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旅館 とみ家の食事処

【旅館 とみ家】~鴨川沿い、たった2室の隠れ宿~夏には川床も!おもてなしたっぷりの小宿を訪ねてみよう

京都の市街地を南北に貫く鴨川。夏季には川床もつくられ、京都を代表する名所中の名所といっても過言ではないでしょう。シーズン中はどのお店も鴨川に川床をだして、その景色はもう見事なもの。いわゆる夏の風物詩として、観光客もそれを目当てに訪れるのです。

しかし、それを外から眺めるのではなく、一度なりとも体験してみたいという気持ちは、誰にでもあるはずです。しかも、そのまま泊まっていけたら、もう言うことはありませんよね。実は、川床には、京料理や西洋料理、そしてタイ料理まで、腕に自信があるさまざまなお店が、その実力を競い合っているのですが、その中で宿泊施設を兼ねるお店もあるのです。

旅館 とみ家の外観

出典:宿らん/とみ家

今回は、その中でも、フレンチを味わえる「とみ家」をご紹介したいと思います。場所は、木屋町。阪急京都線河原町駅より徒歩8分のところにある小さなお宿です。京阪祇園四条駅からも徒歩8分ということで、どちらからでもアクセスが可能です。

旅館 とみ家の門

出典:宿らん/とみ家

通りからは一歩奥まったところ、つまり川側にあるお宿で、たった2室だけのこじんまりとした旅館となっています。さてどんなお料理が待っているのか、楽しみですね。

旅館 とみ家の玄関

出典:宿らん/とみ家

門から数mの距離をすすむと、小さいですが風情ある玄関が現れます。

旅館 とみ家の玄関2

出典:宿らん/とみ家

玄関ドアをあけると、こじんまりとしたたたきがあります。お茶屋時代の面影がのこる雰囲気に、京都らしい佇まいを感じることができます。

玄関の扉を開けるとすぐに女将さんらしき方が出迎えて下さいました。温かみのある接客で良い印象を受けました。

出典:我が家のように寛げて、美味しいフレンチが頂ける小宿/とみ家

旅館 とみ家の置物

出典:宿らん/とみ家

旅館 とみ家の飾り

出典:宿らん/とみ家

造りつけの棚に設けられたスペースには、かわいらしいお人形や吊るしびななどが飾られています。派手すぎず、かといって存在感がないわけでもない…これが京都の宿のセンスなのだと、妙に納得をしてしまいそうになります。これも、京都という地の魔法なのかもしれません。

旅館 とみ家の暖簾

出典:宿らん/とみ家

たった2室のお宿ということで、ロビーやフロントは特にありません。すぐに客室のある2階に案内されることになります。

旅館 とみ家の階段

出典:宿らん/とみ家

階段は手すりはあるものの、昔ながらの直線階段なので、ご年配の方は、やや大変な思いをされるかもしれません。とはいえ、これがかえって古い建物であることを思い起こさせ、情緒を感じさせるものでもあるのです。

旅館 とみ家の客室ドア

出典:宿らん/とみ家

部屋にはトイレが設置されていないので、いったん廊下にでて入ることになります。

客室

こちらの宿の客室は、前述した通り2室のみ。一つは木屋町側の和室で、6帖の本間と2帖の次の間がついているお部屋です。もうひとつは、14帖の和室で東山三十六峰や鴨川が望めます。前者が定員2名であるのに対して、鴨川側は、定員が4~5名となっています。

旅館 とみ家の次の間2

出典:宿らん/とみ家

今回は木屋町側の和室をご紹介したいと思います。お茶屋時代の名残なのか、ドアには鍵がありません。そもそも入り口といってもふすまになっており、まるで一般のおうちの1室のような印象です。そのせいか、宿を訪れているというより、自分の家のようで、リラックスした気分で滞在することができそうです。

旅館 とみ家の次の間3

出典:宿らん/とみ家

次の間には鏡台が備えられており、京都らしい手鏡もおかれています。手鏡なんて普段はのぞく機会はなかなかないでしょうが、ここはちらっとでも覗いてみよう、そんな気がおきそうです。だとしたら、それもきっと、京都があなたにかけた魔法なのでしょう。

