空室状況・価格比較
チェックイン
から
泊数
人数
里山十帖温泉

【里山十帖】雑誌『自遊人』が築き上げた比類なき温泉宿!南魚沼の古民家で紡ぐあなただけの物語

名峰に囲まれた山紫水明の地、新潟県南魚沼市。その山里に、極めて個性的な魅力を放つ宿があります。「里山十帖-SATOYAMA JUJO」です。旅行好きの方なら、一度は手に取った経験のある雑誌『自遊人』が経営する宿。「Redefine Luxury」をメインコンセプトに据え、新たな宿文化を発信するインタラクティブ・メディア・ベースとして誕生しました。「食・住・衣・農・環・芸・遊・癒・健・集」の十帖の屏風が、受け手によって千差万別の感動を得られる「物語」を紡ぐ宿。その物語を完成させるのはあなたです。今回は「里山十帖」をご紹介します。

新潟県の秘湯大沢山温泉の一軒の古民家宿を、雑誌「自遊人」の編集長がフルリノベーションして2014年5月に再オープンさせた時から、是非宿泊してみたいと憧れていました。

出典:オーガニックの創作料理と、絶景露天に感嘆する秘湯の宿/里山十帖

里山の古民家から始まる物語

上越新幹線越後湯沢駅より在来線に乗り換え10分。無人駅から送迎車に乗り、深い森に覆われた山道を登っていきます。ブナ林の隙間から棚田が垣間見え、遠くには美しい山々。日本の原風景に心癒されるロケーションです。

里山十帖外観1

出典:宿らん/里山十帖

送迎車で約5分、幹線道路から脇道に入り、坂道を登っていくと豪壮な館が見えてきました。こちらが里山十帖。澄み切った空気、芳しい緑の香り、鳥のさえずりや清水の音が耳に届き、遠くには雲に霞む秀峰の数々。最高のロケーションに位置する一軒宿。東京から僅か1時間40分で行ける静かなフォレストリゾートです。車でも関越道練馬インターから約2時間。駐車場はやや離れた場所にあり、お車の方は玄関前に車を付けるとスタッフさんがバレーサービスで対応してくれます。

里山十帖外観2

出典:宿らん/里山十帖

“自遊人”が里山十帖のプロジェクトに着手したのは2012年。大沢山温泉に廃業する宿があると声をかけられました。自遊人代表取締役にしてクリエイティブ・ディレクター岩佐十良氏は、このロケーションと総欅(けやき)総漆(うるし)塗りの古民家に惚れ込みます。農業を学ぶため、本部を東京から南魚沼に移していた自遊人。当時、震災の風評被害を受け、オーガニック商品を扱う自遊人は新潟からの撤退を考えるほど危機に瀕していました。そんな厳しい状況のもと、新たな宿文化を発信するため、里山十帖プロジェクトに着手したのです。

里山十帖外観5

出典:宿らん/里山十帖

冬は豪雪に見舞われる南魚沼。観光地としてのブランドも薄く、施設もそのまま使える状態ではなかったため、逆風の中での船出でした。正に挑戦、不退転の決意。日本屈指のクリエイティブ・ディレクター岩佐氏に、それほどのインスピレーションを与える約束の土地だったのでしょう。数億円の資産を投入、岩佐氏自ら設計を手掛けてのフルリノベーション。資金面から時間的余裕もなく、僅か2年で大規模な改修工事を完了させ、2014年5月にグランドオープンを迎えました。

里山十帖外観3

出典:宿らん/里山十帖

約束の土地に心血を注いだ宿。オープン後、多方面から注目を集めます。2014年にはグッドデザイン賞を受賞、さらに宿泊施設として初めてとなる「グッドデザイン・ベスト100」にも選出され、特別賞である「ものづくりデザイン賞(中小企業庁長官賞)」にも輝きます。「シンガポール・グッド・デザイン・アワード2015」も獲得し、国内外を問わず脚光を浴びている宿です。

里山十帖外観7

出典:宿らん/里山十帖

車を降りると出迎えのスタッフさんが館内へと案内してくれます。里山十帖はレセプション棟・宿泊棟・温泉棟からなる構成。まずは元庄屋の建物だった築150年、総欅造り・総漆塗りのレセプション棟へ導かれます。リノベーションにより、ハイセンスなニュアンスも加味されました。太い柱、漆喰の白壁、豪雪地帯ならではの急勾配の屋根。木材を露出する西洋建築の「ハーフティンバー様式」のような一面もあり、温故知新、伝統と前衛が交差する唯一無二の御殿です。

里山十帖玄関

出典:宿らん/里山十帖

リノベーションに際して新たに使用する建材も逸品を用いました。柱や梁は欅、その他に無節の檜や杉を採用。古民家調に仕上げ、調和を図っています。一流左官職人に塗り上げられた白壁の美しさも眩いばかりです。

送迎車で到着すると玄関前の庭園で若いスタッフ数名の出迎えを受け、案内されたロビーではウェルカムドリンクと手作りケーキをいただきながらゆっくりとチェックインをしました。

