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石亭・庭

【庭園の宿 石亭】本格的な日本庭園が楽しめる!随所にこだわりを感じる名旅館

日本3景のひとつに数えられる広島県の宮島。季節を問わず、国内外から訪れる多くの観光客でにぎわいを見せています。その宮島を対岸に望む廿日市の高台に、美しい回遊式庭園を自慢とする1軒の宿がひっそり佇んでいます。それが、今回紹介する「庭園の宿 石亭」(以下「石亭」と略称)。石亭の見どころは、とにもかくにも、緑あふれる広大な回遊式庭園。宿の北には標高596mの経小屋山から続く丘陵地が迫り、その傾斜を利用した庭園は、見る人を圧倒するほどの壮大なスケールと美しさをたたえているのです。また、庭園を囲むように客室が配されているのも、石亭ならではの魅力的な光景でしょう。庭園との一体感を存分に味わえる静かな石亭。はたして、どんな眺めが満喫できるのでしょうか。

細い坂道に佇む静かな宿

石亭の外観

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

「坂道の街」というキャッチフレーズを聞くと、多くの人は広島県の尾道市を思い浮かべるでしょう。確かに、古き良き時代の面影があちこちに残る尾道市の坂道は、そこに身を置いているだけで懐かしい気持ちを抱かせてくれますよね。一方、同じ瀬戸内海を望む廿日市の宮浜温泉は、知る人ぞ知る隠れた坂道の街といった趣の温泉郷。海岸部から山に向かって走る道幅の狭い坂道には、華やかな温泉郷や人でにぎわう観光地ではまず目にできない、のどかで落ち着いた眺めが広がっているのです。石亭のエントランスが面しているのも、静かな空気が流れる細い坂道。爽快な眺めの庭園がある宿とは思えない、閑寂な佇まいを見せています。

石亭へのアクセス

石亭の外観

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

電車で石亭に向かう場合は、JR山陽本線の大野浦駅か宮島口駅から送迎サービスを利用するのがもっとも便利。宿までの所要時間は、大野浦駅からは約5分、宮島口駅からは約15分です。一方、車でアクセスする場合は、山陽自動車道の大野ICから国道2号線を経由すると、およそ10分の道のり。石亭には20台収容可能な駐車場があり、無料で利用できます。

石亭のエントランス

石亭のエントランス

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

エントランスを入った先は、風情ある古風な装いのホール。上の画像で左側に写っているカウンターはフロントですが、チェックインは客室で行ないます。

建物は純和風で歴史を感じさせますが、しっかりお手入れされているので清潔感はあります。

出典:日本庭園を眺めながらゆったり過ごす旅館/庭園の宿 石亭

庭園が望めるガラス張りのラウンジ

石亭のラウンジ

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭のラウンジ

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭の特徴は、のんびりとくつろげる共有スペースが充実していること。ラウンジは最大のビュースポットにもなっており、一面ガラス張りの窓からは、石亭ご自慢の回遊式庭園が一望できるのです。庭園から視線を上げた先に見えるのは、瀬戸内海とその対岸にある宮島。回遊式庭園・瀬戸内海・宮島の大パノラマは、高台に建つ石亭ならではの壮観な眺めと言えるでしょう。和の趣が感じられたエントランスとは雰囲気が一変、ラウンジは光あふれるモダン調の空間デザインになっています。

石亭のラウンジ

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭のラウンジ

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

ラウンジは眺望だけでなく、数々のドリンクサービスも楽しめるスペース。時間帯によっては、利き酒に挑戦することもできます。

日本庭園ランキング12位選出の回遊式庭園

石亭の庭園

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

庭園の爽快な眺めをもっと満喫したいなら、実際に庭園を散策してみましょう。その精緻な眺めは誉れ高く、2016年12月には、世界の専門家が選ぶ日本庭園のランキングで見事12位に選出されました。ちなみに、ランキングの上位に名を連ねているのは、足立美術館・桂離宮・山本亭など、いわゆる公共の施設や観光スポットがほとんど。旅館で上位に選出されることは、至極名誉なことなのです。

石亭の庭園

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭・庭園

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

斜面に築かれた庭園だけあって、視覚的に奥行きが感じられる設計になっているのもポイント。立ち位置によって、遠近法の効果が最大限に引き出されるのです。鯉が悠然と泳ぐ池あり、大小の岩が絶妙の間隔で配された石庭風の空間あり、均整美が表現された刈り込みありと、あちこちに見どころスポットが散らばっています。

石亭の庭園

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭にある客室は12室で、母屋・離れ・四阿に分類されています。その構造がはっきりと分かるのは、斜面の下から上方を眺めたアングルでしょう。3つの平たい三角屋根が連なる一番奥の建物は母屋。その前に、庭園を囲むように、ぐるっと離れの客室がめぐらされているのです。もちろん、客室やラウンジから見た庭園は最高の眺望。逆に、庭園から石亭の客室棟を見た眺めも、壮大な光景に満ちあふれています。