旅館 とみ家の次の間4

出典:宿らん/とみ家

旅館 とみ家の次の間5

出典:宿らん/とみ家

旅館 とみ家のドライヤー

出典:宿らん/とみ家

鏡台の横にはドライヤーが用意されています。

旅館 とみ家の電気ポット

出典:宿らん/とみ家

また、電気ポットと冷水ポットも用意されています。

旅館 とみ家のお茶セット

出典:宿らん/とみ家

湯呑やコップは引き出しの中に収納されています。

旅館 とみ家のお茶

出典:宿らん/とみ家

お茶のほか、梅昆布茶も用意されており、違う味を愉しめるようになっています。

旅館 とみ家の本間

出典:宿らん/とみ家

本間は6帖と2人だとやや狭い感じがするかもしれませんが、日差しが入って明るく、居心地よく過ごすことができそうです。

本間は6畳でこじんまりとしたお部屋ですが、とても落ち着ける雰囲気でした。すでにお布団が敷かれており、枕元にランプも用意してありました。

出典:我が家のように寛げて、美味しいフレンチが頂ける小宿/とみ家

旅館 とみ家の本間2

出典:宿らん/とみ家

旅館 とみ家の本間3

出典:宿らん/とみ家

床の間には掛け軸がかけられているほか、花が活けてあり、ほっと一息つける、そんなお部屋になっています。

旅館 とみ家の本間4

出典:宿らん/とみ家

旅館 とみ家の本間5

出典:宿らん/とみ家

押入れの中はクローゼットとして使用可能です。

旅館 とみ家のクローゼット

出典:宿らん/とみ家

ハンガーも沢山用意されているので安心です。かさばる冬のアウターやニット類をかけても余裕がありそうなスペースがあります。

旅館 とみ家のクローゼット2

出典:宿らん/とみ家

下の引き出しの中には、浴衣セットが収納されています。

旅館 とみ家の次の間

出典:宿らん/とみ家

旅館 とみ家の着き菓子

出典:宿らん/とみ家

なお、2階の客室に案内してもらったら、すぐにお抹茶をたててくださいます。その間、お風呂の利用時間や食事の時間などを決めたら、あとは部屋でゆっくりとすることができます。なお、お抹茶は苦手な方には、お茶を入れてくださるなど、細かい配慮も行き届いています。とにかく、小さなお宿ということもあってか、女将さんの人柄やおもてなしが肌にしみるような、そんな宿だといった印象です。

旅館 とみ家のガイドブック

出典:宿らん/とみ家

テレビ台の下の本棚には、文庫本や雑誌が用意されています。文庫は、京都に関係する本ということで京都気分を盛り上げてくれる、そんなチョイスになっています。また、レターセットも用意されているようです。

旅館 とみ家の本2

出典:宿らん/とみ家

旅館 とみ家の便箋

出典:宿らん/とみ家

レターセットは京都の東山にある有名なお店である「和詩倶楽部」のもの。旅行ガイドなどにも掲載されるなど注目の品です。その「和詩倶楽部」の中でも、桐箱入りの一筆箋、「だるま箋」で、高級感があります。こういうところにも非常に気分があがりそうですね。

旅館 とみ家のアメニティ

出典:宿らん/とみ家

アメニティはこちら。基本的なものはそろっており、特に不便を感じることはないでしょう。

旅館 とみ家のトイレ2

出典:宿らん/とみ家

次に水回りをみていきます。トイレは共同ですが、2階にあるので特に不便を感じることはないでしょう。手洗い場も広々としています。

旅館 とみ家のトイレ

出典:宿らん/とみ家

よく見ると、花卉や飾りものが。こういうところにも、少しでも快適に過ごせるようにとの心遣いを感じることができます。

とみ家のトイレ手洗い

出典:宿らん/とみ家

とみ家のトイレコップ

出典:宿らん/とみ家

お口をゆすいだりできるよう、タオルやコップ、歯ブラシなどのアメニティも用意されています。

旅館 とみ家の家族風呂脱衣所

出典:宿らん/とみ家

次にお風呂をご紹介したいと思います。お風呂は、前述したとおり時間を決めて利用する家族風呂という体裁となっています。

旅館 とみ家の洗面台

出典:宿らん/とみ家

洗面台の鏡の前には、基礎化粧品がずらりと並んでいます。

旅館 とみ家の洗面台2

出典:宿らん/とみ家

2階のトイレと同様、こちらにも歯ブラシやコップなどが用意されています。

旅館 とみ家のアメニティ

出典:宿らん/とみ家

また、先ほどのアメニティには入っていなかった、髪留めゴムや、綿棒はこちらに用意されています。

旅館 とみ家のバスソルト

出典:宿らん/とみ家

さらに、バスソルトの用意があるなど、嬉しい心遣いも。自然素材を使用したバスアメニティなどで人気の、マークスアンドウェブのものです。しかも、ゆずと枇杷の葉を使ったものということで、和をアピールしたアイテムをチョイス。京都という地にぴったりと思えるセレクションとなっています。