出典:五感に働き、心身を解きほぐす温泉リトリート/里山十帖

里山十帖ロビーラウンジ11

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖ロビーラウンジ1

出典:宿らん/里山十帖

木戸を入ると正面には打出の小槌の大きなオブジェ。総欅造り・総漆塗りの古民家と聞けば、囲炉裏や古民具を想像してしまいますが、アートと共に最高級の西洋家具が配され、極めて個性的なインテリアになっています。

無事に宿に到着すると、美しいデザイナーズチェアーが並ぶ古民家に通されました。築150年、天井は10メートルの高さといわれる建物は風格があります。純和風ではなく、太い梁とデザイナーズチェアが共存している不思議な魅力を持つ空間でした。

出典:白銀の景色が美しい絶景の宿/里山十帖

里山十帖ロビーラウンジ13

出典:宿らん/里山十帖

そうはいっても古民家。吹き抜け構造の高い天井を豪壮な柱が支え、縦横無尽に梁が組まれています。これほどの建物に、釘が使われていないというのですから驚きです。150年前の大工の棟梁と職人達が築き上げた豪邸。豪雪の重さにもびくともしない匠の技が息づいています。その空間にアーティスティックな西洋家具が配され、イサムノグチの瀟洒な照明が照らしています。

高い天井に幾重にも組まれた重厚な梁が見事なロビーには大木のオブジェが中心にあり、その大きさに圧倒されました。こちらではスリッパの用意がないので、素足のまま二階のラウンジ「小屋組み」に通されました。真っ赤なデザイナーズチェアーと「豪奢」という形容がピッタリの小屋組みのコントラストが美しく、ここに来られてよかったと胸が高鳴りました。

出典:オーガニックの創作料理と、絶景露天に感嘆する秘湯の宿/里山十帖

里山十帖ロビーラウンジ8

出典:宿らん/里山十帖

打ち出の小槌の隣にはフロント。こちらにはオランダ製のアンティークテーブルとフィン・ユールのディプロマットチェア、足元にはアフガニスタン製の手織りカーペット。白壁にはグラフィックアーティスト・川上シュン氏のアート作品。古民家に一流デザイナーの家具・調度をしつらえたのには訳があります。暗く古臭いイメージが伴う古民家、移築には莫大な費用がかかるため、数世紀を経た伝統建築すら取り壊されていくのが現状です。岩佐氏は囲炉裏と熊の毛で演出した古民家テーマパークにするのではなく、新しいライフスタイルを提案することによって古民家を守ろうとしたのです。天井の高い古民家に西洋家具は絶妙にマッチします。和洋・新旧・陰陽が互いを補完し、更なる魅力を引き出しています。

里山十帖ロビーラウンジ9

出典:宿らん/里山十帖

古民家の最大の難点は防寒性。だだっ広い空間は冬には寒さが身に堪えます。それを解消すべく、大規模な改修工事により、徹底的に断熱材を施しました。また、熱効率の良いベルギー製の薪ストーブ「ネスターマーティン」を設置し、冬でも快適に過ごせる古民家を創出。床材も温かな杉材を採用しています。レセプション棟にスリッパはありません。素足で柔らかくて温かい杉の床をご体感下さい。

里山十帖ロビーラウンジ4

出典:宿らん/里山十帖

中に入ると中二階のラウンジ「小屋組み」に案内されます。空間の熱効率を高め、釘を使っていない荘厳な梁“ほぞ”の構造を間近に鑑賞できるラウンジ。このアイデアにも驚かされます。こちらにもアルネ・ヤコブセンのエッグチェアやハンス・J・ウェグナーのスリーレッグシェルチェアなどの一流家具をセッティング。古民家好き・インテリア好きの方ならずとも、胸が高鳴る空間になっています。

里山十帖ロビーラウンジ5

出典:宿らん/里山十帖

こちらでウェルカムドリンク&スイーツを頂きながらチェックインとなります。ウェルカムドリンクはなた豆を使ったハーブティー・ゆず蜜・生ビールから選べ、スイーツは酒どころ新潟の酒粕を使ったチーズケーキ。自遊人は食に極めて強いこだわりを持つエキスパート集団。その味は絶品です。味もさることながら器も珠玉の品。江戸時代、新潟港は北前船の寄港地として栄えた文化集積地でした。豪農が数多くいた南魚沼には当時の逸品が数多く残っています。古伊万里の器で頂くウェルカムドリンク&スイーツ、他の宿ではそうそう味わえないおもてなしです。

ファミリーメゾネット客室

里山十帖201号室1

出典:宿らん/里山十帖

ウェルカムドリンク&スイーツを頂いた後、無垢材のフローリンク通路を通り、宿泊棟へ向かいます。廊下は畳敷き、白を基調としたデザインの綺麗な館。こちらは新築なのかと思いきや、なんと築23年の木造建築をリノベーションした建物!新築の方がずっと予算を抑えられるのに、廃材を出さないためにリノベーションを選んだ“自遊人”。流石ですね。鉄筋コンクリートの1階に木造2階建てが乗った構造、2~3階が客室となっています。総客室数は12室。マウンテンビューとフォレストビューのお部屋があり、12室全てデザインが異なっています。