名前にもなっている石亭とだけあって、客室がひとつひとつ離れのように瀬戸内海がみえる1500坪の風情ある庭を介してつながっているのでとてもゆったり趣がありました。お庭がとても素敵な宿です。

出典:また訪れたい、泊まりたい宿/庭園の宿 石亭

北欧デザインのイスでくつろげる床下サロン

石亭の床下サロン

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

個人的に1番気に入ったスポットは、ちょうどラウンジの真下にある床下のライブラリーテラスです。

出典:遊び心とこだわりを感じる離れ座敷の庭園旅館/庭園の宿 石亭

石亭の床下サロン

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭そのものが小道に佇むひっそりとした宿ですが、館内には、さらなる隠れ家のようなスペースが多数用意されています。そのうちのひとつが、ラウンジの下階に設けられた「床下サロン」。軒下の奥まったところにあるため、いっそう落ち着いた静かな空気に包まれています。なかには北欧デザインの家具やイスが置かれているため、異国情緒も満喫できるスペースと言えるでしょう。昼間はカフェとして、夜はナイトバーとして利用でき、池に面したテラスでもゆったりつくつろげます。

レトロな雰囲気の「吸吐文庫」

石亭・ライブラリー

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭・ライブラリー

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

粋な空間でのんびり読書三昧を送りたい人には、ライブラリーの「吸吐文庫」がおすすめ。「吸吐文庫」と書いて「すーぱーぶんこ」と読みます。書棚に並ぶ本のジャンルは多岐に渡り、文芸・アート・グルメ・建築・マンガなどさまざま。薪式のレトロなストーブやアンティーク調の小物類などもあり、ただ眺めているだけでも十分楽しめます。

石亭の客室・母屋の「連舞」

石亭の客室・主室から踏込みを見た眺め

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

先ほどお伝えした通り、12室の客室は母屋・離れ・四阿の3つに分類されています。客室にはそれぞれ名前が付いており、母屋は「芭蕉」「夕凪」「連舞」の3室、離れは「老松」「苔石」「肱山」「大観」「游僊」「抱月」「聖山」の7室、四阿は「安庵」「居中庵」の2室といった内訳。今回紹介するのは母屋の2階にある「連舞」で、上の画像は主室から畳敷きの踏込みを見た眺めです。

連舞の主室と書斎

石亭の客室・主室

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭の客室・主室

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

連舞の主な間取りは、8畳の主室・3畳の書斎・広縁・リビング・浴室・化粧室・トイレ。主室は広縁と書斎に面した部屋で、純和風の内装になっています。

客室自体は8畳と決して広くありませんが、正面の大きな窓からは日本庭園とその向こうの瀬戸の借景を一望でき、解放感のある造りで、まったく窮屈さを感じることはありません。

出典:遊び心とこだわりを感じる離れ座敷の庭園旅館/庭園の宿 石亭

石亭の客室・主室

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭の客室・主室と書院

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

書斎は、床の間風の壁に棚が設えられたスペース。主室と広縁は障子で仕切ることができますが、主室と書斎とのあいだには仕切りがなく、2間続きの構造になっています。書斎の右側にある暖簾が掛かったスペースは化粧室です。

絶景が望める連舞の広縁

石亭の客室・広縁

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭の客室からの眺め

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭のなかで、もっとも高いところに位置している母屋。その2階にある連舞の広縁からは、地階では目にできない壮大なパノラマを楽しむことができるでしょう。庭園を囲むように配された建物は離れです。

連舞のリビング

石亭の客室・広縁

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭の客室・リビング

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭の客室・冷蔵庫

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

広縁の奥にあるのは、ソファーが置かれたリビング。窓際には棚が設置されており、使い勝手の良さもきちんと考慮されています。リビングにある主な備品は冷蔵庫やオーディオ機器など。冷蔵庫には、ビール・烏龍茶・スポーツドリンク・ミネラルウォーターなどが装填済みです。

連舞の化粧室・洗面台・トイレ

石亭の客室・化粧室

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭の客室・化粧室

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

先ほど紹介した通り、書斎の右側のスペースは化粧室で、化粧台はスライド式の鏡付き。化粧室の奥には洗面台とトイレがあります。

石亭の客室・洗面台

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭の客室・トイレ

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

洗面台はすっきりとした機能的なデザインで、歯ブラシ・ヘアブラシ・剃刀などの基礎的なアメニティが置いてあります。トレイは個室で、洗浄機能付きです。

連舞の浴室

石亭の客室・浴室

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭の客室・浴室

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

浴室があるのは、書斎の左側に穿たれた扉の先。温泉ではありませんが、眺望にくわえて檜風呂特有の香りも満喫できます。

石亭の客室・浴室

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

浴室にあるソープ類はボディソープ・シャンプー・コンディショナーで、マークスアンドウェブのラインで統一されています。

連舞の収納スぺ―ス

石亭の客室・浴衣

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭の客室・浴衣

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

収納スペースは上下段の構造で、上段にあるのはセキュリティボックスや手提げかご。下段は箪笥になっていて、浴衣・羽織・作務衣・足袋・フェイスタオルなど、湯上り後の衣類が一式そろっています。また、別途バスローブも用意されています。

