと比べると特殊な宿だと思います。ただ、用事がない時には客室に来られることはなく、それほど気を使いませんでした。とても気さくな方で、こちらに合わせた配慮と心をこめた応対で、滞在中はゆっくりと落ち着けました。

夕食は囲炉裏の部屋で、朝食は広間のテーブルで用意されました。時間はある程度の融通をしていただけ、こちらの都合に合わせていただけるのは大変うれしかったです。夕食はほぼ一度の配膳になりますが、新鮮な山海の幸や村上牛などを使った旬のものが美しく並びました。食事は、板前さんが料理を作られるため、旅館と差異のない本格的なものです。

お造りとして用意される牡丹海老は、高級旅館でも輸入の冷凍物が散見されるのに対し、新鮮な国産の牡丹海老でした。冷凍ものとは違い臭みもなく、甘みの強いとてもおいしい海老でした。また、村上牛の陶板焼きは高級なフィレ肉を使い、こちらも肉の旨味を感じるもので満足できました。全体的な量はかなり多く、男性の私でも一度に食べきれないほどです。お酒の種類は少ないものの、村上の地酒が良心的な値段で提供され、一杯単位ではなく一升瓶というものもありました。朝食は品数が少ないながら、やはり丁寧に盛り付けてあり、食欲をそそる見た目でした。なめこの味噌汁も優しい味付けで、おかわりが用意されているは、うれしい心配りでした。

チェックアウトは列車の時間に合わせていただけ、何もない駅で無駄な時間を過ごすこともなく、本当に有難い応対でした。一般的な旅館と比べると、さまざまな面で勝手が違いますが、旅館やホテルでは体験できないものがここにはあります。利用客によい想い出が残るようにと、すべての接客において心のこもった温かいものを感じました。特に、これだけ大きな部屋と豪華な料理を、格安の料金で提供してくれる宿は数少ないと思います。まるでふるさとに帰ってきて、温かく迎えてくれる家族の家のような、そんな素晴らしさがありました。当時の豪農の生活に想いを馳せ、文化財にも指定された建物で、疲れた心を癒やせる素晴らしい宿です。

接客対応

宿内でお世話をしてくれる方、送迎の方ともに心温まる応対でした。宿泊客を第一に考えた接客が伝わる素晴らしいものでした。

清潔感

築120年の建物で経年劣化は致し方ないと感じます。補修できる部分は手入れされ、掃除も丁寧に行われていました。

客室

一軒家のために、とても広々としています。滞在中は使わない部屋もあるほどでした。昔ながらの豪農の家で、非現実的な時間を過ごせます。

食事

板前さんが作ってくれ、一般的な旅館よりも素晴らしい内容でした。新鮮な山海の幸が味わえます。

コスパ

旅館やホテルと比べると特殊な宿ですが、部屋の広さや料理内容を考えても非常にお得な値段設定です。地方とはいえ、この内容でこれほど格安で泊まれる宿はないと思います。

立地

民家に囲まれた場所にありますが、庭付きの広い屋敷であるために、門をくぐるとそれを感じさせない別世界です。

備考・アドバイス

宿の近くには民家しかなく、徒歩圏内にコンビニはありません。飲料水などは車の場合でも事前に用意されたほうが良いかと思われます。また、基礎化粧品が必要な方は、持参されることをお勧めします。

玄関お冷ポット32インチテレビ土蔵土蔵内部ドリンクメニュー別注日本酒:〆張鶴“花” 850円税込(夕食)夕食全景たけのこと鱒の味噌漬、紫蘇葉巻き花豆(夕食)カレイの煮付け(夕食)ヒラメ、スズキ、牡丹海老、ソイのお造り(夕食)豚の角煮饅頭(夕食)カニ爪アーモンドとタラの芽の天ぷら(夕食)茹ズワイガニ(夕食)もずくの酢の物(夕食)エビとサーモンのカルパッチョ(夕食)庄内豚のしゃぶしゃぶ(夕食)村上牛フィレの陶板焼(夕食)五穀米(夕食)蛤と湯葉の吸い物(夕食)朝食全景烏賊と蛸の刺身(朝食)銀鮭と卵焼き(朝食)蕗の胡麻和え(朝食)ひじき煮(朝食)野菜サラダ(朝食)味付け海苔(朝食)香物(朝食)岩船米(朝食)なめこの味噌汁(朝食)