里山十帖201号室24

出典:宿らん/里山十帖

まずは露天風呂付きファミリーメゾネット・201号室からご紹介します。広さ84平米、エキストラベッド使用で最大4名まで利用可能なコーナールームです。下階にリビング・テラス、上階にベッドルームを設えたメゾネット。無垢材の和歌山県産ヒノキを壁と床に用いており、木の温もりに包まれ、快適性に富んだ客室になっています。

里山十帖201号室21

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖201号室29

出典:宿らん/里山十帖

客室のメインコンセプトは「自宅にいるかのようにくつろげる」空間。都内のラグジュアリーホテルと比べると、一見するとラグジュアリー感は薄いかもしれませんが、実はとんでもなくラグジュアリーな客室。世界的なデザイナーが手掛けた調度品がしつらえられています。リビングのソファーはハンス・J・ウェグナーのGE290-1&GE290-3。抱かれるような絶妙の座り心地に息が零れます。デンマーク製のヴィンテージテーブル、アルネ・ヤコブセンのフロアスタンド、ラグやハンガーラックに至るまで、どれもこれも一級品です。デザイナーズ家具好きの方なら卒倒してしまいそう!

客室は、オシャレな雑貨屋さんという雰囲気で、高級感よりもかわいらしさを感じました。女性に人気があるのもうなづけます。アメニティ類やタオルもオーガニックのものが用意され、館内着も靴下もオシャレでした。

出典:白銀の景色が美しい絶景の宿/里山十帖

里山十帖201号室26

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖201号室27

出典:宿らん/里山十帖

広い窓の外にはウッドテラス、こちらにもジャージー・セイモアのイージチェアなどのガーデンファーニチャーを設置。そしてなんと、大沢山温泉が満たされたヒノキ露天風呂が備わっています!冬にはほっこり温泉で雪見風呂を満喫!

庭に出て雪遊びをすることもできます。2月上旬はパウダースノーの時期なので、雪の上を歩くだけでも十分楽しめました。

出典:白銀の景色が美しい絶景の宿/里山十帖

里山十帖マウンテンビュー

出典:宿らん/里山十帖

グリーンシーズンや晴れた日には、正面に日本百名山の巻機山を望む里山の風景が広がります。右前方の建物は温泉棟です(山側眺望については温泉の項で後述します。上の写真は並びの204号室です)。

里山十帖201号室17

出典:宿らん/里山十帖

こちらは2階のベッドルーム。重厚な梁がリノベーション前の姿を語っています。照明にも意匠が凝らされた空間デザイン。2階にもテラスが設けられ、アカプルコロッキングチェア&サイドテーブルをセッティング。

里山十帖201号室32

出典:宿らん/里山十帖

「十帖」の一つが「癒」。眠りは癒しの源。ベッドもこだわりの逸品です。フランスベッドのボトムにラテックスの体圧分散ベッドをしつらえ、フランス産ホワイトダックの羽毛布団&羽根枕。静寂の環境の中、ヒュプノスに導かれるような極上の眠りに癒されます。

里山十帖201号室33

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖201号室8

出典:宿らん/里山十帖

ベッドの対面にはメイプル無垢1枚板のデスクと宮崎椅子製作所のオッティモチェア。デスクの上にはアルテミデ・ヤマギワのトロメオ。正にショールームのような客室です。木製電話もかわいいですね。雑誌“自遊人”も用意されています。

里山十帖201号室11

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖201号室13

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖201号室12

出典:宿らん/里山十帖

上階奥にシャワールームが設置されています。環境との共生を提案する“自遊人”。フェイス&バスタオルや館内着は1人1枚ずつ。その代わりタオルウォーマーが備え付けられています。バスアメニティは肌にも環境にも優しい無添加の物、基礎コスメもオーガニック製品です。

里山十帖201号室3

出典:宿らん/里山十帖

トイレは上下階両方に設置されています。ウォシュレット完備です。

里山十帖201号室31

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖201号室22

出典:宿らん/里山十帖

「衣」も十帖のひとつ。館内着とタオルにはオーガニックコットンを使っています。心地良い肌触りの逸品。オーガニックコットン100%のオリジナルフェイスタオルは持ち帰り可能です。また、“自遊人”はユネスコ無形文化遺産に登録されている「小千谷縮・越後上布」を後世に伝える活動も行っています。