石亭の大浴場・岩風呂

石亭・岩風呂

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭にある大浴場は岩風呂と檜風呂で、24時間利用が可能。上の画像は岩風呂の洗面台で、基礎化粧品としては資生堂のベネフィークがそろっています。

石亭・岩風呂

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭・岩風呂

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

名前の通り、岩風呂はごつごつした大ぶりの岩を組み合わせた造りで、露天風呂のスタイル。浴槽の脇には洗い場が設けられています。

石亭・岩風呂

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭・岩風呂

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

浴槽を満たしているのは、宮浜温泉のお湯。加温処理された源泉かけ流しで、宿の背後に迫る山から引湯されています。

石亭の大浴場・檜風呂

石亭・檜風呂

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

檜風呂の洗面台は、岩風呂とほぼ同じデザイン。アメニティも共通のものが置かれています。

石亭・檜風呂

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭・檜風呂

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭・檜風呂

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

檜風呂で使われているお湯も、宮浜温泉の源泉かけ流し。明るい雰囲気に包まれたお風呂で、檜ならではの美しい木目や芳香も楽しめます。

名物の穴子飯がたっぷり味わえる夕食

石亭・夕食

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

夕食は客室でいただきます。献立は海の幸と山の幸をふんだんに使った和食膳。今回は、鮮度抜群の魚介料理を中心に、6月のメニューをお見せしましょう。

石亭・夕食

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭・夕食

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭・夕食

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

お造り・椀物・焼き物と、さまざまな調理法で魚介類が味わえる夕食。椀物の具材はさっぱりとした風味の鱧で、お造りでは、瀬戸内海の波で揉まれた食感豊かな魚が堪能できます。

石亭・夕食

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭・夕食

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭が得意とする料理は穴子飯。ほどよく出汁が効いたご飯に、ホクホクした穴子が絶妙にマッチしています。実は、穴子飯で名高い宮島口の「あなごめし うえの」は、石亭の姉妹店。隠れ家のような趣深い宿で絶品の穴子飯が味わえるのも納得です。夕食で食べきれなかった穴子飯は、おにぎりにしてもらえます。

何より、料理が大変おいしくまた食べたいと思うほどどれも繊細で瀬戸内海の海の幸や山の幸すべておいしかったです。

出典:また訪れたい、泊まりたい宿/庭園の宿 石亭

石亭の朝食

石亭・朝食

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

朝食の会場は母屋の広間で、メニューは和朝食。目を見張るような気を衒った朝食ではありませんが、和食の神髄とも言える優しい味わいの献立となっています。

石亭・朝食

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

石亭・朝食

出典:宿らん/庭園の宿 石亭

朝食では、煮物・漬物・お粥・卵焼き・サラダなど、健康的で滋養に富んだ料理がお膳に並びます。朝から新鮮な魚料理がいただけるのも嬉しいポイントです。

和の趣を重んじる温泉旅館のなかには、本格的な日本庭園を自慢としているところが数多くあります。枯山水であれ池泉式庭園であれ、風情ある庭園の佇まいは、見る人の心を和ませてくれる日本古来の空間芸術と言えるでしょう。今回紹介した石亭もまた、見事な日本庭園を最大の見どころとする温泉宿。ただ、その壮大なスケールと山麓の斜面を利用したロケーションが、石亭の庭園を類まれな景観へと昇華させているのです。また、庭園を囲むように配置された客室も、見逃せない石亭の大きな魅力。12室ある客室はすべて異なる意匠で、贅沢な時間と空間を演出してくれます。今回お見せした連舞はもっとも爽快な眺めが望める客室でしたが、メゾネットになった離れの「抱月」や「老松」、あるいは、源泉かけ流しの専用露天風呂がある四阿の「安庵 」など、石亭にある客室はどれも独特の快適さと優雅さを備えているのです。ぜひ石亭に宿泊して、雅な客室と美しい庭園を存分に満喫してください。

庭を眺めながらおいしい料理を食べたい、時間を気にせず旅館内でゆっくり過ごしたい方にはおすすめしたい旅館です。

出典:日本庭園を眺めながらゆったり過ごす旅館/庭園の宿 石亭

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