旅館 とみ家の基礎化粧品

出典:宿らん/とみ家

さらに基礎化粧品もばっちりとそろっています。一流ブランドの高価なアイテムもあり、こだわりを感じるセレクションとなっています。クレンジングまでそろっているので、あらためて自分の持ち物は、持参不要といえそうです。

旅館 とみ家のシェイビングフォーム

出典:宿らん/とみ家

男性用のシェービングフォームと、アフターシェイビングローションも揃えられているので、とにかく至れり尽くせり。煩わしい準備が不要なのがうれしいですね。

旅館 とみ家のお風呂

出典:宿らん/とみ家

旅館 とみ家の湯船

出典:宿らん/とみ家

お風呂は、一般的なお風呂のつくりとなっていますが、先ほどのバスソルトを入れると優雅な気分で、湯あみが楽しめます。外はあの鴨川が流れているかと思うと、一層感慨深いのではないでしょうか。

旅館 とみ家のシャンプーセット

出典:宿らん/とみ家

バスアメニティには、やはり人気のロクシタンのものが置かれていたりと、とにかくこだわりが感じられます。

用意されていた基礎化粧品やバスアメニティーはとても種類豊富で、特にロクシタンのボディーソープは金粉入りで華やかな香りが広がり、とても優雅な気持ちになり入浴時間を楽しめました。女将さんに聞くと、2016年度末に発売されていたロクシタンの限定商品だったようです。基礎化粧品も女将さんがあれこれと考えて選ばれた商品だそうです。普通のお風呂なのでせめてアメニティーで楽しんでもらいたいというおもてなしの一部だそうで、女性にとっては嬉しいサービスだと思います。

出典:我が家のように寛げて、美味しいフレンチが頂ける小宿/とみ家

旅館 とみ家のシャンプーセット2

出典:宿らん/とみ家

旅館 とみ家のシャンプーセット3

出典:宿らん/とみ家

他にも様々なブランドのバスアメニティが取り揃えてあります。

温泉や特別なお風呂というわけではありませんが、こうした充実したバスアメニティや化粧品がそろっていることで、充実した時間を送ることができそうですね。

食事

旅館 とみ家の食事処

出典:宿らん/とみ家

では次にお食事をご紹介いたします。食事処は、窓からは鴨川の景色を愉しめる、カウンター式のテーブルになっています。畳敷きで掘りごたつ方式をとっているため、なんとなくほっこり。のんびりとお食事を愉しむことができそうです。

旅館 とみ家の眺め

出典:宿らん/とみ家

夏季期間には納涼床料理なども提供しているとのこと。

旅館 とみ家の夕食

出典:宿らん/とみ家

さてこちらでいただけるお料理は、フランスのコース料理。今回は4月のある日のメニューをご紹介させていただきます。

旅館 とみ家の夕食2

出典:宿らん/とみ家

フレンチとはいえ、朱色と黒塗りのお皿が用意されるなど、京らしい雰囲気のなかサーブされるのがポイントです。やはりここでしか味わえない、京都の雰囲気を大切にしたいという方も多いでしょうから、そういった意味では大満足と言えるでしょう。

旅館 とみ家の夕食3

出典:宿らん/とみ家

ご主人お一人で腕をふるって下さり、女将さんがカウンターでおもてなしをして下さいます。フレンチレストランとしては、すでに30年以上の時間が経過しているとのことで、安心感も覚えます。