里山十帖201号室18

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖201号室9

出典:宿らん/里山十帖

TVも上下階に備わっており、備品面も充実の品揃えです。おもてなしのお菓子・ハーブティーセット等も用意され、冷蔵庫内は無料となっています。

たたみツイン客室

里山十帖305号室3

出典:宿らん/里山十帖

座布団のようでいて座るとしっかりしている「タトーネ」というイタリア家具に一目ぼれし、そちらが設置されている部屋を選びました。

出典:オーガニックの創作料理と、絶景露天に感嘆する秘湯の宿/里山十帖

里山十帖305号室5

出典:宿らん/里山十帖

続いて305号室「たたみツイン」のお部屋をご紹介します。畳の間にベッドを設えたお部屋です。普段はベッドで寝る現代のライフスタイル、でも温泉では湯上りに畳でゴロゴロしたい!という方にオススメの客室になっています。デニス・サンタキアラのチェアが畳の間にマッチし、シャープな中にも和やかさが漂うインテリアです。

40平米ほどの広さですが白を基調としたシンプルモダンの内装にアクセントのイエローの壁紙が映え、大きな窓からは森が見渡せ開放感のある素敵な部屋でした。

出典:オーガニックの創作料理と、絶景露天に感嘆する秘湯の宿/里山十帖

里山十帖305号室7

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖305号室8

出典:宿らん/里山十帖

こちらのお部屋はフォレストビューになり、ベリーニチェアに腰を下ろし、山側とは異なる里山の風景を眺望できます。ちゃんと打木された樹々に、自然と人が共生する里山の生活が感じられますね。こちらのお部屋は広さ40平米、露天風呂は付いていませんが比較的リーズナブルに宿泊できる客室です。

露天風呂付きコーナースイート

里山十帖客室303号室2

出典:宿らん/里山十帖

こちらは303号室「露天風呂付きコーナースイート」。広さ50平米、最大利用人数2名、ケヤキ無垢一枚板のデスクにチャールズ&レイ・イームズのアルミナムチェアをしつらえた客室です。クリエーターの創作活動、ビジネスマン・ウーマンのご夫婦が、仕事をしながら休暇を愉しむのに最適なコンセプトルーム。デイベッドやパントン・チェアが用意されています。

リビングとベッドコーナーの間にパーティションがあり、2人で滞在しても思い思いに過ごせそうでした。室内の半分は窓に面した無垢のケヤキ一枚板のデスクやハンス・J・ウェグナーのデイベッドが置かれたリビング兼ワーキングスペースです。

出典:五感に働き、心身を解きほぐす温泉リトリート/里山十帖

里山十帖客室303号室4

出典:宿らん/里山十帖

ベッドの高さはボトムとマット合わせて30センチほどで、ベースはシーリー製でした。上に置かれているのはラテックス製の体圧分散マットという厚さ13センチほどのもので、スプリングコイルのような部分的な硬さがないのにも関わらず全体では一定の硬さを保ち、かつ身体を包み込むような柔らかさもあるという初体験の心地良さでした。化学物質による汚染の心配がないというフランス産ホワイトダックのダウン・デュベも軽くて気持ちが良く、相乗効果もあったのか深い眠りが得られました。

出典:五感に働き、心身を解きほぐす温泉リトリート/里山十帖

里山十帖客室303号室3

出典:宿らん/里山十帖

仕事の合間にテラス露天風呂で一息入れるのもいいですね。12室全て異なるインテリア・仕様になっています。予約サイトに詳細が記載されていますので、お好みのお部屋をお選び下さい。家具も客室により異なります。お気に入りの家具を備えたお部屋に宿泊したいですね。

お部屋の開口部は大きく、初夏の緑を存分に楽しめました。シンプルなデザインの中に木のぬくもりが感じられ、日中は陽光が差し込み、天井も高く開放感に溢れていました。

出典:五感に働き、心身を解きほぐす温泉リトリート/里山十帖

※リノベーションにより様々な施工が施されましたが、木造建築のため、他室の戸当たりや廊下の振動は響きます。エレベーターはなく、各所への長い移動も伴うため、足腰の不自由な方には不向きです。虫もいます(各室に殺虫剤は完備)。一般的なラグジュアリーホテルとは異なる宿ですが、それも里山十帖の魅力かと思います。また、お子様の宿泊は原則として受け入れていません。「廊下を走らない」等の約束を守って頂けるお子様は、205号室への宿泊が可能となっています。

絶景露天風呂「天の川」

里山十帖温泉1

出典:宿らん/里山十帖

温泉棟は敷地の一番奥、谷沿いの一画に位置しています。こちらへは天然木で造られた通路を通って赴きます。湯処の名称は「天の川」。TV・ラジオ・週刊誌等のメディアで「絶景露天風呂」として取り上げられる温泉。最高の露天風呂との呼び名も高く、無垢材で仕上げられた通路を渡るときから期待感が高まります。

里山十帖温泉13

出典:宿らん/里山十帖

こちらが脱衣所。12室の内8室に露天風呂が備わっているため、こじんまりとした造りですが混み合うことは余りありません。脱衣所にもオーガニックのコスメ等が用意されています。温泉棟には壁を境に並行する形で、内湯・露天がセットになった2カ所の湯殿が用意されています。22時に男女が入れ替わり、15時~翌10時まで入浴可能です(冬季は16時頃~9時半まで)。

夕日や朝日に染まる山々を望む絶景露天風呂は宿の名物にもなっています。透明のお湯に茶色い湯の花が漂うとろとろとしたお湯で、肌がすべすべになる美肌の湯です。全12室中8室に客室露天風呂があるため、こちらにゲストが集中することはなく、3度の入浴はすべて貸切状態でした。

出典:五感に働き、心身を解きほぐす温泉リトリート/里山十帖

里山十帖温泉20

出典:宿らん/里山十帖

まずは右手側の内湯からご紹介します。湯元の幽谷荘から引き湯した大沢山温泉。大沢山温泉の湧出量は少なく、源泉温度も27度しかないため、温度維持のために循環装置を使った「放流・循環併用式」になっています。源泉かけ流しじゃないんだと、がっかりしないで下さいね。豪雪地帯で加温設備を維持するだけでも容易ではありません。また、リニューアルに伴い湯量も以前の3倍に増やし、新鮮なお湯を注いでいます。そこまでしたのには理由があります。泉質が非常に優れているからです。トロリとしたナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。「化粧水の温泉」と言われるph8.4の弱アルカリ性。塩の成分が体をじんわりと温め、保湿性も高く、肌がしっとりツルツルになる美人の湯です。

里山十帖温泉6

出典:宿らん/里山十帖

内湯で温まったら噂の露天風呂に出てみましょう。こちらにもデザイナーズファニチャーがセットされています。

里山十帖温泉19

出典:宿らん/里山十帖

評判に違わない絶景風呂!人工物が全く存在しないパノラマ風景が広がっています。大自然に包まれる野天風呂です。正面には日本百名山に名を連ねる巻機山。機織りの女神が住むと伝わる伝説の秀峰、麗しい稜線が雲に霞みます。信越国境の雄大な山々の景観も絶景です。

露天風呂はまさに絶景でした。到着した日は雨模様でしたが、雲海の上に浮かび上がる巻機山の稜線と森林の深い緑が絵のような美しさでした。目の前に遮るものがなく自然と一体になっての湯浴みは、身も心も解放させてくれます。茶色い細かな湯花が浮く、ヌルトロのお湯に包まれて至福の時が過ごせました。

出典:オーガニックの創作料理と、絶景露天に感嘆する秘湯の宿/里山十帖

里山十帖 露天風呂

出典:宿らん/里山十帖

露天風呂からの景色は視界を遮るものがなく、真っ白な世界が広がっているのが印象的でした。物音もしないため、何か他のものに気を取られることもありません。ボーっと景色を眺めているだけで心が満たされました。

出典:白銀の景色が美しい絶景の宿/里山十帖

里山十帖 露天風呂

出典:宿らん/里山十帖

絶景がウリの露天風呂は、テレビで紹介されたのよりもずっと素晴らしくて、雪景色の山々が目の前に雄大に広がり、本当に圧巻!男女にお風呂が入れ替えになり両方入りましたが、それぞれ落ち着いた雰囲気でのんびりと入れました。

出典:大人のための至福の休暇を過ごせる高級宿/里山十帖

グリーンシーズンはもちろん、秋の紅葉、冬の雪景色も圧巻!初冠雪の初冬や残雪の時期には、薄化粧を纏ったような美しい巻機山を眺望できます。一年を通して素晴らしいランドスケープを愉しめる露天風呂です。実はこちらの温泉施設もリノベーションしたもの。以前は杉林の中のお風呂でしたが、施設ごと20mごっそり移動させ、この眺望を得られるお風呂に造り替えました。

里山十帖温泉15

出典:宿らん/里山十帖

こちらは左手側のお風呂です。内湯の造りはほぼ同じですが、露天は石造りになっています。季節の移り変わりだけでなく、時の移り変わりと共に変わる眺望も抜群!朝日や夕陽に照らされる山々も最高に美しいです。天空の温泉で陽光に照らされる神秘的な時間に癒されます。

これだけのロケーションの絶景露天はなかなかないので、評判になるのも頷けます。

出典:オーガニックの創作料理と、絶景露天に感嘆する秘湯の宿/里山十帖

夜には満天の星々。手を伸ばせば掴めそうな星々が天空に瞬きます。豪雪地帯であえて野天にしているのはこのため。里山の星見温泉、夏には名前通り「天の川」が夜空に流れます。月光浴や流星群も愉しめる絶品露天風呂です。

集う

里山十帖ロビーラウンジ3

出典:宿らん/里山十帖

岩佐氏は言います。「客室はお篭もり仕様ではありませんし、むしろ、外に出てきて欲しいと思っています」。温泉に浸かった後はお部屋でゆっくりと、という滞在スタイルもいいですが、里山十帖にはアトラクティブなパブリックスペースが充実しています。単なる施設ではなく、里山の暮らしや新しいライフスタイルを体験できるスぺース、ぜひ利用してみましょう。