まず、前菜は洋ナシに生ハムをまいたもの。洋ナシの甘さとみずみずしさを、塩気のある生ハムでひきしめた一品で、お口の中で2つの素材が調和していくのが感じられます。

旅館 とみ家の夕食4

出典:宿らん/とみ家

旅館 とみ家の夕食5

出典:宿らん/とみ家

次に、たこのココット、蛍烏賊とルッコラのサラダと続きます。野菜だけでなく魚介類も加えることで、より食べごたえのあるお料理となっています。

旅館 とみ家の夕食6

出典:宿らん/とみ家

こちらはブロッコリーにスモークサーモンをまいたもの。いくらも一緒もいただくことで、食感も味もさらに変化する一品となっています。

旅館 とみ家の夕食5

出典:宿らん/とみ家

旅館 とみ家の夕食6

出典:宿らん/とみ家

つぎに、非常に珍しい、かしら芋のスープ。縁起物で、京都のお雑煮にでよく見かける里芋のことですが、その中でもかしら芋とは親芋のことを指します。普段いただく子芋とは異なり、粘り気よりほくほく感が楽しめる素材。それをクリーミーに洋風仕立てのスープにしています。

かしら芋のスープは素材の味をこわさない薄味の上品なお味でしたが、濃厚さもあり美味しかったです。

出典:我が家のように寛げて、美味しいフレンチが頂ける小宿/とみ家

旅館 とみ家の夕食7

出典:宿らん/とみ家

蓋物には、ロブスターとあさりをクリームで煮たもの。素材本来の旨味を邪魔しないよう、優しいお味に仕上げられています。

旅館 とみ家の夕食8

出典:宿らん/とみ家

そしてメインは和牛のステーキ。程よく火を通されたお肉は、やわらかくてソースにも相性抜群です。ボリュームもあるので、満足感がありそうです。

和牛はソースがとても美味しくて素晴らしかったです。

出典:我が家のように寛げて、美味しいフレンチが頂ける小宿/とみ家

旅館 とみ家の夕食9

出典:宿らん/とみ家

最後は、上品に盛られたデザートをいただき終了となります。

最後のデザートはイチゴと3種類のスイーツでしたが、金柑のスイーツは珍しくて印象に残っています。全体的に派手な飾り付けはありませんが、とても満足感のある美味しいフレンチでした。何より女将さんのお人柄に気持ちも和み、自然に会話ができたため、1人の食事でしたがとても楽しい夕食の時間になりました。

出典:我が家のように寛げて、美味しいフレンチが頂ける小宿/とみ家

旅館 とみ家の朝食

出典:宿らん/とみ家

最後に朝食も見ていきます。お膳に並べられた数々の小梁。色も鮮やかで、朝から食指が動きそうです。

旅館 とみ家の朝食2

出典:宿らん/とみ家

品数が豊富なうえ、定番のメニューのほか、京都らしいおばんざいが楽しめます。

旅館 とみ家の朝食3

出典:宿らん/とみ家

玉子焼きはこんな大きなサイズでボリュームたっぷり。朝から大満足できそうです。

旅館 とみ家の朝食4

出典:宿らん/とみ家

旅館 とみ家の朝食5

出典:宿らん/とみ家

旅館 とみ家の朝食6

出典:宿らん/とみ家

一見、お造りと見間違うほどキレイに盛られた香の物。ご飯がいくらあっても足りない、そんな朝食となっています。とにかくバリエーションが豊富で、どれから手を付けてよいか、思わず迷ってしまうほどです。

旅館 とみ家の朝食7

出典:宿らん/とみ家

湯豆腐も薬味として生姜や刻み海苔が用意され、美味しかったです。一番の感動は熱々で出された焼きたての卵焼きです。今まで宿で味わった朝食の卵焼きの中では一番美味しかったです。また、手作りのお漬物は一人前とは思えない量で、美味しかったのですが食べ切れませんでした。最後にお茶と和菓子もあり、満足感のある朝食でした。

出典:我が家のように寛げて、美味しいフレンチが頂ける小宿/とみ家

京都の一大人気スポット、鴨川がのぞめる隠れ家的な宿、「とみ家」をご紹介してきました。鴨川そばという好立地なのに、まるで自分の家のようにくつろげる宿といった印象でした。それに、美味しいご飯に、ご主人や女将の手厚いおもてなしにより、ほっこり温かい気持ちにもなれそうです。古くから営業している宿なのでリピーターも多いでしょうが、あなたも、その仲間に入ってみませんか?まずは、一度、この「とみ家」を訪れてみてください。

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