里山十帖ロビーラウンジ7

出典:宿らん/里山十帖

まずは冒頭でご紹介したラウンジ「小屋組み」を改めてご紹介します。こちらでは15時から翌11時までコーヒー・紅茶・ドライフルーツなどを無料で頂けます。前述したとおり、様々な一流家具が配されたラウンジ・ロビーです。自分に最もフィットするチェアに腰を下ろし、重厚な梁を眺めながらのカフェタイムをどうぞ。

里山十帖ラウンジ夜3

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖ラウンジ夜2

出典:宿らん/里山十帖

19時~23時まではバータイム。ジャパニーズシングルモルトや日本酒・焼酎など、銘酒の数々が用意されます。なんとこちらも無料で頂けます。ラグジュアリーホテルでも、決して安くはないこれほどの銘酒を、無料でサービスするホテルはそうはありませんよね。築150年の古民家での夜、美酒を少しずつ味わいながら語らうのも特別な時間です。

19:00から始まるラウンジのバータイムを利用し、お酒を少し頂きました。地元かくれいの梅酒や、ウイスキー、焼酎など迷うほどの種類があります。オーガニックが好きな方にも喜ばれそうなナッツやドライフルーツのおつまみがラウンジに用意されていました。

出典:白銀の景色が美しい絶景の宿/里山十帖

里山十帖hito-bito6

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖hito-bito8

出典:宿らん/里山十帖

レセプション棟と宿泊棟の間に、もう一カ所ラウンジが設けられています。ラウンジ/ギャラリー 「hito-bito」です。作品展示や企業研修にも使用されるラウンジ。こちらにも一流家具が揃えられ、プロジェクター設備なども備わっています。イベントのない日の夜には映画上映が行われます。

里山十帖hito-bito3

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖hito-bito7

出典:宿らん/里山十帖

こちらにもドリンクやスナックが用意され、19時からのバータイムにはアルコール類も無料で頂けます。ボウモア、マッカランをサービスとは驚きです。オレンジジュースと共に各種リキュールが用意されるのも嬉しいですね。自分でビルドのカクテルを作って味わえます。

里山十帖ライフスタイルショップ4

出典:宿らん/里山十帖

「hito-bito」の隣にはLife Style Shop 「THEMA」。館内に設置されているデザイナーズチェアなど、一流家具を中心に取り揃えたショップです。“自遊人”の家具アドバイザーが常駐していて(不在の場合あり)、予約すれば岩佐氏が直接アドバイスしてくれます。一生物の家具を選ぶのに最適な本格ショップです。

客室の家具や備品のほか食品も扱うショップ「THEMA」では滞在中に体験して気に入った物を購入することができます。

出典:五感に働き、心身を解きほぐす温泉リトリート/里山十帖

里山十帖ライフスタイルショップ5

出典:宿らん/里山十帖

自然派食品やテーブルウエアも取り揃えています。20時まで開店していますので、ぜひお立ち寄り下さい。“自遊人”が新しいライフスタイルを提案してくれます。

里山十帖廊下3

出典:宿らん/里山十帖

館内の随所に様々なアート作品が展示されています。館内を散策してみるだけでもインスピレーションを得られる宿です。

里山十帖ハンモック

出典:宿らん/里山十帖

宿泊棟の脇には「夕涼みテラス」が設けられ、ハンモックがセットされています。山里の清涼な空気を味わいながらうたた寝するのもいいですし、雨の日には読書を楽しむのもオススメです。

大自然に佇む里山十帖。アクティビティも充実しています。地元の農家とコラボした農業体験、マウンテンバイクに乗って行く雲海ツアー、ガイドと山菜採りに出かける里山散策ツアー。冬にはスノーシューツアーや無料で参加できるかんじきを履いての雪原お散歩なども楽しめます。単なる観光アクティビティではなく、里山の暮らしや遊びを体験できるプログラムです。ぜひ参加してみましょう!(アクティビティは季節や日によって変わってきます。詳細はお電話等でお問い合わせ下さい)。また、時にはアーティストを招いてのトークイベントも行われます。「Social Line Design」をコンセプトに掲げる里山十帖、創造を培う「集い」の場としても魅力を放っています。

里山十帖 かんじき

出典:宿らん/里山十帖

毎日16時からは、「輪かんじき散歩」があり、予約なしで無料参加できます。初めて装着した「かんじき」ですが、雪の上を歩きやすい便利な履物です。ずぼずぼと音を立てながら、山の斜面を歩きまわり個人的にはとても楽しめました。

出典:白銀の景色が美しい絶景の宿/里山十帖

料理

里山十帖早苗饗3

出典:宿らん/里山十帖

お食事はレセプション棟内に入るメインダイニング「早苗饗−SANABURI−」にて頂きます。食に強いこだわりを持つ“自遊人”、里山十帖での食事も卓抜したメニューです。早苗饗とは田植えを終えた後の祝い饗宴。大地の恵みをダイレクトに感じる、新潟の伝統野菜を中心にしたオーガニックメニューです。京都の名店「吉泉」で修業した一流料理人・北崎裕氏、アーユルヴェーダのスぺシャリスト桑木野恵子、そしてクリエイティブ・ディレクター岩佐十良氏が奏でるオーガニック美食の交響曲をご堪能下さい。

無農薬と有機野菜を中心とした全十品の創作料理でした。手間暇をかけて丁寧に作られたと実感できるものばかりで、地場物の珍しい野菜を味わうことができ、非常に満足できました。

出典:オーガニックの創作料理と、絶景露天に感嘆する秘湯の宿/里山十帖

里山十帖個室夕食2

出典:宿らん/里山十帖

夕食にはフルコースの「里山十帖」とショートコースの「早乙女」をご用意。酒どころ新潟の地酒や自然派ワインをグラスで提供するドリンクコース「自然派新潟ワイン&無濾過生原酒5種類」も見逃せません。また、通常は広間での食事になりますが、サービス料として食事代の10%を加算すれば、古民家の個室で頂くことも可能です。今回は個室で頂く「里山十帖+自然派新潟ワイン&無濾過生原酒5種類」コース、2月のメニュー一例をご紹介します。

楽しみにしていた夕食は、個室でゆったり二時間半かけて食べました。季節の旬のものを、野菜を中心にひとつひとつ丁寧に手をかけたものがコースで出され、派手さはないけれど、素材自体の美味しさを楽しめる、身体にも心にも沁み渡るやさしい料理たちに感動しました。

出典:大人のための至福の休暇を過ごせる高級宿/里山十帖

里山十帖個室夕食4

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖個室夕食5

出典:宿らん/里山十帖

前菜は新潟伝統野菜を使った5品。早苗饗のコンセプトは「大地の恵みを感じていただくこと」&「食材の力を感じていただくこと」。野菜は県内を駆け巡り、オーガニックな想いを持つ生産者から直接仕入れています。正に「ご馳走」です。素材の味を引き出す繊細な調理で、新潟伝統野菜の深い味わいと生産者の想いが伝わってきます。木桶醸造越後味噌の風味も絶品です。雪国のテロワールを感じるスパークリングワインと共に宴が始まります。

里山十帖個室夕食6

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖個室夕食8

出典:宿らん/里山十帖

出汁には枕崎の本枯節・北海道の天然真昆布・大分のどんこ椎茸を使用。極上の出汁で炊かれた「かぶら蒸し」、日本料理の神髄を感じる逸品です。尚、調味料は全て無添加・天然醸造の本物を使っています。野菜がメインですが肉や魚も少し提供されます。上の写真はのどくろと寒ブリの握り。旬の日本海の幸です。また、器も宴に彩りを添えます。現代作家の器を織り交ぜながら、南魚沼の地に残る古伊万里の器を使用。南魚沼の食文化を五感で感じられる膳立です。

食事はどれも薄味ながら出汁がきいていて、その繊細な味を楽しもうとすると思わず無口になってしまいます。どれも美味しく頂きましたが、特に印象的だったのは、のどぐろと寒ブリの握りです。あらかじめ味がつけられているのですが、魚の美味しさを引き立てる絶妙な味付けでした。

出典:白銀の景色が美しい絶景の宿/里山十帖

里山十帖個室夕食7

出典:宿らん/里山十帖

こちらのお料理は地酒、それも一般には出回らない瓶詰されたばかりの無濾過生原酒です。米どころ新潟で育った極上米を贅沢に磨き、雪解けの清水で醸した銘酒中の銘酒。日本料理の出汁の旨味をさらに高め、生魚の風味や脂をしなやかに包んでくれます。最高の取り合わせです。

お食事に合わせて、地酒が用意されるプランで、赤のスパークリングワイン、日本酒2種、白ワイン、赤ワインが順番に並びました。一般には出回らないお酒ばかりで、個人的に好きな日本酒の銘柄「かくれい」の無濾過生原酒は他のかくれいとも違う深みのある柔らかい味わいで大変満足しました。瓶詰めされた日の新聞紙でくるまれた日本酒は、ラベルを製造されていない希少価値のあるお酒だそうです。

出典:白銀の景色が美しい絶景の宿/里山十帖

里山十帖個室夕食9

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖個室夕食10

出典:宿らん/里山十帖

冬の大地の味覚といえばふろふき大根。土の養分をたっぷりと含んだ滋味溢れる大根を越後味噌で頂きます。こちらに合わせるのは県内に複数のブドウ畑を所有するフェルミエの白ワイン。スペイン北部の白ぶどう種「アルバリーニョ」から造られた逸品です。繊細な大根と上品なワインとのマリアージュ。

里山十帖個室夕食11

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖個室夕食14

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖個室夕食12

出典:宿らん/里山十帖

かぶら寿しなどの郷土料理、豪快に盛られた佐渡の香箱蟹には、南魚沼の銘酒「高千代」純米大吟醸。これぞ南魚沼の冬!雪が降り積もる静かな夜、豪奢な古民家に地元の旦那衆や女衆が集まり、賑やかに宴を楽しむ様子が浮かんできます。歴史ロマンを感じる組み合わせです。

里山十帖個室夕食16

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖個室夕食15

出典:宿らん/里山十帖

続いて登場するのはA5ランク新潟和牛のローストビーフ。雪室で熟成させ、旨味の元であるアミノ酸を豊富に含んだ上質肉です。単純な脂の旨味ではなく、肉本来の旨味を極限まで引き出した逸品。これに合わせるのはフェルミエのメルロー。繊細にして重厚な肉の味わいを樽熟成させた赤ワインがしっかり受け止めます。

里山十帖個室夕食19

出典:宿らん/里山十帖

〆にして主役でもあるのはお宿自慢の南魚沼産コシヒカリです。卓上に浸水したお米の入った土鍋が運ばれ、手順の案内書に沿って自分で炊くという趣向も楽しく、ツヤツヤ炊き立てのご飯は素晴らしかったです。

出典:五感に働き、心身を解きほぐす温泉リトリート/里山十帖

里山十帖個室夕食17

出典:宿らん/里山十帖

A5和牛はメインではありません。彼は主役の前座(贅沢な前座ですね)。「里山十帖」コースのメインディッシュは「お米」です。日本一の米どころ魚沼の中でも、大沢地区は特に美味しいと言われる土地。里山十帖はその大沢地区の源流・大沢山に宿を構えています。その立地を裏切らない極上のコシヒカリを提供。テーブルに土鍋を用意し、目の前で炊き上げます。最後には蓋の穴に棒を挿し、ふきんで蒸らして仕上げるご飯。ふっくらツヤツヤのコシヒカリのおいしさは何物にも代えがたい至高の料理です。地野菜の香の物と越後味噌のお味噌汁は一心同体のパートナー。

里山十帖個室夕食18

出典:宿らん/里山十帖

最後のデザートも自然派志向の自家製スイーツ。3人の食のスペシャリストが創出したコース料理、最高の夕食でした!

朝食

里山十帖個室朝食2

出典:宿らん/里山十帖

里山十帖個室朝食5

出典:宿らん/里山十帖

朝食も早苗饗の別個室で頂きます。趣向を凝らした健康的な献立です。大鉢には多彩なお惣菜が盛られ、野菜鍋は自分で玉味噌を溶いて頂きます。納豆に刻み野菜をあえた郷土料理「きりざい」も南魚沼の味わい。ご飯はもちろんコシヒカリ、白米と玄米から選択可能。魚は日本海で水揚げされたいわしの生姜煮です。食卓いっぱいに広がる朝の香り。南魚沼の食文化がこだます日本の朝食です。

朝食も同じく個室に案内されます。朝食では鍋が用意され、野菜と味噌を自分たちで淹れながらおみそ汁を作ります。お野菜がたくさんのお食事は、少しお酒を飲みすぎた体にも優しい味付けでした。

出典:白銀の景色が美しい絶景の宿/里山十帖

朝食も個室でいただきました。夕食が無国籍風だったのに対しこちらは家庭的な和食です。チェックイン時に選択した玄米を主食に、食物繊維に富んだヘルシーな献立が並びました。朝はだし汁のみが入った小鍋が配され、自分で具や味噌を入れて出来立てのお味噌汁が楽しめます。お味噌の量や煮え具合、具材などを好みで調節できるのは気が利いていると思いました。

出典:五感に働き、心身を解きほぐす温泉リトリート/里山十帖

口コミ&まとめ

お見送りまでしっかりとスタッフの皆さんのおもてなしの心が感じられ、満足感に満ち満ちた旅行となりました。
値段は安くはないし、山深い場所で周りには何にもないけれど、頭と心と体を思いきり解き放して、ゆったりとした時間を過ごすことのできるお宿でした。

出典:大人のための至福の休暇を過ごせる高級宿/里山十帖

滞在中はとにかく「気持ちいい」と感じることが多く、その連続でした。客室のカーペット、バスルームの床、ベッドルームの壁面、寝具、館内着など何気なく触れた瞬間に心地良さが全身に伝わるようでした。スリッパを履かずに歩く館内では、廊下の畳の感触や香り、すべらかな階段の無垢材に感動し、随所に置かれたディフューザーから香るオーガニックのアロマに癒されました。温泉に入ればお湯の肌触りや浴槽の感触、露天風呂では鳥の声、雨音、そよ風に感じ入りました。夕涼みテラスのハンモックチェアのゆらぎの感触、夕食時に目の前で炊き上がるご飯の湯気やおこげの匂いなど挙げればきりがないほど、色々な情報が身体に飛び込んでくるようでした。宿のコンセプトから種々の詳細に至るまでHPでつまびらかに公開されていますが、全身で感じる実際の感覚は想像し得ないものでした。日常生活で鈍りがちな五感を刺激し、さまざまな情報を身体に飛び込ませる心の余裕、開放感を与えてくれる舞台装置のような場所でした。わずか1泊でしたが実際の時間以上にのんびりでき、心身が活性化したような気がしました。

出典:五感に働き、心身を解きほぐす温泉リトリート/里山十帖

ページ:

1

2

PAGE TOP